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タイで初の合法仮想通貨ICOポータルが開始 証券取引委員会の承認で

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

SEデジタル社、ICOポータル事業を開始
タイの「SEデジタル社」は証券取引委員会から正式承認を得て、ICOポータル事業を始めることが分かった。当初のトランザクションサイズは約70億円から110億円の範囲を予定している。

SEデジタル社、ICOポータル事業を開始

SEデジタル社は、タイの証券取引委員会(SEC)から正式に承認を得て、ICO(イニシャル・コイン・オファリング)のポータルを運用開始することが分かった。タイにおける初の合法ICOプラットフォームになる。

SEデジタル社は、タイの大手金融サービス会社であるSeamico Securities Plc(ZMICO)の子会社。今後国内初の投資トークンを、トランザクションサイズが20億バーツ(約71億円)から30億バーツ(約107億円)の範囲で発売する予定だ。

さらに、ZMICOに投資する暗号資産運用会社Elevated Returnsは、これらのデジタルトークンの流通市場を提供する、仮想通貨取引会社ERX Company Limited(ERX)を立ち上げており、来年初頭までの事業開始を目指している。

ワンストップサービスを目指す

SEデジタル社は、仮想通貨商品を巡るワンストップ・サービスを目指している。サービス内容は、コンプライアンス、暗号資産のライフサイクル管理、プライマリー商品の発行、戦略的助言、市場へのアクセスのサポートなど多岐に渡る予定だ。

同社のICOポータルは、通貨発行者が必要な査定を効率的に行うことも可能にするという。必要項目としては、例えばKYC(Know Your Customer:顧客の身元確認)、CDD(Customer Due Diligence:顧客管理)、AML(Anti-Money Laundering:マネーロンダリング対策)などが挙げられる。

デジタル化されたトークンは、タイの投資家や市場の大半にとって、まだ新しいものであるため、SEデジタル社は地元のパートナー、規制当局、関連組織と協力しながら、一連の教育プログラムを実施することも計画しているという。

同社の最高マーケティング責任者であるStephen Ng氏は、「タイにはすでに、地域の金融ハブとしての地位、活気に満ちた新興コミュニティ、デジタルイノベーションを促進する進歩的な規制制度など、デジタル資産にとっての強力な基盤がある」と述べている。

Ng氏は、デジタルトークンに関心のある企業をタイに招致することもできると付け加え、タイ経済におけるデジタル化という変革を、長期的にサポートしていく意気込みを見せた。

タイは、仮想通貨に対して積極的な姿勢を見せる国の1つである一方、先月同国の大手仮想通貨取引所の1つがサービスを終了した。

関連:タイ最大級のビットコイン取引所が9月30日に終了へ

参考:バンコクポスト

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