はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

「イーサリアム現物ETFは12月に承認された方が成功に」Bitwise

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

イーサリアム現物ETFの承認時期は?

暗号資産(仮想通貨)インデックスファンドを提供するBitwiseのマット・ホーガン最高投資責任者は1日、BanklessのYouTube番組イーサリアム(ETH)現物ETFの承認時期について話した。また、承認時期は5月より12月まで遅れた方が成功するだろうとも意見している。

Bitwiseは現在ビットコイン(BTC)現物ETFを提供しているが、これに続き3月28日に米証券取引委員会(SEC)にイーサリアム現物ETFの上場申請書を提出したところだ。

関連: 5月承認の可能性低いもBitwiseとフィデリティがイーサリアム現物ETFの上場申請行う

イーサリアム現物ETFが5月に承認される確率は、SECがイーサリアム財団を調査しているとの報道などを受け、大幅に後退している。現在は20%程度と予測する論者が多い。

ホーガン氏はまず、現在複数の論者が、5月の承認可能性を引き下げている理由として、SECとETF発行企業の間の議論が活発ではないことを挙げている。

ビットコイン現物ETFの承認前には、SECの意見に基づいて、企業が申請書を修正するというプロセスが何回か繰り返されていた。しかし現在、イーサリアムETFについてはこうした動きが見られないと指摘する格好だ。

ホーガン氏は、2024年末までにイーサリアム現物ETFが承認される確率を50%と予測している。

関連: 「イーサリアムが有価証券でもETF化は可能」ブラックロックCEO

関連: イーサリアムの買い方|初心者が知るべき投資メリット、リスク、おすすめ取引所選び

12月まで延期されるメリット

マット・ホーガン氏はさらに、イーサリアム現物ETFは、5月よりも12月に承認された場合の方が、より多くの資産を引き付けるとして、次のように述べた。

伝統的金融の世界はまだ、ビットコインETFのことをよく理解しようとするプロセスにあり、まだ次の資産に取り組む準備はできていない。

5月よりは年末にイーサリアム現物ETFがローンチする可能性の方が高いが、その方が成功を収めるだろう。

Bitwiseは1月11日に、ビットワイズ・ビットコインETF(BITB)を立ち上げた。現在の運用資産額は20億ドル(約3,030億円)を超えるところだ。なお、10社のビットコイン現物ETFでトップを走るブラックロック「IBIT」のBTC保有数は2.6兆円相当に到達している、

関連: 2.6兆円相当のBTC保有数到達、ブラックロックのビットコイン現物ETF

ビットコインETFとは

ビットコインを投資対象に含んだ上場投資信託(Exchange Traded Fund)のこと。投資信託とは、投資家から集めたお金を1つの資金としてまとめ、株式や債券などに投資して運用される金融商品。運用成果が投資家それぞれの投資額に応じて分配される仕組みになっている。投資信託の中でもETFは証券取引所に上場しているため、株式と同様に売買ができる。

▶️仮想通貨用語集

関連: 初歩から学ぶビットコインETF特集:投資のメリット・デメリット、米国株の買い方まで解説

ビットコインETF特集
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
07/02 水曜日
13:45
トランプ大統領、イーロン・マスクに対する批判を再び展開、 『大きく美しい法案』巡る対立が再燃
「大きく美しい法案」をめぐり、トランプ大統領とイーロン・マスク氏の対立が再燃している。マスク氏の痛烈な法案批判に対し、トランプ氏は、マスク氏が率いる企業の政府補助金受給について政府効率化局(DOGE)で調査すべきと発言し、かつて盟友だった両氏の関係は緊迫感を増している。
13:20
アリゾナ州知事、押収仮想通貨の準備基金法案『HB2324』を拒否権行使
アリゾナのホブズ知事が犯罪捜査で押収した仮想通貨管理法案を拒否。地方自治体の協力阻害を懸念と声明。
11:45
パクソス、ステーブルコインUSDGを欧州全域でローンチ サークルとの競争激化
パクソスが米ドル建てステーブルコインUSDGをEU全域で発行開始した。MiCA規制に準拠している。合計30か国に展開しており、ステーブルコイン時価総額ランキングでは15位だ。
11:10
ナスダック上場DeFi Development Corp、1億ドル転換社債発行 ソラナ蓄積戦略を拡大
米初のソラナ準備金戦略企業DeFi Development Corpが1億ドル転換社債の私募発行を発表。調達資金でSOL購入継続、バリデータ運営による複利成長を目指す。
10:50
上場企業のビットコイン購入量24万BTC超えも、価格には反映されず その理由は?
2025年上半期に世界の上場企業が仮想通貨ビットコインを24万5510BTC購入しETF保有数の2倍超。前年同期比約5倍増でマイクロストラテジー戦略が拡散、企業準備金としての位置づけが確立された。
10:30
米SEC、仮想通貨ETFの上場基準を策定か 審査迅速化に期待
米証券取引委員会が、ビットコインなど仮想通貨ETF向けの汎用上場基準策定を検討していると伝えられる。19b-4様式省略により審査迅速化が期待される。
10:20
ETH1万ドル到達は『義務』と表明、イーサリアムに新組織誕生
仮想通貨イーサリアムに、イーサリアムコミュニティ財団という新たな組織が誕生。公式サイトで、イーサリアムの価格に特化した組織であると説明している。
07:55
NYSE上場DDCが760億円調達完了、ビットコイン準備金戦略を本格始動
アジア食品ブランド運営のDDC EnterpriseがNYSE上場企業として最大規模の仮想通貨専用資金調達を実施。Anson Fundsらから総額5億2800万ドルでビットコイン準備金構築へ。
07:25
XRP戦略推進へ、ナスダック上場のWebusが1億ドル調達合意
ナスダック上場のWebusがリップル・ストラテジー・ホールディングスと1億ドルの資金調達契約を締結。仮想通貨XRPを活用した事業戦略推進により株価が日中130%上昇も最終的には8%反落。
07:15
「ビットコインが25年に20万ドルへ到達するとの予測は維持」Bitwise
仮想通貨運用企業Bitwiseは、2025年の10の予測に対する中間評価を公開。ビットコインが20万ドルに到達するとの予測は維持することなどを記載した。
06:50
ストラテジーのビットコイン循環戦略、NAV超プレミアムを正当化か=TD Cowen分析
ストラテジーの株価は純資産価値(NAV)を大きく上回って推移。継続的な株式発行が1株あたりのBTC保有を押し上げる構造が、投資家の注目を集めている。アナリストはその持続性とリスクに着目している。
06:12
ビットコイン利確が加速 第3四半期は過去最弱の季節性=アナリスト分析
仮想通貨ビットコインの利確が進む一方、市場は方向感に欠ける展開。第3四半期は過去最弱の季節性もあり、アナリストは地政学リスクや米金融政策の不透明感に警戒を示している。
05:50
トランプ大統領の「大きく美しい法案」上院可決も、仮想通貨少額免税案は見送り
トランプ政権が推進する大型予算法案に、仮想通貨の少額免税や報酬課税見直しの修正案は含まれず。ルミス上院議員は今後の再提出を示唆し、業界団体もロビー活動を継続する構え。
05:37
米SEC、ビットコインやXRPに投資するグレースケールの仮想通貨ファンドETF化を承認
米証券取引委員会(SEC)は、グレースケールのバスケット型ファンドのETF転換を加速承認。構成資産の約8割をビットコインが占めており、今後の仮想通貨ETF全体に追い風となる可能性も。
07/01 火曜日
18:07
仮想通貨ビットコインの長期投資【初心者向け】ドルコスト平均法でかんたん積立
「投資でどのタイミングで購入すれば良いか分からない」という疑問は多い。ビットコインなど仮想通貨投資初心者でも、リスク回避をしつつリターンを見込めるドルコスト平均法とは。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧