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香港の仮想通貨カストディ企業がR3と提携 セキュリティトークンの総合サービス提供へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

香港のカストディ企業、R3と提携

香港に拠点を置く仮想通貨カストディ企業Hex Trustが、企業向けブロックチェーンソリューションを提供するR3社との提携を発表した。

Hex Trustの顧客となる企業は、同社のプラットフォームを介してCorda上でセキュリティトークンの発行、管理が可能になる。

R3社は世界中の350社を超える企業と協力し、オープンソース・企業向け双方のブロックチェーンを核とする巨大なエコシステムを構築。ブロックチェーンプラットフォーム「Corda」は金融サービス、保険、ヘルスケア、貿易金融などの様々な業界で導入事例が存在する。

Hex Trustは、2019年7月にリリースされたばかりのトークン専用コルダ・ソフトウェア開発キット(SDK)を介してR3とプラットフォームで統合するとしている。

今回の提携で、R3社の顧客はHex Trustのカストディソリューションを利用できるようになり、Hex Trustの顧客はCordaのブロックチェーンを、Hex Trustのプラットフォーム上で活用できるようになる。

両社の関係は、Hex Trustの顧客がCorda上でデリバティブ商品における担保トークンを発行したことをきっかけに始まった。

Hex Trustは既にこの環境を利用して、「アジアにおける最大規模の銀行」の1つと協力。R3社もいくつかのセキュリティトークンプロジェクトを進めているという。プロジェクトに関わる具体的な銀行や企業名は明かされていない。

セキュリティトークンの需要高まりを予測

Hex Trustは銀行や金融機関といった企業顧客に、デジタアセットのカストディサービスを提供し、ブロックチェーンのエコシステムへのエントリーとなってきた。

同社のプラットフォームはIBMなどとの提携関係により、デジタルアセットへのアクセスを提供することを特徴としており、香港のマネーロンダリング防止およびテロ資金調達条例に基づくライセンスを保有している。

また、シンガポール中銀のサンドボックス制度に参加しており、同国でカストディライセンスを申請中のほか、ドイツにおいても、本格的な活動に向け、正式な仮想通貨カストディライセンスを申請しているなど、積極的に事業を展開している。

さらに、Hex Trustは、今後もセキュリティトークンの需要が増えると予測。その背景にあるのは香港とシンガポールにおける仮想通貨取引のサンドボックス制度設置、EU諸国における仮想通貨カストディのための新しいライセンス枠組み構築の動きなど、世界的に規制の整備が進んでいるという状況だ。

参考:プレスリリース

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