5月の承認率低いも申請増加
ビットコイン現物ETFの発行企業であるBitwiseは新たに、イーサリアム現物ETFの申請を28日にSECに提出した。
ライバルのフィデリティも同日に申請を行ったが、Bitwiseの方はイーサリアムのステーキングを行わない仕組みをとる。
現在申請中のイーサリアム現物ETFの中には、フィデリティやArk 21Sharesのような現物ETHをステーキングし報酬を投資家に分配する仕組みのETFと、ETHを保有のみするブラックロックやBitwiseなどのETFが存在する。なお、フィデリティは別の申請でステーキングしないバージョンもSECに提出した。
Bitwiseは承認の確率を上げるために、申請書類に、イーサリアム先物との相関性を説明するファイルも添付。「イーサリアム現物市場とCMEのイーサリアム先物市場の間には強い相関関係があり、ビットコインETFの承認に関するSECの分析結果とほぼ同じレベルだ」としている。
イーサリアムETFについては、現在の多くの申請の最終期限となる5月に承認される見込みは、SECがイーサリアム財団を調査しているとの報道などを受け、大幅に後退している。1月時点では70%あったが、現在は20%程度まで低下してきた模様だ。
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