はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

eToro、仮想通貨リブラの世界戦略変更を提案

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

eToro、リブラの戦略変更を提案

大手オンライン投資仲介会社eToroのブロックチェーン研究者が、フェイスブック社はリブラの代わりに、第三者の提供するステーブルコインのサポートを使用すべきだと主張、リブラの世界戦略の変更を提案したことが分かった。

eToroのブロックチェーン研究ユニットeToroX Labsは、世界中で銀行口座を持たない何百万人もの人々が使用できるピアツーピア決済ネットワークを構築するというリブラの目標は重要であり、金融業界にとってのインパクトも大きいと認めつつ、フェイスブック社がそれを実現させるためには、戦略を変更する必要があると見解を表明した。

現在、リブラには国家の通貨主権を脅かしたり、プライバシー保護の観点などから問題があるのではないかとしてG7各国等からは、懸念の声が挙がっている。

フェイスブック社は、各国の規制を遵守し、各国政府が供給量などをコントロールできるため通貨主権も脅かすことはないと反論しているものの、リブラの普及には多くの時間を必要とみられている。

こうした先行き不透明な状況を打破する手段として、フェイスブック社は規制された第三者機関と提携し、資産の発行を委任することで問題を解決できるとeToroは指摘する。

独立した、複数の法定通貨建てのステーブルコインを採用することで、通貨を管理するというタスクはフェイスブック側の手を離れ、代わりに独自のカリブラ・ウォレットを構築することに集中できる考えているという。

eToroのCEO、Yoni Assia氏は、リブラ協会は議員に対して「リブラネットワークを使って決済を実行する様々な第三者機関のガバナンス」を可能にする調和のとれた規制枠組みを提供するよう働きかけるべきだと述べた。

リブラとは別の新決済サービス立ち上げ

一方、リブラ協会によるとリブラの開発自体は順調に行われている。リブラのテストネットではすでに51,000件の送金が行われており、34プロジェクトがテストネット上で開発された。

リブラ協会が10月初頭に公開した開発のロードマップによると、年内に、協会メンバー5社がリブラのフルノードを運営するという第一段階を完了させる予定だという。

またフェイスブック社は、リブラとは別に新決済サービスとして「Facebook Pay」を近日中に開始すると発表した。米国内でサービスを開始し、国外へ提供範囲を拡大していく方針である。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
08/20 水曜日
20:06
SBI VCトレード、仮想通貨積立でキャッシュバック 最大1%還元 キャンペーン
SBI VCトレードが暗号資産(仮想通貨)積立投資のキャッシュバックキャンペーンを開始。期間中の約定金額に応じて最大1%を還元、上限なし。9月20日まで実施で新規・既存ユーザーが対象。ドルコスト平均法でリスク分散も可能。
14:40
WebX 2025完全ガイド|日本最大Web3カンファレンスのチケット料金・見どころ・参加方法まとめ
国内最大手仮想通貨メディアCoinPostによる「WebX 2025」の特集ページ(公式ガイド)。SBIの北尾会長、平 将明デジタル大臣、小池都知事、ホリエモン、オードリー・タン、アーサー・ヘイズなど豪華な注目スピーカーをはじめ、お得な割引情報を含むチケット料金、会場アクセス、サイドイベント情報を詳しく解説。
13:15
イーサリアムトレジャリー企業が市場に与える影響は? クリプトクアント分析
クリプトクアントが仮想通貨イーサリアム・トレジャリー企業の台頭を分析した。16社以上がETH財務戦略を採用する中、そのメリットや問題点を解説している。
13:00
J-CAMのWebXブースは「体験型エンタメ空間」遊び心と近未来を彷彿とさせる仕掛け|WebXスポンサーインタビュー
大規模カンファレンス「WebX 2025」のタイトルスポンサーとしてブース出展を決めた、株式会社J-CAMの新津俊之CEOへインタビュー。BitLendingやIoliteを通じた暗号資産レンディングサービスの展望ついて聞いた。
11:45
JPYC、日本円ステーブルコイン発行へ 新サービス「JPYC EX」とは?
JPYCが資金移動業ライセンスを取得し、日本初の円建てステーブルコイン「JPYC EX」を発行へ。特徴や将来性を徹底解説。
11:25
岐路に立つビットコイン、次の上昇はいつから? 専門家の見解
仮想通貨ビットコインが11万4000~11万5000ドルで調整継続中。アナリストは9-10月回復予測する。バーンスタインは2027年まで強気相場継続と分析。
10:30
スカイブリッジ、アバランチで440億円の資産トークン化
米投資運用会社スカイブリッジが主力ヘッジファンドを仮想通貨アバランチのブロックチェーンでトークン化する。RWA市場が成長し機関投資家のトークン化参入が本格化している。
10:20
テゾスエコシステム at WebX 2025:RWA最新動向から日本限定グッズ、体験型コンテンツまで一挙公開
WebX 2025でテゾス共同創設者Arthur Breitman氏が登壇。そのエコシステムについて、ハードフォーク不要でアップグレードできるブロックチェーン技術と100万TPS対応のレイヤー2、世界初ウラントークン化など最新動向を解説。日本限定グッズ抽選やフォトブース体験も。
10:15
ロビンフッド、NFLと大学のアメフトの予測市場を提供へ
仮想通貨などの取引サービスを提供するロビンフッドは、米国のプロと大学のフットボールの試合結果に賭けることができる予測市場のローンチを発表。ロビンフッドのアプリから直接使用できる。
08:12
ワイオミング州、米国初の州発行ステーブルコイン「FRNT」をローンチ
ワイオミング州が米国初の州政府発行ステーブルコイン「フロンティア・ステーブル・トークン(FRNT)」を正式リリース。7つのブロックチェーンに対応。
07:00
カインドリーMD、5744BTCを購入 ナカモト合併後初の大型投資
医療企業カインドリーMDが5744BTCの仮想通貨ビットコインを約679億円で購入。ナカモト・ホールディングスとの合併完了後初の大型投資で総保有量は5765BTCに拡大。
06:35
米SEC・FRBトップ、仮想通貨規制方針転換を宣言
米SECアトキンス委員長とFRBボウマン副議長がワイオミング・ブロックチェーン・シンポジウムで仮想通貨規制の抜本的方針転換を発表。イノベーション重視の新時代開幕。
05:55
テザー、トランプ政権仮想通貨評議会の元高官を戦略顧問に起用
世界最大のステーブルコイン発行会社テザーが、トランプ政権でホワイトハウス仮想通貨評議会を率いたボー・ハインズ氏を米国戦略担当の戦略顧問に任命。
05:45
シャープリンク、イーサリアム保有量74万ETHに拡大
米上場のシャープリンク・ゲーミングが8月17日時点でイーサリアム保有量を74万760ETHまで拡大。前週は新たに14万3593ETHを購入した。
05:30
仮想通貨取引所Bullish、IPO調達資金全額をステーブルコインで受領
仮想通貨取引所ブリッシュがIPO調達資金11.5億ドルを全てステーブルコインで受け取り、米国IPO史上初の事例を達成。ソラナネットワークを活用しコインベースが保管。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧