- 推定1,192BTC分の調達余地
- 8/21時点で21,356BTC保有
優先株SATAによる資金調達が再開か
暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)保有企業のストライブ(Strive)は今週、優先株(ティッカーシンボル:SATA)の取引により、ビットコインの追加購入資金を調達した可能性がある。
ビットコイン・トレジャリー企業データサイト「BitcoinTreasuries.net」が28日、SATAによって調達した資金はビットコインを1,192枚買える規模に達していると分析した格好だ。
BitcoinTreasuries.NETは、SATAの取引価格が額面(100ドル)以上である場合の取引高と、ストライブが以前に米証券取引委員会(SEC)に提出した書類に基づく推定捕捉率を用いてこの数値を算出している。
取引高全体のうち、二次流通市場での投資家同士の取引を除き、ストライブが新規発行した株式の販売を売却した分について、過去の数値を基に推算した。
ストライブの変動金利型シリーズA永久優先株(SATA)は、額面(発行時に設定された基準額)が100ドルの永久優先株で、年率13%の配当を営業日ごとに支払うものだ。
同社は、株価が市場で100ドル以上の時のみ、ATM(アット・ザ・マーケット)プログラムで新株発行を可能としている。額面割れでの発行は既存株主の希薄化になるため行わない方針だ。
ATM(アット・ザ・マーケット)プログラムとは
企業が株式をその時々の市場価格で、少しずつ発行して売り出す資金調達の方法のこと。
こうした条件の中、6月の急落局面でSATAは一時約79ドルまで下落。これにより、数週間ATMによる発行が停止していた。しかし8月21日には100ドルを回復したことで、条件的には発行が再開できる状況となっている。BitcoinTreasuries.NETは、ストライブが8月20〜21日だけで約440BTC分の資金を調達したとも推定した。
一方で、これはBitcoinTreasuries.NETによる推定であり、ストライブが実際に資金を調達した規模や、それをビットコイン購入に充てる程度についても現段階で明らかになっていないことには注意が必要だ。
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8月17日〜21日に1,110BTC買い増し
ストライブは無借金・無証拠金の資本構成でビットコイン保有量を積み増す方針を掲げている。実際に、ここ数か月でもビットコインを追加購入してきた。
8月24日付けでSECに提出した文書によると、同社は8月17日〜21日に1,110BTCを約8,150万ドルで購入している。ビットコインの平均単価は約73,409ドルだった。
これにより、同社のビットコイン保有量は8月14日時点の20,246BTCから21,356BTCへと増加した。BitcoinTreasuries.NETによると上場企業で7位にあたる保有量である。
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