- カルシ、ネバダ州の裁判所命令違反を示唆する映像と主張
- 番組は短編ドキュメンタリー枠「Instadocs」の第2弾
カルシ、映像に抗議文を送付
ネットフリックスは7月26日、予測市場(プレディクションマーケット)の急拡大を追ったドキュメンタリー「Instadocs: The Prediction Games」を配信した。
カルシのマンスール最高経営責任者(CEO)、ポリマーケットのコプランCEO、米商品先物取引委員会(CFTC)のセリグ委員長らが出演し、2026年FIFAワールドカップを巡る記録的な取引熱と規制論議を扱う内容となっている。
公開に先立ちネットフリックスが配信したトレーラーを巡り、カルシは7月24日付で同社に抗議文(差止め要求)を送付した。トレーラーには、ラスベガスでの観戦イベントの参加者が携帯電話でカルシの取引画面とみられる約5,000ドルの取引を示す場面が含まれている。
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チェイナリシスが2026年W杯が予測市場にもたらしたインパクトを分析。取引総額200億ドル規模となった。FIFA公式NFTプラットフォームでは10万人超がチケット購入権を取得した。
ネバダ州の裁判所命令が背景に
カルシはこの場面について、同社が現在ネバダ州の裁判所命令によりスポーツ関連の予測市場をネバダ州内で提供することを禁じられていると説明した上で、映像があたかも命令違反の取引が行われたかのような誤解を与えると主張した。抗議文では、映像が虚偽・誤解を招く記述や捏造された文書を含むとし、削除と訂正を求めている。
これに対しネットフリックス側は、問題とされた取引の画面は禁止令が出る前の2025年5月に行われたものだとし、映像の捏造はないと反論している。カルシとネバダ州の間の訴訟は、州によるスポーツ関連予測市場の規制を巡る一連の法廷闘争の一つで、両社は米連邦当局(CFTC)とともに連邦法の優先を主張し係争を続けている。
番組の内容と位置づけ
番組は迅速な制作体制を特徴とする短編ドキュメンタリー枠「Instadocs」の第2弾で、上映時間は約37分。第2弾は予測市場の拡大に伴うインサイダー取引や結果操作の疑い、記者への嫌がらせといった負の側面にも焦点を当てている。
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