はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

仮想通貨ビットコインの「安全資産性」で正念場 世界で株安連鎖

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコインの「安全資産性」で正念場

仮想通貨市場は25日、ビットコインが弱含み。心理的節目10000ドルに続伸を阻まれ反落すると下落幅が拡大した。

現ビットコイン市場の注目は、新型コロナウィルスの感染拡大などを受け拡大する国際的なリスク回避ムードで逃避資産としての立ち位置を維持できるか。世界的な株安で、米国債や金といった安全資産は大幅高となる中で出遅れるビットコイン市場の値動きに再び注目が集まっている。

24日、新型肺炎への警戒感や一連の米経済指標の結果への警戒感から米株が急落。ダウ平均株価の下げ幅は1000ドル幅を超えたほか、S&P500種株価指数も2018年2月以来の大幅安。ニューヨーク原油先物相場も続落し、約7週間で最大の下げ幅を記録した。

世界各国で新型コロナウイルスの感染拡大が報道される中、世界的に流行する懸念が強まった。多方で渡航制限などが議論されるほか、アジアにおける部品などの供給網にあたるサプライチェーンへの影響拡大を警告する企業の声明に警戒感を高める投資家もいる。

一方、マクロリスクとしての市場の不確実性が強まる中で、米国債や金といった安全資産は価格急伸。ニューヨーク金先物相場は8営業日続伸し、約7年ぶり高値を記録した。

1万ドルを境に乱高下が続くビットコイン市場、リスク回避の際の受け皿となり得るか、今後の資金流入を連想させる「好材料」と意識させるための正念場となりそうだ。

2020年に入り、半減期を見越した潜在的なビットコイン買い需要が先行して強気相場に転換した仮想通貨市場は、安全資産としての買い需要も市場が意識した材料になっていた。

1月の金とビットコインの相関係数は0.2未満(クオンタム・エコノミクスの創業者マティ・グリーンスパン)。高い相関性が示される水準0.7には及ばないものの、既存の金融マーケットとの相関性が極めて低い市場を強みと捉える見方がある。

ビットコインに関して控えるファンダメンタルズ要因では、ウィルシャー・フィニックスが申請するビットコインETFの可否判断日程が2月26日。本日10時間後にはデフィカルティの調整が控えている(5回ぶりにマイナス調整水準で推移)。

厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
13:40
イーサリアムDEXトレーダー70%超急増、Uniswapが市場独占するも特許訴訟に
イーサリアムのDEX取引が活性化し、アクティブユーザー数が73%増の64,000人に到達した。イーサリアムの取引市場シェア86%を占めるUniswapが3兆ドルの累計取引量を達成する一方で、Bancorによる特許侵害訴訟に直面している。
12:30
ビットコイン10万ドル台で再注目、投資魅力が金に接近か=アナリスト
ビットコイン価格が10万ドルを突破し、金価格が調整する中、投資資金の流れに変化が。フィデリティやゴールドマン・サックスなど大手金融機関の分析から、金とビットコインの関係性と今後の見通しを解説。
11:35
「NFTの多くは有価証券ではない」米SECパース委員が見解
米SEC委員のパース氏がNFTの証券性を否定する見解を示した。クリエイターロイヤリティを伴うNFTも証券に該当せず、ミームコインや多くの仮想通貨も除外対象と意見している。
11:00
アバランチ、140億円規模の新ブロックチェーン環境「Fusion」リリース
仮想通貨アバランチが1億ドル規模の新エコシステム「Fusion」を発表した。モジュール型の2層アーキテクチャで、成果主導型の実用的ブロックチェーンネットワーク構築を可能にする。
10:35
元大統領候補のStrive社、75000BTC取得計画 Mt.Gox債権から
元大統領候補のラマスワミ氏の資産運用会社Striveが、破産した仮想通貨取引所Mt.Goxの7万5000ビットコイン債権を割引価格で取得する計画を発表。10月までの債権者返済に先立ち株主承認を目指す。
10:25
ジャスティン・サン、トランプ米大統領との晩餐会参加へ
仮想通貨トロンの創設者ジャスティン・サン氏は、トランプ米大統領との晩餐会に参加することを公表。晩餐会参加希望者の中で、トランプコインの最大保有者だと説明した。
09:30
株価50%急騰、米上場DigiAsia 純利益の半分をビットコイン購入へ
ナスダック上場フィンテック企業DigiAsia Corpが純利益の最大50%をビットコイン購入に充当する戦略を発表。最大1億ドルを調達しBTC準備金を確立、長期保有と収益創出を目指す。
08:35
ビットコイン、過熱なき上昇か オンチェーン分析が裏付ける=アナリスト
Avocado_onchainとSwissblockの最新分析によれば、ビットコインの現在の反発上昇は過去と異なり過熱することなく進行中。ビットコインファンダメンタルインデックスも弱気ダイバージェンスの兆候なく、オンチェーン指標が市場の健全性を示しているようだ。
08:00
イーサリアム過熱状態、2500ドルで調整局面入りか アナリスト分析
Cryptoquantの登録アナリストがイーサリアムが2500ドル付近で過熱状態と指摘。一方でバイナンスからのアルトコイン流出は蓄積の兆候に。
07:25
ロビンフッド、米SECにRWAトークン化の規制案提出
仮想通貨などの投資アプリを提供するロビンフッドは、RWAトークン化の規制に関する提案書を米SECに提出。将来的に、トークン化したRWAの取引所を運営する計画があるようだ。
07:10
XRP・ドージコインETFの判断延期継続 米SEC、承認は早くても夏ごろか
米証券取引委員会がXRPとドージコインのETF申請について判断を延期し、パブリックコメントを募集。BitwiseのイーサリアムETFステーキング機能審査も先送りに。
06:55
トランプ退任前にビットコイン価格5倍上昇を予測=大手銀アナリスト
大手銀アナリストは政府機関がマイクロストラテジー株を通じてビットコイン保有を増加させていると指摘。この傾向がトランプ大統領退任前のビットコイン50万ドル予測を裏付けると主張。
06:05
ビットコイン保有量でサトシに迫る世界2位 ブラックロックETF
ブラックロックがビットコイン保有量でサトシ・ナカモトに次ぐ世界第2位に浮上。米国ビットコインETFの急速な資産集積でバイナンスを上回り、テキサス州でもビットコイン準備金法案が進展中。
05:40
CMEのXRP先物、27億円の初日取引高でソラナ超え 
米CMEグループが仮想通貨XRPの先物取引を開始し、初日に1900万ドルの取引高を記録。ビットコイン、イーサリアム、ソラナに続く4番目の仮想通貨先物として注目される。
05/20 火曜日
18:39
イーサリアム将来価格2025展望 | ETF・機関投資家・開発動向の注目点
【2025年5月最新】イーサリアム(ETH)の将来価格と成長可能性を徹底分析。ペクトラ後の価格回復、ブラックロックのステーキングETF申請、機関投資家の700億円購入など最新動向を解説。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧