はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

BitMEXがリスタート──米告発も新体制下で新たな仮想通貨取引商品を提供

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

BitMEXの新契約

暗号資産(仮想通貨)デリバティブ取引所BitMEXがチェーンリンク(LINK)の無期限スワップ契約の取扱いを新たに発表した。同社は、米司法省による告発を受け一時、事業継続が危ぶまれる状況にあったが、新商品発表で新体制下の取引所事業もスタートを切った。

関連BitMEXの「米国法逃れ」で逮捕事例、何があったのか──ビットコイン下落要因に

LINKの無期限スワップ「LINKUSDT」は10月16日より取引が開始。最大レバレッジ50倍で提供する。また、9月11日より始めたLINKの先物契約「LINKUSDTZ20」はレバレッジを最初に設定された33倍から50倍に引き上げるとしている。

新体制:新たなコンプライアンス責任者が就任

BitMEXの親企業100x Groupは、新たにチーフコンプライアンス責任者を雇ったことを公表した。今後の規制に対応する目的がある。

新たに就任したのは、2018年〜2020年の間、香港の仮想通貨取引所Diginexでもチーフコンプライアンス責任者として務めていた、Malcolm Wright氏だ。Diginexは先日、シンガポールの上場企業8i Enterprises Acquisition Corp.との逆さ合併の形で米ナスダック(NASDAQ)に上場しており、米国上場までの経験もある。

関連仮想通貨取引所が米ナスダックに上場

また、「グローバルデジタルファイナンス」というベストプラクティスを推進する業界団体で顧問理事長を務めており、金融を含めた業界のコンプライアンス分野の経験が豊富な人物となる。

BitMEXは10月2日に、「米国法逃れ」として米司法省(DOJ)と米商品先物取引委員会(CFTC)に告発された。違反したとされているのは、銀行秘密法(BSA)やデリバティブ商品に関する規則で、すでにアーサー・ヘイズ元CEOや、CTOを含む人物も役職から解任。新たなCEOには、元COOのVivien Khoo氏が任命され、新体制下での事業がスタートした。

米国の問題が解決した訳ではないが、BitMEXの動向は、グローバル取引所が多く存在する業界の先行事例にもなるため、注目度も高い。

関連『一時代の終焉か』米当局に告発されたBitMEXアーサーヘイズがCEO退任

関連塗り変わるビットコインデリバティブ市場の勢力図、トップに躍り出たバイナンスとBitMEXの凋落

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/19 金曜日
09:35
NYSEの運営会社ICEが仮想通貨企業ムーンペイに出資交渉、評価額50億ドル目指す
ニューヨーク証券取引所を運営するICEが仮想通貨決済企業ムーンペイへの出資交渉を進めていることがブルームバーグの報道で明らかになった。
08:35
JPモルガン、ステーブルコイン市場の成長予測を維持も1兆ドル規模には否定的
JPモルガンのアナリストがステーブルコイン市場は2028年までに5000億ドルから6000億ドルに達すると予測し、1兆ドル規模の予測を否定的に評価した。成長は仮想通貨市場全体と連動すると見ている。
07:55
トークン化株式xStocks、TON Walletに対応
株式のトークン化プラットフォームxStocksは、TONブロックチェーンのTON Walletに対応したことを発表。ユーザーはテレグラムからトークン化した株式やETFにアクセスできる。
07:44
JPモルガンのJPMコイン、コインベースのベースチェーンに移行
JPモルガン・チェースがデジタル預金トークンJPMコインを独自の内部ブロックチェーンからコインベースの「ベース」に移行した。機関投資家の需要に応え、24時間365日のほぼ即時決済を可能にする。
06:40
ビボパワー、韓国ファンドに4.5億XRP相当のリップル株式を調達へ
ナスダック上場のビボパワーがデジタル資産部門を通じて韓国の資産運用会社リーン・ベンチャーズ向けに3億ドル相当のリップル・ラボ株式を調達する。
06:12
台湾政府が210BTCの押収ビットコインを保有、世界10位の政府保有者に
台湾の法務部が犯罪捜査で押収した210枚以上のビットコインを保有していることを明らかにした。戦略的備蓄の検討も進んでいる。
05:55
2026年までに米国で100超の仮想通貨ETF上場を予測、ビットワイズ
米資産運用会社ビットワイズが2026年までに100本以上の仮想通貨ETFが米国で上場すると予測した。SECの一般的な上場基準公表により規制が明確化され、発行障壁が低下したことが背景にある。
05:40
ビットワイズ、スイ現物ETFをSECに申請
仮想通貨運用会社ビットワイズがスイトークンを追跡する現物ETFの登録を米SECに申請した。コインベース・カストディが保管を担当し、キャナリー・キャピタルや21シェアーズも同様のETFを申請している。
12/18 木曜日
22:21
ステーブルコイン「$U」がBNBチェーンとイーサリアムで始動
ユナイテッド・ステーブルズが新ステーブルコイン「U」をBNBチェーンとイーサリアムでローンチ。USDC、USDT、USD1で1対1裏付け。PancakeSwap等の主要DeFiプロトコルと初日から統合、AI経済向けにEIP-3009とx402をサポート予定。
18:27
ユニスワップ、1億UNI焼却提案の最終投票開始へ 流通量の16%
分散型取引所ユニスワップが1億UNI焼却を含む「ユニフィケーション提案」の最終投票を12月19日に開始。可決されれば手数料スイッチが起動し、UNIトークンは収益を生む資産へと転換する。
17:22
YO Labs、トークン化ゴールド「yoGOLD」の事前預入を受付開始
YO Labsがトークン化ゴールド(XAUt)で利回りを獲得できるイールドボールト「yoGOLD」を発表。金を預けて利回りを得られる。現在、事前預入を受付中。
16:43
トランプ大統領、次期FRB議長に「大幅利下げ支持」と宣言 
トランプ米大統領が次期FRB議長について「大幅な金利引き下げを支持する人物」と表明。金利1%以下を主張し、FRBの独立性を巡り議論を呼んでいる。QT終了や史上最大の税還付シーズンと相まって、仮想通貨市場への影響が注目される。
15:08
ハイパーリキッド、約1557億円相当のトークンをバーン認定へ 供給量13%削減目指す
分散型デリバティブ取引所ハイパーリキッドが約1,557億円相当のHYPEトークンをバーン認定する提案を発表。承認されれば流通供給量の13%が永久除外される。取引手数料の99%を自動買い戻しに充てるアシスタンスファンドのトークンが対象で、秘密鍵のないアドレスに保管され引き出し不可能。バリデーター投票は12月24日締切。
13:45
ソラナ、テストネットで耐量子署名を導入 量子コンピュータ対策で業界をリードか
ソラナ財団は量子コンピュータの脅威に備え、テストネットに耐量子署名を導入した。Project Elevenとの提携により実証実験に成功し、実用的な量子耐性が確認された。
13:15
仮想通貨詐欺対策強化 米上院議員、セーフクリプト法案を提出
米上院議員がビットコインなど仮想通貨関連の詐欺に対策する法案を提出した。米財務省や規制当局が連携するタスクフォース設置を目指している。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧