はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

新たなイーサリアムブロックチェーンプラットフォームが金融証券に革命を起こすのか?

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

新たなプラットフォーム実装
Polymathが従来の証券とブロックチェーン資産所有権の間にある隔たりをふさぐ新たなプラットフォームを実装する予定です。
公開データの強み
Polymathプラットフォーム上のデータは公開されるため、ユーザーは他のユーザの活動から学ぶことができる上、従来のプラットフォームより豊富なデータを得ることができます。

証券系プラットフォーム

2013年以来、ICOは40億ドル(約4500億円)以上も集め、政府機関は規制方法を試行錯誤しています。

ICOを通して発行されたトークンのうちいくつかは証券取引法を破っている「証券トークン」と判断される可能性があります。

しかし、資産担保ブロックチェーントークン(証券も含む)を以前よりも発行しやすくする新たな分散型プロトコルが実装されようとしています。

Polymath創設者および社長Trevor Koverko氏がCCNに対し、

「PolymathはPOLY(トークン)に動機付けられたユーザーのネットワークを通し、ブロックチェーン上の証券トークンを促進します」

KYC(Know Your Customer)AML(アンチマネーロンダリング)のような必要条件をトークン自体に組み込んだ新たなトークン基準を作りました」

と言いました。

Polymathプラットフォームはビジネスや金融商品発行者のブロックチェーン上の証券トークン実装を妨害する障害物を減らすようデザインされています。

元NHL(ナショナルホッケーリーグ)のドラフト選手でシリコンバレー企業家であるKoverko氏によると、

「簡単な証券発行および2次取引市場を紹介することにより、Polymathプラットフォームは従来の証券とブロックチェーンベース資産所有権や投資機会間の隔たりをふさぐことができます」

と述べています。

Polymathネットワークはオープンプロトコルになる予定です。

更に、Koverko氏はこのように述べています。

「Polymathのプラットフォームは今までよりも多くの人と場所に経済的成長や機会を与えます。巨大な証券業界がブロックチェーンに進出する中、Polymathプラットフォームは個人および会社に分散型経済への参加を可能にします」

Polymathの中核はユーザーデータのネットワーク保管用にデザインされたスマートコントラクトによって構成されており、ユーザーによる地域、国家、そして国際規制に従った相互作用を管理しています

KYCプロバイダ、法代表者、スマートコントラクト開発者、トークン発行者、そして投資者などがこのネットワークを使用します。

ブロックチェーン上のデータは多くの場合公開されています。

Polymathの場合、トークン購入者はユーザー名を決めて使用しますが、取引データは公開されるため、同じであると言えます。

KYCプロバイダ、法律事務所、そしてスマートコントラクト開発者の豊富な活動データはプラットフォーム上で公開され、ユーザーは他のユーザーの活動から学ぶことができます。

2016年、カナダの有力ブロックチェーン投資者の一人でもあったKoverko氏によると、

「Ploymathの閉回路システムはどんなユーザー(法代表者、スマートコントラクト作者、発行者、またはKYCプロバイダ)に対してもハイクオリティー付け値とロークオリティ付け値の分離を援助することができます。Polymathは最も有力な法代表者、信頼できるKYCプロバイダ、そして最良Solidity(プログラム言語)スマートコントラクト開発者が経年的に上位に登れるような構造を目指します。」

Polymathは従来の財産所有権を越える発展になるかもしれません。

「現在、証券発行をする際に株式市場から販売株価データを得られますが、Polymath取引からはより豊富なデータを得られる可能性が高いです」

This Ethereum Blockchain Platform Could Revolutionize Financial Securities

Jan. 7, 2018 by Justin OConnell

参考記事はこちらから
イーサリアムニュース一覧
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
05/20 火曜日
14:45
「サトシ」か「ビット」か? ビットコイン価格高騰で基本単位論争が再燃
ビットコインの価格高騰に伴い、コミュニティではその基本単位「サトシ」変更の議論が白熱している。サトシを廃止すべきというビットコイン改善提案177にジャック・ドーシー氏が支持を表明する一方で、反対意見も多く論じられている。
14:00
ブラックロック「BUIDL」で利回り増やす取引戦略 BounceBitが実証試験
BounceBitがブラックロックのトークン化米国債「BUIDL」を担保に利用して、年利20%を実現した取引戦略を公開した。ステーブルコインを担保とするよりも利点があるとしている。
13:10
個人ノード運用を容易に、ヴィタリックの新たなイーサリアム拡張案とは
仮想通貨イーサリアム共同創設者ヴィタリック・ブテリン氏が新L1スケーリング計画を発表。個人のノード運用を容易にする「部分的ステートレスノード」でガスリミットを10~100倍に拡張する革新的アプローチを提案。
12:35
米上院、ステーブルコイン規制『GENIUS法案』の審議進行可決
米上院が仮想通貨ステーブルコイン規制法案「GENIUS法案」の審議を66対32で可決。消費者保護や倫理規定を強化した修正案で超党派合意が進展。
11:59
ビットコイン下髭で押し目買い意欲旺盛か イーサリアムにも機関投資家の強い関心
過去最高値の更新まで目前のビットコインは米国債格下げなど不透明感のある中、下髭形成し押し目買い意欲の強さを示した。50日・200日移動平均線のゴールデンクロスが目前に迫る中、イーサリアムには機関投資家の資金が集まり、CMEグループのXRP先物は初日に1,560万ドルの取引高を記録した。
11:20
SEC新委員長、仮想通貨規制を全面見直し
SEC新委員長ポール・アトキンス氏が仮想通貨規制の抜本的見直しを表明。前政権の執行措置を批判し、発行・保管・取引の3分野で明確なガイドライン策定へ。
10:35
リップル社、UAEの金融企業2社と提携
リップル社は、UAEのZand BankとMamoの2社が顧客になったことを発表。両社はリップルペイメントを使用すると説明しており、中東市場の事業を強化していく。
10:05
ソラナの新コンセンサスプロトコル「Alpenglow」提案 性能引き上げへ
ソラナ開発スタジオAnzaが新コンセンサスプロトコル「Alpenglow」を発表した。処理時間を理論的に約150ミリ秒まで短縮し、Web2と競合できる高速処理を実現するとしている。
08:45
ビットコイン急騰、米国債格下げと州法により"安全資産"化|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは史上最高値となる10万9,000ドル付近まで上昇している。米国債の格下げを契機として米国の信用力に対する懸念が台頭し、ドル安が進行した。
08:02
ステーブルコイン大手サークル、コインベースとリップルから買収アプローチ=報道
USDC発行元のサークル社が50億ドル以上の企業価値での買収提案を複数社から受けている。リップルとコインベースからアプローチされ、IPO計画と並行して検討中か。
07:45
過去最高515億円含み益達成、エルサルバドルのビットコイン投資
エルサルバドルが保有するビットコインが515億円の含み益を達成。国際通貨基金との合意に反してビットコイン蓄積を継続中。
07:25
コインベース顧客情報流出事件、米司法省が捜査開始=報道
米司法省が仮想通貨取引所コインベースの顧客データ流出事件について刑事捜査を開始。インド拠点従業員への贈賄による情報漏洩で、ハッカーが2000万ドルの身代金を要求していた。
06:40
ストラテジー社とセイラー氏、ビットコイン投資の収益性めぐり投資家から集団訴訟
ストラテジー社とマイケル・セイラー会長が、仮想通貨ビットコインの投資戦略の収益性について虚偽の説明をしたとして投資家から集団訴訟を起こされた。
06:15
Bybit、USDT使用の株式取引開始 ストラテジーなど78社が対象
仮想通貨取引所Bybitが株式取引機能をGold & FXに追加。ストラテジーやコインベース、マグニフィセント7を含む78社株式をUSDTで取引可能。CFDモデル採用で実株保有は不要。
06:05
SEC、ソラナ現物ETFへの決定を延期 21SharesとBitwiseが対象
米証券取引委員会が21SharesとBitwiseのソラナETF提案について決定期限を延期し、パブリックコメントを求めると発表。Canary、VanEckも含む複数企業が仮想通貨ETF承認を競う中、SECの審査が本格化へ。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧