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リブラの開始目処に変更なし 2020年の開始へ規制当局との対話継続

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

カリブラCEOは規制当局対応へ楽観的見解
リブラのローンチ日時が、これまでの予定通り来年2020年に据え置かれることがわかった。フェイスブック子会社「カリブラ」のCEO David Marcus氏が、規制当局への対応含め、プロジェクト進捗に変更はないと楽観的見解を示した。

リブラのローンチ日程に変更なし

リブラのローンチ日程が、これまでの予定通り来年2020年に据え置かれることがわかった。リブラのウォレット開発を行うフェイスブック子会社「カリブラ」のCEO David Marcus氏が、スイスの大手メディア「ノイエ・チュルヒャー・ツァイトゥング(NZZ)」のインタビューで明かした。

各国政府から規制準拠の要請、また禁止も視野に入れた厳しい見解が示されているリブラプロジェクトであるが、Marcus氏は「リブラの開始目標は来年で変わらない」と見解を語り、プロジェクトのローンチに前向きな見通しを示した。

「今はすべての質問に適切に回答し、適切な規制環境をつくること、そしてカリブラのウォレットの完成に向けて動いており、今年だけでもまだやることはたくさんある」と回答。具体的には、法令への批准に加えて、リブラ協会の運営の開始、責任あるマネージングディレクターの任命、多くの関心のある潜在的なメンバーの受け入れなどを挙げた。

Marcus氏は、規制当局の批判的な見解について、「最終的にはコミュニケーションの問題」と発言。世界中に点在する金融サービスへのアクセスがない人々が存在する国において、リブラネットワークへの参加がどれほど潜在的な有益性を含んでいるかを規制当局と対話を重ねることで、理解を促していくことが重要であると説明した。

また、コミュニケーションを重ねることで、法的な懸念に対する解決案の提示を促進することも可能であるとして、FINMA(スイスの金融市場監督局)のみならず、リブラに関連するすべての機関と対話を進めていると回答した。

なお、今週開催されたBIS(国際決済銀行)の会合に参加した、G7諸国のワーキンググループとのディスカッションも、近日で控えているという。

銀行のリブラプロジェクト参加にも言及

インタビューでは、現在のところプロジェクトの参加メンバーに銀行がいないことへの指摘もあった。Marcus氏は「意図的であって意図的でない状況だ。」とコメントし、以下のように続けた。

基本的に、メンバーになることへの関心は世界的に高いが、金融機関の場合、まず第一にメンバーシップがもたらす規制上の影響や懸念を理解したいと考えている。

リブラに新たなメンバーが加わることで、多くの銀行が加盟する可能性は高くなる。

規制当局との対話姿勢を示しつつも、プロジェクトの進行状況で予定変更を否定したリブラプロジェクト、規制当局との折り合いがつけば、銀行などの金融機関の参画にも見通しがつくと考えているようだ。

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