WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

「ビットコイン信者は金融を知らない」|"アンチ仮想通貨"で知られる米著名経済学者再び過激な批判

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

“アンチ仮想通貨”経済学者、仮想通貨を再び過激な批判
“アンチ仮想通貨”で知られる著名経済学者ルビー二氏が新たなインタビューで仮想通貨を痛烈に批判。「仮想通貨業界は金融を知らない」と指摘。

“アンチ仮想通貨”経済学者Roubini氏、仮想通貨を再び過激な批判

アンチ仮想通貨“で知られる米著名経済学者Nouriel Roubini氏(通称Dr.Doom=破滅の博士)は仮想通貨やそのファンに対して過激な批判を行なったことで、再び注目を浴びている。ニューヨーク大学の教授でもある同氏は、2008年の世界経済危機を予見したことでその名を広げた。また、仮想通貨への過激な批判を繰り返すことで知られる人物でもある。

Roubini氏は6日、CFA Institute(認定財務アナリスト協会)のインタビューで仮想通貨やブロックチェーン、およびそのファンについて、異常なほど狂信的であるとの発言を行った。

私は多くの仮想通貨・ブロックチェーンカンファレンスに参加し、この新たな資産クラスに狂信的な人々を見て来た。しかも彼らは、基本的な経済学や金融、金銭、銀行や中央銀行の仕組み、そして金融政策について全くの無知だ。

彼らはお金に関するすべてを刷新したがっているが、そのほとんどは愚か者だ。その傲慢さと無知のギャップには驚かされる。

同氏はそのような過激な発言に加えて、仮想通貨産業全体が”巨大な詐欺“であるとも指摘しこう主張している。

私にとって、全ての仮想通貨はお金とは認識できない。全く通貨でもない。そして、スケーラブルな決済手段でもなく、価値保存の手段として機能するものでもない。

インタビューでそのような批判を連ねた同氏であるが、いくつかの仮想通貨メディアからはそれに対する反論の意見が挙がっている。

例えば、同氏は仮想通貨をその価格推移から”バブルの父と母”と形容しているが、海外メディアNEWS BTCは以下のような反論を展開した。

ビットコインやその他仮想通貨の価格は過去18か月の価格推移でいうとバブルのようなチャートを描いている。実際に、ビットコインは最高値から80%の価格下落を記録した。

しかし、2年前の今日の価格(1BTC=1200ドル)と比較すると225%の価格上昇に至っている。全体を見ると単なるバブルとは異なった動きをみせている。

なお、現在『仮想通貨の冬』とも呼ばれているが、米著名仮想通貨取引所Geminiの創設者であるウィンクルボス兄弟のTyler氏は、「ビットコインの価格は3年前からおよそ10倍の成長を見せており、それでも冬と呼べるのか」と指摘し、ビットコインの底力を示している。

Roubini氏の過去の批判発言

上でも述べた通り、Roubini氏は過去にも仮想通貨に対する批判を繰り返しており、昨年6月には”スマートコントラクト”についても言及した。

“スマートコントラクト”はスマートでもコントラクト(契約)でもない。それらには多くのバグが含まれており、コントラクトには法定の後ろ盾もない。

そこにあるのは、ランダムにフォーク(分岐)を決める開発者による単なるカンガルーの法廷(証拠のない審判)だ。

また、同氏は昨年10月には、米国会の公聴会での仮想通貨に関する議論にも出席した。その際も仮想通貨やブロックチェーンへの批判を論じたが、ビットコインの手数料を誤った価格で引用していたり、一般的に非常に困難であるとされる51%攻撃を簡単でよくあることだといった発言をしたため、有識者による多くの非難を受けた。

▶️本日の速報をチェック

CoinPostの関連記事

イエレン前FRB議長「仮想通貨ビットコインのファンではない理由をお話しします」
連邦準備制度の前議長Janet Yellen氏がスピーチを行い、ビットコインへの懸念や中央銀行発行の仮想通貨に対する批判的な立場を示し、問題点を指摘した。
世界金融危機の発生を予想した米経済学者、仮想通貨はノーポジション
2008年の世界金融危機を予測した米経済学者のNouriel Roubini氏が、仮想通貨市場の全体的コンセプトや、なぜまだ中央集権システムが分散型プラットフォームよりも依然として優れているかなど、ビットコインをはじめとする仮想通貨についてコメントした。
CoinPostのLINE@

スマートフォンへの「プッシュ通知」で、相場に影響を及ぼす重要ニュースをいち早く知らせてくれる「LINE@」の登録はこちら。大好評につき、登録者13,000名突破。

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
09/16 水曜日
18:04
ドイツ銀行、ビットコイン・イーサリアムのカストディサービス開始へ
ドイツ銀行が機関投資家・法人顧客向けにデジタル資産カストディサービスを発表。ビットコインとイーサリアムに加え、USDC等の選定ステーブルコインにも対応する。規制手続きの完了を前提に年内の提供開始を目指す。
17:07
マイニング大手MARA、1292ビットコイン購入=Lookonchain
MARA Holdingsが2026年9月16日、FalconX経由で1,292BTCを追加取得したとLookonchainが報告。取得額は約153億円で、同社は2026年第1四半期に2万880BTCを売却した経緯がある。
17:00
仮想通貨の分離課税20%、得するのは誰か BCCC税制部会が指摘
2028年に始まる仮想通貨の申告分離課税20%は、全員に有利とは限らない。BCCC税制部会のキックオフで、税理士と公認会計士が会社員の実効税率、赤字繰越の申告要件、1円未満のガス代の損益計算という実務課題を挙げた。
15:50
米SEC・CFTC規制主導へ期待シフト、クラリティー法案頓挫から
米上院は9月16日、仮想通貨の包括規制法案「クラリティー法」の審議入りに必要な60票を確保できず否決した。元CFTC委員長ジャンカルロ氏とアームストロング氏は、SECとCFTCが既存の権限で規制整備を進めると述べた。
14:57
マイニング企業のAIシフトは不可逆的か 完全撤退も相次ぐ=コインシェアーズ分析
コインシェアーズの最新分析によると、BTCマイニング企業の採算悪化を背景にAI・HPC事業への転換が加速。Keel、IRENなどが採掘撤退を表明する一方、AI契約を持つ企業は企業価値が3倍以上に拡大している。
14:42
カザフスタン、「国家仮想通貨分析センター」設立へ 取引拡大を背景に
カザフスタン国立銀行は、法定通貨と仮想通貨取引を横断的に監督する「国家仮想通貨分析センター」を新設すると発表した。国内のデジタル資産取引拡大を背景としている。
10:33
決済・財務企業ベロシティ、シリーズA調達額が計74億円超に
決済・財務企業ベロシティは、シリーズAの追加分として約15.5億円の資金を調達したことを発表。ビザ、サークル、リップルなど6社が出資し、シリーズAの合計調達額は74億円超に増加した。
10:12
クラリティー法案、レームダック会期に望み 上院議員が法案復活に期待
クルーズ上院議員は「プリンセス・ブライド」の名台詞になぞらえ、クラリティー法案にはまだ復活の余地があるとの見方を示した。ケネディ氏も法案が完全に不成立になったわけではないとの見方に同調し、レームダック会期での再浮上が焦点となっている。
09:44
ロビンフッドの元エンジニア2名、インサイダー取引で起訴 ハイパーリキッドで不正利益か
米司法省は、投資アプリ「ロビンフッド」の元エンジニア2人を商品詐欺・電信詐欺容疑で起訴した。未公開情報を悪用してハイパーリキッドで先物取引による利益を得た疑いがある。
08:30
リップル、ルイビル大学バスケコートにXRPロゴ掲出
リップル社が米ルイビル大学のバスケットボールとXRPブランディングで複数年提携し、コート内外でのロゴ掲載やデジタル・SNS媒体を通じてブランド認知の拡大を図る。
08:00
ビットコイン急落、クラリティー審議入り否決を受け|仮想NISHI
ビットコインは16日未明から朝にかけて急落し、24時間で最大約5,000ドル幅の下落となった。下落の主因として、日本時間未明に米上院で行われたクラリティー法案を巡る採決であり、同法案は審議入りに必要な支持を得られず、成立への道筋が大きく後退した。
07:35
英スタックBTC、ビットコイン購入資金確保に向けて貴金属会社買収提案
英国のビットコインDAT企業『スタックBTC』が、貴金属販売会社ダイレクト・ブリオンを最大1200万ポンドで買収すると提案した。買収先の事業収益をビットコイン購入に活用する方針だ。
07:32
金融庁、オンチェーン金融の社会実装を促す方針示す
金融庁は、2026事務年度金融行政方針を公表。ブロックチェーン技術を基盤とするオンチェーン金融の社会実装を促す方針を明記した。
06:30
米検察当局、イラン原油収益に絡む94億円相当の仮想通貨を没収提訴
米検察当局が、イラン産原油の闇取引収益を仮想通貨で洗浄したとして中国企業2社に関連する6100万ドル相当の没収を提訴した。関連資金網は15億ドル超に上るとされる。
05:45
ウォーレン上院議員、クラリティー法案不支持でも法制化には意欲
上院銀行委員会のエリザベス・ウォレン議員は、クラリティー法案自体は支持しないものの仮想通貨規制の法制化には意欲を示した。中間選挙後の上院勢力次第で、同氏の主導権が今後の法案審議を左右する可能性がある。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧