仮想通貨 モナコイン(MONAcoin)とは?

編集日 編集箇所
2017/10/13 取り扱い取引所と価格の変動について追記
2chで開発された日本初の仮想通貨
「掲示板での質問や回答次第で得ることが出来るコイン」として開発され、現在でもチップとしてモナコインが配られる掲示板が存在します。
日本国内では一定以上の認知度がある
ホリエモンこと堀江貴文氏のモナコインとの関係性の深さが知られてその名を広め、Amazonギフト券やiTunesギフトなどと交換も出来るようになりました。
世界初のSegWit(セグウィット)承認通貨
ビットコインが長らく議論していたSegWitという同時に多数の送金処理が出来るシステムが世界初承認され、同じSegWit採用通貨であるライトコインの価格が上がった際にモナコインも注目を集めました。
目次
  1. 概要
  2. 歴史
  3. 特徴
  4. 取引所
  5. ウォレット
  6. マイニング
  7. まとめ

概要

通貨コード MONA
取引開始日 2013年12月23日
承認アルゴリズム Proof of Work(Lyra2REv2)
発行上限 105,120,000 MONA
ブロック生成サイクル 約90秒
ブロックチェーンURL ブロックチェーンサイト
公式サイト モナコイン公式サイト
モナコイン(MONAcoin)とは、Mr.Watanabeにより2chで開発された日本初の仮想通貨です。有名なアスキーアート、「モナー」がモチーフとなっています。

歴史

日本国内では一定以上の認知度がありながらも時価総額が小さいモナコインですが、当初は「採掘をするゲーム」、もしくは「掲示板での質問や回答次第で得ることが出来るコイン」として使われていました。

Askmona(アスク・モナ)という掲示板では質問の投稿や質問に答えるとチップとしてモナコインを手に入れる事が出来ます。当然モナコインを渡すことも出来ます。

また、ホリエモンこと堀江貴文氏もモナコインには関わりが深いです。堀江貴文氏が技術アドバイザーを務めたことがあるテックビューロ株式会社が、ビットコイン・モナーコイン取引所のetwingsを買収し、改修を加えZaifをリリースしたというニュース、更にはニュースサイトにおいて「日本には日本発のモナーコインがあるのですから、それを買って長者になる人が出てきても、可能性としては全然おかしくない」等の発言をしたことでその関係性が広まりました。

その後大きなトラブルなく稼働し続け、取引が比較的活発な状態が続くことで次第にモナコインに対する信頼が生まれ、2017年3月にはビットコインとモナコインでのみ支払い可能な通販サイトが誕生しました。

それがビットコインモールです。円の支払いが不可でモナコインの支払いが可というサイトが生まれるほどモナコインは発展しました。

価格の変動

モナコインは3~4円台から2014年8月に99円台にまで値を上げましたが、その後は価格を急落させて元の3~4円台に価格を戻しました。

しかし2017年5月に全仮想通貨の価格が大幅に上昇し、モナコインも同じように値を上げました。

モナコインのチャートが分かりやすく掲載されているmona-coin.comで最近3ヶ月(※2017年7月現在)のチャートを見てみましょう。

6月に再度90円台まで高騰した要因として、モナーコインの供給量が一気に減少する「半減期」というタイミングまで残り1ヶ月を切っていたため、半減期の期待買いが起こったという理由が考えられます。

モナーコインやビットコインなど発行枚数の上限があらかじめ設定されている仮想通貨は、供給量がある特定のタイミングで減るように決められていますが、これが「半減期」と呼ばれています。

ビットコインは約4年に一度、モナーコインは約3年に一度の周期で、モナーコインの半減期は7月上旬でした。

つまり、需要が変わらずに新規供給量が減ったために価格上昇が期待されたという事です。2016年7月9日のビットコイン半減期では5月後半から価格上昇が起こりました。恐らくモナーコインも半減期の期待買いが起こり6月に価格上昇が起こったのでしょう。

全体を通して見ると大きく盛り上がるときもあれば、急速に値を下げた場面もあったことが分かります。最近(※2017年7月現在)では60円前後で安定しています。

モナコインの売買で成功を収めようと考える場合、短期売買するよりも長期に保有し、時折やってくる急上昇を狙って利食いする方が良いかもしれません。

※2017年10月13日追記

2017年10月12日、モナコインの価格が急騰しました。

10月2日に日本最大級の仮想通貨取引所であるビットフライヤーでの取り扱い開始のニュースがあり、それが影響していると思われます。

CoinPostのTwitterでもお知らせ致しましたが、13日になって最高値は約450円と更に高騰を続けています。

特徴

モナコインの特徴は取引スピードの早さです。90秒ごとにブロックが作成されるので、ビットコインよりもスムーズな取引が可能です。

更には日本で使える場所が多いのも特徴の一つです。2chでの使用の他にも、Amazonギフト券、iTunesギフトなどと交換も出来ます。更には同人作品、PCゲームなどのサイトで使えるケースも増えてきました。

世界初のSegWit(セグウィット)承認通貨ということも忘れてはいけません。SegWit(セグウィット)を簡単に説明します。

保管されているブロックのデータを分解すると
インプット、アウトプット、電子署名
この3つに分けられます。 この中の電子署名の部分だけ別管理をすることで、ブロックの容量を圧縮できる技術をSegWit(セグウィット)と呼びます。

ビットコインは送金要請が増えすぎた結果処理が遅れてしまうようになり、このSegWit(セグウィット)を導入するかどうか長く議論されてきました。

ビットコインのSegWit導入の議論が長引いている間に、モナコインはSegWitが承認された世界初の仮想通貨となりました。多数の送金処理ができるというメリットがありますが、世界中の仮想通貨ファンの注目を集める効果もあります。

同じSegWit(セグウィット)承認通貨であるライトコイン(Litecoin)は2017年7月にビットコイン分裂問題が話題となり全ての仮想通貨が価格を大幅に下げる中、ビットコインの避難先コインとして話題になりました。

2017年6月のモナコインの価格高騰理由として、先程は半減期を理由に挙げましたが、ライトコインの高騰も影響していた可能性があります。ライトコインはビットコインへの不安から買われた経緯がありますが、似た特徴を持つモナコインもライトコインの高騰に恐らく影響を受けたのでしょう。

取引所

※2017年10月13日追記

モナコインの取引所としてお勧めなのが、日本円から楽に取引が出来て取引手数料がマイナスのZaif(ザイフ)、もしくはbitbank.cc(ビットバンク)です。

日本最大手の仮想通貨取引所であるbitFlyerでも取り扱いがスタートしました。

それ以外ではアメリカの取引所であるBittrex(ビットトレックス)がありますが、日本円は取り扱っていないためビットコイン建てで購入する必要があります。

取引所 解説

bitFlyer

bitWireによる決済、Lightningによる信用取引など幅広く展開。先物取引を含めたビットコインの取引高は他の取引所を寄せ付けない圧倒的な通貨流通量を誇る。販売所としても機能している。

Zaif

COMSAやNEMと縁が深い会社であるテックビューロが運営している取引所。取引手数料は-0.01%となり、取引回数が増えると手数料をもらえる仕組みになっている(手数料還元システムに関して、付与されるBTCには上限がある点に注意)。イメージキャラクターにBitGirls(2017/7/12終了)を擁し、TwitterやYoutubeでトレードの賑わいを見せた。

bitbank.cc

取引手数料がマイナス0.05%のbitbank.cc、追証なしレバレッジ最大20倍のビットコインFXが出来るbitbank Tradeの二つの取引所を運営。販売所機能はないが、ビットコイン、ビットコインキャッシュ、リップル、モナコインは日本円建てで取引出来る。
BITTREX

BITTREX

取扱いアルトコインはPoloniexを超える190種類以上。ICOを迎え上場した新しいアルトコインや、無名のアルトコインなどを積極的に取扱う。

ウォレット

一番基本的なQt(日本語)がお勧めです。外出先でモナコインをやりとりする場合はAndroidWalletやWebWalletが便利です。

送金手数料無料のMonappyはメッセージのやりとりも可能で、またポータルサイトとしての側面もあるため情報収集も可能なサイトです。

Walletの種類OSダウンロード先
Qt(日本語)Win,Linuxkeystore00
Qt(英語)Win,MacMONACOINProject
Android walletandroidkeystore00
Monappyすべての端末keystore00

マイニング

モナコインはProof of Works(プルーフ・オブ・ワーク)を採用しています。よって、マイニングで稼ぐためにはコンピュータの能力が高ければ良いということになります。

ビットコインではマイニングによる利益が出辛くなってきていますが、それに比べるとモナコインのマイニングは比較的利益が出やすいです。しかし自宅のパソコンで行う程度では難しいので注意しましょう。ちなみにマイニングには大きく分けて2つの方法がありますが、モナコインのマイニングで推奨されるのはプールマイニングです。

プールマイニングソロマイニング
プール(採掘場)という場所で複数人が採掘し、手に入れた仮想通貨を山分けするという方法です。手数料(例:1%)を取られる場合もあります。単独でPCを動かして採掘する方法です。プールマイニングのように手数料等はかかりませんが、高性能PCが必要です。

プールマイニングを始めるためには、プールへ登録する必要があります。人が多いプールのほうが仮想通貨を獲得しやすいということはありません。モナコインのプールはvippoolなどいくつか存在します。プールはそれぞれ手数料などの違いがありますので注意しましょう。

まとめ

2ch発祥でAAのモナーから名前を得た仮想通貨、モナコイン。世界初のSegWit(セグウィット)承認通貨、使用できる場所が多いなど名前の印象からは考えにくい程優秀な仮想通貨です。

日本で仮想通貨に注目が集まったことで、モナコインがこれから更に脚光を浴びることがあるかもしれませんね。