WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

米SEC、ゲーム系のイーサリアム基盤ICOセールを「未登録・有価証券」認定はせず

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

米SEC、ゲーム系ICOを追求せず
SEC(米国証券取引委員会)は26日、ゲーム企業Pocketful of Quartersの仮想通貨トークンのICOセールに対し、未登録有価証券として見なさず「法的追及」を行わないと発表した。

米SEC、ゲーム系ICOを追求せず

米SEC(証券取引委員会)は26日、ゲーム企業Pocketful of Quarters (PoQ)の仮想通貨トークンのICO販売に対し、未登録の有価証券として見なさず「法的追及」を行わないことを公式に表明した。

SECの企業金融部はいわゆる「No-Action Letter」という判断で、PoQがイーサリアムERC20トークン(Quarters)の発行・販売を許可した。ERC20販売の許可はSECの初事例になる。

「No-Action Letter」とは、SECが証券法違反の可能性において、一定の条件を踏まえた上で、企業や個人に対して取り締まりなどの法的措置を実施しない判断である。通常「No-Action Letter」が有効になるために、企業や個人はSECの定める条件と制限を満たす必要がある。

SECに登録していないPoQに対して、「PoQのトークンが有価証券に該当しない」と記述されており、SECはPoQ側の主張に同意している。

PoQのトークンは、ゲームプラットフォームで利用できるステーブルコインだ。SECは、PoQ社がPoQウォレットとゲームプラットフォーム「Quarters」に送金すると制限し、ゲームプレイヤーがセカンドマーケットでトークンの取引を行うことを禁止するという。つまり、ゲーム内のユーティリティトークンに該当する。

仮想通貨の発行・販売に対するSECの「No-Action Letter」は今回が初めてではなかった。4月に、SECはエアタクシー・チャーター便を提供するTurnKey Jet社のトークンセールに対しても、類似した許可を下した。

PoQ判断の重要性とは

では、PoQの判断と、前回TurnKey Jet社とはどのように異なるのか。

米仮想通貨・ブロックチェーンの専門弁護士Marco Santori氏は、PoQに対するSECの許可の範囲がより広いと話した。その理由は、「No-Action Letter」で明記されている「サードパーティデベロッパーによるトークンの送金許可」にある。

TurnKey Jet社の場合、そのトークンを自社発行のクーポンにしか変えることが認められないため、有識者はそれが仮想通貨ではないと指摘した。

しかし、Quartersトークンは、「KYC・AMLで認可されたデベロッパーとインフルエンサーは、スマートコントラクトを利用し所定の為替レートで仮想通貨イーサリアム(ETH)に換金することができる」との規制メリットだ。

Santori氏は、「トークンの移動・送金に対する制限の緩和はSECの規制進歩だ。」と、ポジティブな見解を述べた。この判断により、今後仮想通貨トークンの兌換性がより向上する事例が増えるだろう。

CoinPostの注目記事

米SEC、今週で2件目の仮想通貨における『レギュレーションA+』承認
米SECは12日、仮想通貨企業YouNOWが申請していた仮想通貨トークンの付与を、「レギュレーションA+」で承認した。この条例による申請の承認は今週で2件目。
米SECとFINRAが共同声明を発表「ブローカー・ディーラー承認に慎重だが、前向きな姿勢」
アメリカにおけるブローカー・ディーラー業ライセンス取得に膨大な時間がかかっていることに対して、承認機関であるFINRAおよび規制を行う政府機関SECが共同声明を発表。投資家保護の観点を強調した。
Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
10:05
ビットコイン採掘事業者による売り圧力は緩和傾向=クリプトクアント
クリプトクアントは8日、仮想通貨市場の週間レポートを発表。ビットコイン・マイナーをめぐる収益などの状況が回復し売り圧力が和らいだと分析している。
09:38
AI銘柄NEAR、7から9月に約3倍 ビットワイズCIOが事業性を評価
米ビットワイズのホーガンCIOは7日、AI向けブロックチェーンを掲げるNEARを分析した。クロスチェーン取引基盤Intentsの累計取引高は300億ドルを超え、今年の手数料収入は約4,500万ドルの見込み。AI以外の事業性を評価する理由を読む。
09:32
アプトス財団、2.1億APTトークンを売却せず永久ステーキング
アプトス財団は9日、2022年のメインネット開始時に保有していた量の約37%にあたる2.1億APTのアプトスを永久にロックし、売却せずステーキングし続けると発表した。流通量の18%近くに相当する量だ。
08:15
EU当局、MiCA非準拠ステーブルコインのサービス終了を排除へ
欧州証券市場監督局は、仮想通貨規制MiCAに非準拠のステーブルコインを含むサービスを排除する方針を示した。法的拘束力はないが、USDTなどが非準拠であることから注目を集めている。
08:05
JPモルガン試算、仮想通貨流入は今年約500億ドル|第4四半期に勢い
JPモルガンは7日、仮想通貨への今年の資金流入が約500億ドルに達したと試算した。年率換算の約660億ドルは前年のペースの約半分だが、現物ETFと先物の増加で第4四半期に向けた流入の勢いが生まれているとしている。
07:50
米投資銀行、ビットコイン年末予想を9.7万ドルから10.9万ドルに引き上げ
米投資銀行TDコーウェンは8日、ビットコインの2026年末予想を約10.9万ドルに引き上げ、2029年までに28万ドルと見込んだ。ストラテジーの目標株価は260ドルに据え置き、希薄化が株主の利益を抑えるとみている。
07:10
SBI・マネーフォワード・メッシュ3社が新会社設立で基本合意、デジタル資産決済を簡素化へ
SBIホールディングス、米メッシュ・コネクト、マネーフォワードが7日、デジタル資産の購入・送金・決済を簡素化するための日本合弁会社設立で基本合意した。2026年までの設立を目指し、資本金は1億円、メッシュが60%を出資する予定だ。
06:50
2010年採掘のビットコインが16年ぶりに移動、現在13億円相当で価値が約28.6万倍増
2010年7月に採掘された100.02BTCのビットコインが約16年ぶりに移動した。移動時の価値は約830万ドルで、所有者は特定されていない。移動先で保有が続き、売却は確認されていない。
06:10
セキュリタイズ、ソラナでエヌビディアなど12銘柄の米国株トークンを提供──配当の権利も維持
セキュリタイズが9日、アップルやエヌビディアを含む12銘柄の米国株を1対1で裏付けたトークンをソラナ上で提供開始した。配当の権利を維持した設計で、ニューヨーク証券取引所が開発中の新市場でも取引される見込みだ。
05:50
米政府が1580億円相当ビットコインを移動、取引所入金は確認されず
米政府関連のウォレットが8日、ビットフィネックスハッキング事件の押収資金から約10億ドルのビットコインを新規アドレスへ移した。取引所への入金は記録されておらず、前日にはコインベース・プライムへの入金も確認された。
05:00
ギリシャ、個人の仮想通貨売買益に10%課税する法案──15%から低下
ギリシャ財務省は7日、個人の仮想通貨譲渡益に10%の税率で課税する規定を含む法案を意見公募に付した。課税年ごとに500ユーロまでの譲渡益は非課税とし、貸付やステーキングの収益も利子として10%で課税する。
10/08 木曜日
17:20
ビットコイン総需要がプラス転換 現物需要のマイナス幅9割縮小=アナリスト
クリプトクアントのアナリストDarkfost氏は8日、ビットコインの総需要が1万4,000BTC超とプラス圏に戻ったと指摘。現物需要は9月20日のマイナス20万7,000BTCからマイナス1万7,000BTCまで改善した。
16:52
ビットコイン、新規資金は上昇分の4割未満 現物も薄商い=グラスノード
グラスノードの週次レポートによると、ビットコインの直近の上昇は取引高が乏しく、新規資金は実現時価総額の増加分の4割未満にとどまった。オプション市場は強気に傾く一方、清算水準は価格の下方に集中している。
16:50
JPYSC運用の利回りは家計に届くか 流通・開発の担い手が語る現在地
SBI VCトレード近藤社長とStartale Japan手塚CEOが登壇。JPYSCの外部出庫は税制改正を前提に遅くとも2027年4月との見通しが示されたほか、約72億円のレンディング実績や米国の動向にも話が及んだ。
16:17
ムーディーズ、スカイに「B3」格付け ステーブルコインプロトコルで初
Sky Frontier財団は7日、ムーディーズがステーブルコインUSDSを手がけるSkyプロトコルに「B3」の格付けを付与したと発表した。同財団によると、ムーディーズがステーブルコインプロトコルを格付けするのは初めて。評価の中心となった準備金の水準とS&Pの過去評価を整理する。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧