カルダノ、メインネット実装日を4月に発表
カルダノの第二段階にあたるShelley期のメインネット実装は京都で行われるイベントで発表される予定だ。
3日に行われたライブ配信で、カルダノ開発企業IOHKのチャールズ・ホスキンソンCEOは4月(以降)にはShelleyメインネットの実装を告知できると考えていることを明かした。
また、メインネットのローンチを祝して、日本の京都でパーティーを開催する予定だという。
Shelleyのテストネットはすでに昨年12月より稼働しており、メインネットの告知までには2ヶ月半ほどかかった形だ。
Shelley期はカルダノがコミュニティ、技術的に形成されたByron期に続く次の段階で、ネットワークの分散化などを中心に開発を進めていく。Shelley期の後はShelleyと並行して開発が進められているGouguen、そしてBasho、Voltaireと続いていく。
ほかにも、Shelley期ではインセンティブのシステムが新たに導入されている。
カルダノは保有量に応じてがもらえるPoSを採用しており、一般の保有者はステークプールの運用者に権利を委任することで、ノードの運用など高度な作業を行うことなく分配された報酬を受け取ることができる。
また、カルダノが採用するアルゴリズムであるウロボロス(OBFT)も2月の中旬に実装が予定されており、ホスキンソン氏は2、3、4月は非常に忙しい月となりそうだと述べている。ウロボロスはPoSに分類され、ビットコインの採用するPoWに比べ、電力、エネルギーの消費が少ないことが特徴となる。