アバランチ(AVAX)の買い方
Avalanche(アバランチ)は、高速処理と低コストを実現するブロックチェーンネットワークです。DeFi、NFT、ゲームなど多くのプロジェクトで採用されています。
関連:アバランチ(AVAX)とは|特徴・将来性・企業採用事例を解説
アバランチチェーン(C-Chain)上で暗号資産(仮想通貨)を送金したり、DeFiやNFTを利用する際には、ネットワーク手数料(ガス代)としてAVAXが必要になります。
そのため、アバランチチェーンを利用する場合には、事前に国内取引所でAVAXを購入しておく必要があります。
この記事では、国内取引所でのAVAX(アバランチ)の購入方法と、メタマスクへの送金手順を解説します。
アバランチのガス代目安
アバランチC-Chainのガス代は、2024年末の大型アップグレード(Etna・Octane)により大幅に低下しました。
- 通常の送金(AVAX転送):約0.001ドル未満(1円以下)
- スマートコントラクト操作:数円〜数十円程度
- ガス代に必要なAVAX:0.01〜0.1 AVAX程度あれば十分
イーサリアムでは1回の取引に数百円〜数千円のガス代がかかることがありますが、アバランチは数円以下で取引できるため、少額からDeFiやNFTを始めたい方にも適しています。
※ガス代はネットワークの混雑状況により変動します。リアルタイムのガス代はSnowtrace Gas Trackerで確認できます。
アバランチ(AVAX)購入におすすめの取引所
| おすすめ 取引所 |
おすすめポイント | 現物取引 | ステーキング | 取引所手数料 | 出庫手数料 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|
|
1
SBI VCトレード
|
出庫手数料無料・ステーキング対応 100円から取引可能 |
販売所 | 〇(年率約5%) | Maker:-0.01% Taker:0.05% |
無料 | AVAXの取引所(板取引)は未対応 |
|
2
bitbank
|
AVAXの板取引が可能 出庫対応が速い |
販売所 取引所 |
– | Maker:-0.02% Taker:0.12% |
0.01 AVAX | 手数料を抑えたい方向け |
|
3
コインチェック
|
未経験者にも使いやすいUI/UX 取引所手数料無料 |
販売所 取引所 |
– | 無料 | 0.1 AVAX | 初心者向け |
ガス代用途でウォレットにAVAXを送金したい場合は、出庫手数料が無料のSBI VCトレードがおすすめです。少額のAVAXを送金する際に、手数料で目減りしません。
AVAXの主要データ

AVAX/米ドル建てチャート 出典:TradingView
- 通貨コード:AVAX
- 現在価格:約2,050円(約13ドル)
- 時価総額:約8,800億円
- 市場順位:20位
- 過去最高額:約18,000円(2021年11月)
- 流通量:約4.6億AVAX *2025年12月時点、データ元:コインマーケットキャップ
アバランチ(AVAX)の購入方法
ここでは、SBI VCトレードを例に、AVAXの購入方法を解説します。
買い方・送金手順
1. 口座開設の流れ

本人確認書類の提出方法は3種類あるため自身に合った方法を選択しましょう 出典:SBI VC トレード
SBI VCトレードでAVAXを購入するには、まず口座開設を行う必要があります。口座開設には下記のものが必要です。
- メールアドレス
- 電話番号
- 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカード、在留カード、特別永住者証明書から1点)
手順
- 「個人のお客様」を選択し、メールアドレスを登録
- 確認メール内のURLを開き、パスワードを設定
- SMS認証または電話認証を行い、認証コードを入力
- 氏名や住所などの基本情報を入力
- 本人確認書類を撮影・アップロードし、セルフィーを撮影
- 審査完了後、口座開設完了
申込は最短5分で完了し、「最短当日」には口座開設が完了します。
2. 日本円を入金
AVAXを購入するには、SBI VCトレードの取引口座に日本円を入金する必要があります。
手順
- 「入出金」をクリック・タップし、「日本円を入金」を選択
- 入金したい金額と銀行を選択
- 「金融機関サイトへ」を選択し、入金操作を行う
住信SBIネット銀行との連携で入出金がスムーズです。入金・出金手数料は無料です。
3. 販売所でAVAXを購入

販売所の利用画面 出典:SBI VCトレード
SBI VCトレードでは、販売所でAVAXを購入できます。
手順
- 「販売所」を選択
- 銘柄一覧から「AVAX」を選択
- 購入する数量を入力(100円から購入可能)
- 「購入」をクリック・タップして完了
注意点
販売所には、購入価格と売却価格の間にスプレッドと呼ばれる価格差が存在します。ガス代用途で少額購入する場合は影響は小さいですが、大量購入の場合は板取引可能なbitbankも検討してください。
メタマスクへの送金方法
購入したAVAXをメタマスクウォレットに送金する手順を解説します。
事前準備:メタマスクにAvalanche C-Chainを追加
メタマスクでAVAXを受け取るには、Avalanche C-Chainネットワークを追加する必要があります。
- ネットワーク名:Avalanche C-Chain
- RPC URL:https://api.avax.network/ext/bc/C/rpc
- チェーンID:43114
- 通貨記号:AVAX
- ブロックエクスプローラー:https://snowtrace.io/
SBI VCトレードからAVAXを出庫
手順
- SBI VCトレードにログインし、「入出金」→「暗号資産出庫」を選択
- 「AVAX」を選択
- 「出庫先アドレス」にメタマスクのウォレットアドレスをコピペ
- 出庫数量を入力(ガス代用途なら0.1〜1 AVAX程度で十分)
- 内容を確認し、出庫申請を完了
- メールで出庫申請の確認を行い完了
注意点
- 出庫先アドレスは必ずコピペし、手入力は避けてください。
- SBI VCトレードの出庫手数料は無料です。
- 出庫処理には数分〜数十分かかる場合があります。
メタマスクへの詳しい送金方法は下記の記事で解説されています。
関連:メタマスクの使い方、仮想通貨の送金や交換:スワップ、便利機能を図解でわかりやすく
よくある質問(FAQ)
Q1. ガス代用途でどれくらいのAVAXを用意すればよいですか?
アバランチのガス代は非常に安いため、0.1〜1 AVAX程度(数百円〜数千円相当)あれば、多くの取引をカバーできます。頻繁にDeFiやNFTを利用する場合でも、1 AVAX以上あれば当面は十分です。
Q2. アバランチにはどんなチェーンがありますか?
アバランチには3つのチェーンがあります。C-Chain(Contract Chain)はスマートコントラクトやDeFi・NFTで使用され、最も一般的です。X-Chainは送金に特化、P-Chainはステーキングやバリデーター管理に使用されます。メタマスクで使用するのはC-Chainです。
Q3. 販売所と取引所(板取引)の違いは?
販売所は暗号資産交換業者と直接取引する形式で、表示された価格ですぐに購入できます。ただし、買値と売値の差(スプレッド)が含まれます。取引所(板取引)は、ユーザー同士が希望価格を提示して売買する形式で、手数料を抑えやすいです。SBI VCトレードのAVAXは販売所のみ、bitbankは板取引にも対応しています。
Q4. AVAX送金時の注意点は?
出庫先のウォレットアドレスは必ずコピペし、手入力は避けてください。また、メタマスクにはAvalanche C-Chainネットワークを事前に追加しておく必要があります。送金前にネットワーク設定を確認しましょう。
Q5. ステーキングでAVAXを増やせますか?
はい。SBI VCトレードでは、AVAXを口座に保有しているだけでステーキング報酬を受け取れます。2025年の実績で年率約5%程度です。特別な申し込みは不要で、いつでも解約・出庫が可能です。長期保有を考えている方におすすめです。
アバランチ(AVAX)を購入したい方はこちらをチェック
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