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世界規模の金融ネットワーク「BT Radianz Cloud」に仮想通貨事業者が初加盟 ビットコイン市場と金融機関に新たな道筋

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

世界規模の金融ネットワークに仮想通貨事業者が初めて加盟
NY州で仮想通貨事業を展開するGeminiが、世界最大規模の金融機関ネットワーク「BT Radianz Cloud」に参加したことがわかった。日本取引所グループを含めた各国の主要証券取引所も加盟するネットワークで、仮想通貨業界では初の事例となる。

世界規模の金融ネットワークに仮想通貨事業者が初めて加盟

米NYを拠点に取引所など仮想通貨事業を展開するGeminiが、世界最大規模の金融機関ネットワーク「BT Radianz Cloud」に参加した事をプレスリリースで報告した。

BT Radianz Cloudは、数千の証券取引業者や金融機関、証券取引所、清算決済機関等からなる金融ネットワークで、金融ネットワークを通じた、グローバルな数千のアプリケーションとサービスの提供を行なっている。

日本では、2015年には東京証券取引所および大阪取引所を傘下に有する株式会社日本取引所グループも、株式やデリバティブ取引市場へのアクセスを目的として参加しており、オーストラリア証券取引所(ASX)、マレーシア証券取引所、シンガポール証券取引所(SGX)など、各国の主要証券取引所なども加盟している。

今回Geminiが参加したことは、同ネットワークに仮想通貨関連企業における初の事例となり、世界規模の金融マーケットへ仮想通貨企業がアクセスすることに繋がるほか、加盟するコミュニティメンバーへ仮想通貨市場へのアクセスを提供できるようになる。

各企業の発表に関するコメント

Gemini CIO Nick Vigier氏

世界中を見ても、高水準のレベルのパフォーマンスを残せて、なおかつ様々な接続オプションを提供できる取引所は我々だけだ。

Radianz Cloudを既存のNY5データセンターに追加することで、機関投資家を主とした我々の顧客ベースはAWSからでも直接でもFIXインタフェースにアクセスが可能となる。

つまり機関投資家の接続を高め、提供できる幅と量の拡大が期待できる。

BT Radianz マネジングディレクター Michael Woodman氏

世界規模の金融機関はパフォーマンス、堅牢性、取引インフラのセキュリティなどにおいて、非常に厳密な基準を設けなければならない。

サービスの質も高品質であることが求められ、コンプライアンスや契約の基準に見合うサービスとのみ提携を行う。

これは中小企業にとって、事業拡大を阻む大きな壁となり得るが、Radianz Cloudに参入することで、ジェミナイはグローバルな機関が求める幅広いリーチとスケールを両立することができる。

機関投資家へのリーチを模索するGeminiは、数回に渡るETFの申請を行なったほか、自社のユーザー資産に対して保険を適応させる先進的な施策を次々に打ち出している。今回のBT Radianz Cloud加盟は、業界と既存の金融機関を結ぶ重要な進展であり、仮想通貨業界参入や市場参入を模索する金融機関、または機関投資家とのネットワークとして大きな役割を持つ事が予想される。

Geminiは、ウォール・ストリートにおける金融機関との関係性を重要視し、NYにおける自主規制団体設立や、政府機関との規制面での議論の場を数度にわたって提供するなど、既存の法律とも向き合ってきた企業だ。これらの金融ネットワークが参加を認めた事で、今後これらの動きが世界に拡大、Geminiを中心に仮想通貨の業界における変化も加速していくだろう。

相場こそ厳しい状況にあるが、規制下における金融資産として、少しずつ前進、既存の金融機関も動き出している状況が、2019年どのように進んでいくかに注目したい。

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