はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

リップル社がブラジルに新支社設立|南米市場へのリップルネットの更なる拡大を目論む

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

リップル社、ブラジルに新支社を設立
Ripple社が南米進出の足がかりとして、ブラジルに新支社を設立することが判明。独特の市場様相を見せる地域で、リップル・ネットの更なる拡大を目論む。

Ripple社は新支社をブラジルに設立

Ripple社がラテンアメリカへの事業拡大を目的として、ブラジルのサンパウロに新支社を設立することが、コインテレグラフ・ブラジルの報道により6月10日明らかになった。公式発表は今月11日から13日の3日間(日本時間6月11日9:00PM-14日)サンパウロにて開催されるフィンテック系のイベント「CIAB Febraban」で行われる予定である。

今回新支社のトップを務めるのは、グローバルに保証ソリューションを展開する「The Warranty Group」の元ブラジル社長を務めたルイス・アントニオ・サッコ(以下サッコ氏)の予定だ。彼は今年3月よりRipple社にジョインし、ラテンアメリカ進出を担ってきた中心人物である。

先月25日には、Ripple社が新たな支社をスイスのチューリヒに設立したことが報じられている。仮想通貨市場が上向きになっている現在、積極的に国際展開を進めていきたいRipple社の戦略が伺える。今回のブラジル進出に関してサッコ氏は、同社の決済ネットワーク「リップル・ネット」により多くのクライアントの参加を促すことが目的だと話し、既にブラジルにおいて3つの金融機関、Santander Brasil、BeeTech Global、Banco Rendimentoの加盟が決まっている。

独特の様相を見せるラテンアメリカ仮想通貨市場

今回進出するラテンアメリカ市場は、欧米諸国への進出とは異なり仮想通貨市場の様相が異なる。米仮想通貨取引所CoinbaseのCEOブライアン・アームストロング氏は先月末に興味深いツイートを残している。

ラテンアメリカ諸国における仮想通貨の取引出来高は、小さな下落はあるものの概ね単調に増加しており、2018年初頭に暴落した仮想通貨全体のマーケットトレンドと振る舞いが大きく異なる。このデータは、ラテンアメリカにおける仮想通貨市場の更なる拡大を示唆しており、XRPを利用する「xRapid」も含むリップル・ネットの更なる拡大が期待されるだろう。

進出にあたりブロックチェーン教育にも注力

今回のブラジル進出にあたっては、リップル社は教育面にも力を入れていく方針だ。サンパウロ大学を含むブラジルの著名大学に対し、教育、トレーニングプログラムを開設予定だ。サッコ氏は、教育への投資はブロクチェーン技術の促進には大きな役割を果たすだろうと語る。

ブラジルでは今月3日、ブラジル国営銀行の経済社会開発部門が、この度作成するドキュメンタリー映画の資金調達をイーサリアムベースのステーブルコイン「BNDESトークン」で行うことを発表している。

CoinPostの関連記事

リップル社がスイスに新支社設立|機関投資家への仮想通貨XRP販売が目的
リップル社がスイスのチューリッヒに新たな支社を設立したことが、スイスの商業登記ページから判明した。地域に多く存在する機関投資家への仮想通貨XRPの販売を狙っているという。
SBI北尾社長「仮想通貨リップルで早く安い送金システムを確立する」
SBIホールディングスの北尾社長が、インフォメーションミーティングに登壇。同社の注力事業として、XRPの送金ビジネスやSTO取り扱いに関して語った。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/24 水曜日
13:25
取引所クリプトドットコム、スポーツ予測市場でトレーダー募集 利益相反の懸念も
仮想通貨取引所クリプトドットコムがスポーツ予測市場のトレーダーを募集している。流動性提供を担当する職務内容だが、利益相反に当たるとの議論も浮上している。
10:20
ブラックロック、ビットコインETFを「今年の3つの投資テーマ」に選出
最大手資産運用会社ブラックロックが、仮想通貨ビットコイン現物ETF「IBIT」を2025年の上位3つの投資テーマに選出した。米国債などと並ぶ投資先として位置づけている。
09:46
コインベースがベース経由でSOL入出金に対応
コインベース取引所が23日、ベースネットワーク経由でのSOL入出金機能を開始。チェーンリンクとの協力により、外部ブリッジを使わずソラナとベース間の直接送金が可能に。ただし日本を含む一部地域では利用制限あり。
09:45
IMF「エルサルバドルのBTCプロジェクトに関する議論は継続中」
IMFは、エルサルバドルに関する職員の報告を公開。報告は40カ月間の中期融資制度のレビューに関する内容で、同国の仮想通貨ビットコインのプロジェクトにも言及している。
08:30
米Amplify ETFs、ステーブルコインとトークン化特化の新ETFを上場
米Amplify ETFsがステーブルコイン技術とトークン化技術に投資する2つの新ETFを発表した。ステーブルコイン市場は2030年に3兆7000億ドル、トークン化資産は3兆6000億ドルへの成長が見込まれている。
07:20
ロシア中銀、適格投資家以外の仮想通貨購入の認可を政府に提案
ロシア中銀は、仮想通貨規制のコンセプトを考案して政府に対して法改正の提案を行ったと発表。提案の内容や今後の計画を説明している。
06:55
ソラナ特化型ウペクシ社、シェルフ登録で柔軟な資金調達体制を構築
米上場のソラナ特化型企業ウペクシが米SECにシェルフ登録届出書を提出し、未使用のエクイティラインを解約する計画を発表した。資本調達の効率性向上とコスト削減を目指す動きとなる。
06:20
ビットコイン、金・銀と乖離し上昇に遅れ 大口売り圧力が要因に
仮想通貨ビットコインは金や銀と異なり最高値から30%下落したまま推移。8月以降ナスダックとの相関が乖離し、大口プレイヤーからの売り圧力が上昇を阻んでいると分析された。
05:35
米アリゾナ州、仮想通貨免税法案を提出
米国アリゾナ州で仮想通貨を州税から免除する法案が提出された。連邦レベルでは200ドル未満のステーブルコイン取引を非課税とする超党派法案の草案が発表された。
12/23 火曜日
18:30
CircleのStableFXとは?外国為替をステーブルコインで効率化する戦略を読み解く
1日1,400兆円超のFX市場に、Circle社がステーブルコインで挑む。StableFXの仕組み・強み・日本円ステーブルコインJPYC採択の背景まで、戦略を読み解きます。
18:16
ビットコイン、インフレ調整後の購買力ベースでは10万ドル突破せず=Galaxy分析
ギャラクシー・デジタルの研究者がインフレ調整後、ビットコインは「真の10万ドル」に未達と指摘。しかし日本の投資家は円安効果により米国投資家を大きく上回る実質リターンを獲得。円キャリートレードの典型例を分析。
18:00
edgeX(エッジエックス)とは?エアドロップ情報・使い方を解説
edgeX(エッジエックス)は累計取引高5,900億ドル超の永久先物DEX。独自トークンの発行やエアドロップも予定されています。本記事では特徴や使い方、流動性提供の方法、手数料・リスクまでわかりやすく解説します。
18:00
SBIホールディングス株式会社、次世代金融カンファレンスMoneyX 2026の企画・運営として参画決定
SBIホールディングスが、2026年2月27日にザ・プリンスパークタワー東京で開催される次世代金融カンファレンス「MoneyX 2026」に共催企業として参画。通貨のデジタル化と社会実装をテーマに開催される。
15:46
予測市場カルシ、BNBチェーンでの入出金サポートを開始
CFTC規制下の予測市場カルシがBNBチェーンの入出金に対応。BSCユーザーはブリッジ不要で直接アクセス可能に。予測市場業界は2025年に急成長、取引高は400億ドル規模へ。
14:34
ソラナ財団、手数料代行サービス「Kora」を発表 SOL不要で取引可能に
ソラナ財団が12月23日に発表した「Kora」により、ユーザーはSOLを保有せずにUSDCなど任意のトークンで取引手数料を支払えるようになる。手数料代行の仕組みと応用例を解説。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧