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米CME、ビットコイン先物の取引制限を2倍に引き上げ 増加するBTC先物需要に対応

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

米CME、ビットコイン先物の取引制限を倍に引き上げ
米デリバティブ大手取引所CMEは、BTC月間先物の取引制限を2倍に引き上げる計画を明らかにした今年に入り取引高が増加傾向にあるビットコイン先物取引の成長に伴い取引制限の引き上げを行う。
           

米CME、ビットコイン先物の取引制限を倍に引き上げ

米デリバティブ大手取引所CMEは13日、ビットコイン(BTC)先物の取引制限を2倍に引き上げる計画を明らかにした。今年に入り取引高が増加傾向にあるビットコイン先物取引の成長に伴い取引制限の引き上げを行う。変更は9月30日にも開始される見込みだ。

CMEは取引条件の変更で、米当局CFTCへ自己認証プロセスに基づく通知書の提出を行なっている。CMEはCFTC認定の「指定契約市場(DCM)」であることで、CFTCの事前承認を得ずに契約の変更や新たな契約の提供を行うことができる。

今回の変更では、1投資口座における月間取引上限が1,000ロットから2,000ロットに引き上げられる。CMEでは、1ロットが5BTCに該当するため、最大10,000BTC(現価格5,000万ドル以上)までのポジション制限が引き上げられることになる。

CMEの代表によると、現在CMEの日平均取引高がおよそ7,100契約(35,500BTC)ほどで、19年に入り出来高が増加傾向にある。

建玉上限は、CFTCが先物の「過度な投機」を防ぐために設けたいわゆる市場バッファのようなもので、「基本、市場操縦のリスクが低い市場では、建玉の制限は必要ではない」と説明している。

関連機関投資家の資金流入か、CMEビットコイン先物の「OI」がレイバー・デイ後に30%増

参考:CME公式書類

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