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ビットコイン上の少額トランザクションが過去最高水準に迫る=クリプトクアント

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • 0.01BTC未満の小額取引が全取引の約80%を占める
  • ルーンズ・オーディナルズ活動でメモリプールが2025年2月以来の混雑度

マイクロ取引が急増

暗号資産(仮想通貨)分析企業のクリプトクアントは18日、週間市場レポートを発表。暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)のマイクロトランザクション数が過去最高水準に近付いていると指摘した。

クリプトクアントのアクティビティ指数は2026年1月以降、着実に上昇を続け、2024年末以来の最高水準に達しているところだ。価格の継続的な下落とは乖離が生じている。

出典:クリプトクアント

ビットコインネットワーク上の活動は、過去最高水準のトランザクション数が牽引している形だ。1日の総取引件数とブロックあたりの平均取引件数がともに過去最高水準に近づいている。

一方で、取引一つ一つの額は非常に小さい。0.01 BTC未満のマイクロトランザクションが現在、1日の総取引件数の約80%を占めており、2023年の50%未満から大幅に増加している。0.001 BTC未満と0.01 BTC未満の取引件数の両方が、2024年のピークに迫っているところだ。

背景としては、主にミームコインに使用される規格「Runes」、「Ordinals」インスクリプション、その他のデータインスクリプションサービスの活動により、任意データをブロックチェーン上に書き込める「OP_RETURNオペコード」の使用量が急増していることがある。

出典:クリプトクアント

「Ordinals」は、ビットコイン上でNFT(非代替性トークン)の発行を可能にするプロトコルであり、「Runes」は代替可能トークンの発行を可能にするプロトコルで、主にミームコイン鋳造に使われているものだ。

こうしたトランザクションの影響で、ビットコインのメモリプール(まだブロックチェーンに承認されていない取引が一時保管される場所)は2025年2月下旬以来最高のトランザクション数を記録。低手数料取引のグループで混雑が発生している。

クリプトクアントは、送金や決済など金融目的ではないオンチェーン活動の増加が続けばブロックスペースをめぐる競争が高まり、金融目的である活動の手数料上昇につながる可能性があると指摘した。

実際に、2024年4月に「Runes」がローンチした際にビットコインの取引手数料が急騰した事例がある。

関連記事:ビットコインの新規格「Runes」、半減期後の需要殺到でBTC取引手数料が急騰

半減期直後の仮想通貨ビットコインにおいて、新規格「Runes(ルーン)」の影響が大きな反響を呼んだ。Ordinals(オーディナル)」開発者であるCasey Rodarmor氏が生み出したものであり、そのメリットに焦点が当たっている。

特に、2025年末から「Ordinals」への関心も再び高まっている。これは開発者のケーシー・ロダーモア氏が2023年にリリースしたプロトコルで、ビットコインのブロックチェーン上にユーザーが画像、テキスト、コードなどのデータを記録できるようにするものだ。

データサイトCRYPTOSLAMによると、「Ordinals」の売り上げは2026年5月に月間約7,090万ドル(約114億円)を記録。これは昨年7月(約8,200万ドル)以来の高水準となった。

解説記事:ビットコインはやめとけ?向いていない人・リスク・対策を解説【2026年】

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