はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

米SEC、仮想通貨業界の検査事項を具体化 2020年の監視活動優先事項に

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

SECの2020年監視優先事項

米国証券取引委員会(SEC)のコンプライアンス検査局(OCIE)は、2020年の監視活動における優先事項を発表。仮想通貨を含む「デジタル資産」と関連業者(サービスプロバイダー)をリストに加えた。

ブロックチェーンを開発する、もしくはデジタル資産の発行を行う業者を監視対象とするという。

2019年にも仮想通貨を監視事項に含めていたが、2020年版ではSECのアプローチの変化が見られた。

以前のリストでは、個人投資家に対するICOや仮想通貨におけるリスクの簡易的なリスト化に留めていたが、今回は対応範囲などより具体的な内容に踏み込んだ。

OCIEは、「デジタル資産市場は急速に成長しているため、様々なリスクをもたらしている。例えば、デジタル資産と従来の投資商品の違いを十分に理解していない恐れがある」とした上で、SECの登録業者に対する検査・監視事項を明記した。

具体的には、投資適合性、取引の業務、資金の安全性、価格とバリュエーション、コンプライアンスの有効性および従業員に対する業務外の行為監視を挙げている。

規制アプローチの詳細こそ明かされていないが、一部の関係者は、2020年はこれまでの「報復的スタンス」から緩和するのではないかと考える意見も見られており、今年の米国の対応が世界を先導するかに注目が集まっている。

これまでの取り締まり事例

振り返れば、2019年は多くのSECによる取り締まり事案があった。特にICOに対する事例が大多数を占めた格好だ。

具体的な取り締まりの事例では、EOSのトークンセールに対する2400万ドルの罰金和解案といった解決策を講じた一方、Kik社やテレグラム社の事例では訴訟に発展したケースもある。

参考:SEC

CoinPostの注目記事

米SEC、バスケット型ビットコインETFの判断を来年2月に延期
米SECはWilshire Phoenix社が申請中のBTC ETFに対する判断を延期した。次回の判断期限2月26日は最後となる。
セキュリティトークンのスタートアップ企業、米SECに証券代行の認可を申請
セキュリティトークンの米スタートアップ企業TokenSoftが、米SECに証券代行の認可を申請した。子会社のDTACは仮想通貨ウォレットを紛失したユーザーサポートなど、従来とは異なるサービスも提供する。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
07/05 土曜日
13:40
トランプ一族の「World Liberty Financial」、WLFIトークンの取引開始を提案
World Liberty Financialが仮想通貨WLFIトークンの譲渡可能化を提案。早期支援者のトークンがアンロックされる見込み。
13:00
リップル社、シンガポールでXRPLの起業家育成プログラム開催へ 最大20万ドル資金提供
リップル社がシンガポールでXRP台帳基盤の起業家育成プログラムを開始する。RWAトークン化・DeFi・AI分野などに焦点を置き、最大20万ドルの資金提供を予定している。
10:20
1兆円相当ビットコインが移動も、構造的売り圧力は限定的か=Bitcoin Vector分析
14年以上動かなかった8万ビットコイン(約1.2兆円)が8個のアドレスから移動。仮想通貨取引所への売却ではなくOTC取引との見方も。
09:45
ロシア国営ロステック、トロンでステーブルコインRUBx発行へ 制裁回避狙いも
ロシア国営企業ロステックがルーブル建てステーブルコインRUBxを年内に発行する予定だ。決済プラットフォームRT-Payも立ち上げる。経済制裁回避の意図もあるとみられる。
08:20
Mercado Bitcoin、XRPレジャーで約300億円の資産トークン化計画
ブラジルの仮想通貨取引所Mercado BitcoinがXRPLで実世界資産トークン化を拡大。南米機関による最大規模の取り組み。
07:10
英上場ゴールド探査会社Hamak Gold、ビットコイン財務戦略導入で247万ポンド調達
ロンドン上場のHamak Goldが仮想通貨戦略転換を発表。カタール王族系投資ファンドも参加し株価6%上昇。
06:55
14年以上動かなかったビットコイン、合計1兆円相当が移動 警戒感高まる
14年以上動かなかった合計1兆円相当の仮想通貨ビットコインが、8個のアドレスから移動したことがわかった。当時からどのくらい価値が増えているのかも明らかになっている。
06:30
Ondo Finance、米SEC登録のOasis Pro社買収でトークン化証券市場に本格参入
RWAトークン化プラットフォームOndoが規制準拠のOasis Proを買収。米国投資家向けトークン化証券サービス拡大へ。
06:21
初心者向け|仮想通貨取引所のKYC手続きとは?スマホでできるeKYCの流れと注意点
口座開設の必須手順 暗号資産(仮想通貨)取引所を利用し始めるには、口座開設時に「KYC(本人確認)」と呼ばれる手続きが必要です。これは、ユーザーの身分確認や、利用目的の確認を通…
06:10
スウェーデン、違法収益による仮想通貨の押収を強化
スウェーデンのストレマー司法相が警察や税務当局に仮想通貨を含む犯罪収益の押収強化を指示。昨年11月導入の欧州最厳格な没収法により840万ドル相当を押収済み。
05:40
2800分の1の確率を突破 個人マイナーがビットコイン採掘に成功、5000万円獲得
個人ビットコインマイナーが7月4日にブロック903,883を単独採掘し、3.173BTC(約5000万円)の報酬を獲得。ネットワーク全体の0.00026%のハッシュレートで成功。
07/04 金曜日
17:43
マックハウス、仮想通貨事業でゼロフィールドと基本契約
アパレル大手マックハウスが暗号資産事業に参入。国内マイニングシェア1位のゼロフィールドと基本契約を締結し、ビットコイン購入とマイニングの両輪戦略で収益多様化を目指す。
17:11
SMBCグループ、事業共創施設「HOOPSLINK」を丸の内に開設 Web3や生成AIの活用を目指す
SMBCグループが事業共創施設「HOOPSLINK」を丸の内に開設。Web3などを活用し、スタートアップから大企業まで多様なパートナーと新事業を創出。
15:08
みんなの銀行、ソラナ基盤のステーブルコイン事業化に向け共同検討を開始
みんなの銀行がソラナ(SOL)基盤のステーブルコインとweb3ウォレットの事業化に向け共同検討を開始。Solana Japan、Fireblocks、TISの3社と協業し、新たな金融体験の創出を目指す。
13:50
米上場アンバー・インターナショナル、約37億円調達で仮想通貨準備金戦略を加速
米上場のアンバー・インターナショナルが機関投資家から2550万ドルを調達し、1億ドルの仮想通貨リザーブ戦略を強化。パンテラ・キャピタルなど著名投資家が参加。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧