- DOGEをほぼ全量、約3,340万ドルで売却
- ミネソタ州AI事業に資金の一部
株式希薄化
米上場のクリーンコア・ソリューションズは20日、米証券取引委員会(SEC)への提出書類で発行済み株式数が5億209万260株に達したと明らかにした。同社が11日に価格決定した公募増資で2億7,582万9,576株を発行したことによるものだという。
公募増資前の発行済み株式数は2億2,626万684株であり、今回の発行により121.9%増加した。同社は12日、総額約1億ドルの調達を完了したと述べた。
クリーンコアは元々清掃用品を手がける企業で、ドージコインを準備資産として保有してきたが、現在は米国内のAIインフラ事業への転換を進めている。
同社は公募増資と並行して、ドージコイン(DOGE)事業からの撤退も進めている。2025年9月にドージコインを主力準備資産とする戦略を掲げていたが、2026年に入り同戦略の解消を進め、7月20日には保有するほぼ全量にあたる4億6,300万DOGEのドージコインを約3,340万ドルで売却し、AIインフラ事業の資金に充てたという。
これに合わせ、クリーンコアは3月6日付でドージコイン・ベンチャーズおよび21シェアーズとの資産運用契約を解消して資産管理を自社に移し、タイラー・ハッセン氏を最高経営責任者(CEO)に迎えた。掃除用品事業からの撤退・売却も模索しており、米国内でのAIインフラ事業構築へ軸足を移す方針だという。
資金ギャップ
クリーンコアが見積もる今回の増資による純調達額は約9,200万ドルで、800万ドルの引受手数料等を差し引いた金額だという。
この金額はミネソタ州の合弁事業に投じるとした最大5億ドルの投資枠や当初予算4億7,900万ドルには届かない。一方、調達資金はミネソタ州事業に限定されず、運転資金や設備投資など幅広い用途にも充当できるとしている。
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