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キャピタルB、38億円調達しビットコイン追加取得へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • 全行使なら1億3,580万ユーロ調達へ
  • バック氏、持ち株22.08%まで拡大も

キャピタルB増資

欧州初のビットコイン財務戦略企業を掲げるキャピタルB(パリ・ユーロネクスト・グロース上場)は8月28日、戦略的投資家のブロックストリーム最高経営責任者(CEO)アダム・バック氏とパリの資産運用会社TOBAMを含む機関投資家を引受先とする2,100万ユーロ38億円相当)の第三者割当増資を発表した。

調達資金はビットコイン(BTC)の買い増しに充てる方針で、増資は新株に新株予約権を組み合わせたABSA形式で実施される。

ABSA(新株予約権付き株式)は、普通株式1株に複数の新株予約権を組み合わせて発行するフランス特有の資金調達手法で、権利行使によって追加の資金流入を見込める仕組みだ。

今回発行するABSAは3,621万9,070株で、1株あたりの価格は0.58ユーロと、直近5営業日の平均株価(VWAP)を基準に8月27日終値比6.45%のディスカウントとなった。既存株主への新株引受権は付与されず、プレースメントエージェントは米証券会社マキシム・グループが務め、増資の払い込みは8月31日以降に完了する予定だ。

各ABSAには行使価格0.75ユーロの新株予約権2個、0.98ユーロと1.27ユーロの新株予約権各1個が付与され、全て行使された場合の追加調達額は最大1億3,580万ユーロに達する。新株予約権の権利行使期間は5年間で、株価が20営業日連続で各行使価格の130%を上回った場合、キャピタルBの裁量で行使を前倒しできる規定がある。

同社の公表資料によれば、8月17日時点でキャピタルBは3,145BTCを保有しており、今回の調達資金と既存事業の収益を合わせて270BTCの追加取得を可能にするとしている。実現すれば保有量は最大3,415BTCまで増える可能性があるが、購入の実行は増資完了後となる。

投資家の持ち株比率

バック氏の持ち株比率は12.00%から14.82%に上昇し、新株予約権が全て行使された場合には22.08%まで拡大する見通しだ。

TOBAMも2.87%から3.29%に持ち株比率を高めた一方、筆頭株主のブロックストリーム・キャピタル・パートナーズは新株を引き受けず、21.74%から19.59%に低下した。

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