CoinPostで今最も読まれています

初心者向けの仮想通貨取引所、楽天ウォレットの特徴とおすすめポイントを紹介

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨取引を始める際、口座開設の簡易さは取引所を選ぶ上で1つの指標となるのではないでしょうか。楽天ウォレットは楽天の各サービスと連携しており、仮想通貨取引を始めやすい取引所です。

さらに、充実した資産管理サポートや無料の建玉管理料など、安心してトレードできる環境も提供しています。本稿を読むことで、楽天ウォレットが初心者にとってオススメできる特徴について知ることができるでしょう。

目次
  1. 楽天ウォレットの運用会社の概要と取引所の特徴
  2. 楽天のサービスと連携
  3. 最短即日で口座開設ができる
  4. リアルタイムの入出金
  5. 楽天ウォレットProと証拠金(レバレッジ)取引
  6. 最新セキュリティで資産保護
  7. NFTプラットフォームをローンチ予定
  8. 余ったポイントでビットコイン取引

1.楽天ウォレットの運営会社の概要と取引所の特徴

楽天ウォレットの運営会社の概要と取引所の特徴について紹介していきます。

1-1 楽天ウォレットの運営会社

楽天ウォレットの運営会社である楽天ウォレット株式会社は、楽天グループ株式会社の100%子会社である楽天ペイメント株式会社の子会社です。同社は、2016年12月に設立され、暗号資産(仮想通貨)の媒介を主な事業としています。

同グループ会社は、株式や為替取引、投資信託などの金融サービスを提供しており、金融市場には深い知見があります。また、関東財務局より、暗号資産取引業者として第00015号に登録されており、信頼性の高い取引所の1つと言えるでしょう。

1-2 取引所の基本スペック

 
特徴 現物取引 レバレッジ取引
取扱い銘柄
  • ビットコイン(BTC)
  • イーサリアム(ETH)
  • ビットコインキャッシュ(BCH)
  • ビットコイン(BTC)
  • イーサリアム(ETH)
  • ビットコインキャッシュ(BCH)
  • ライトコイン(LTC)
  • リップル(XRP)
  • ステラ(XLM)
  • テゾス(XTZ)
  • ポルカドット(DOT)
  • カルダノ(ADA)
  • 取引手数料 無料
    入出金手数料
  • 入金:無料
  • 出金:300円
  • 注文方法

    成行注文

    取引時間

    午前7:00~翌日午前6:55

    セキュリティ

    コールドウォレット/マルチシグ/二段階認証/資産の分別管理

    スマートフォン

    2.楽天のサービスと連携

    楽天ウォレットは、楽天の各種サービスと連携しており、仮想通貨の利用を始めやすいことがポイントです。

    2-1 楽天ポイントを仮想通貨に交換できる

    普段のお買い物で獲得したポイントを仮想通貨に交換できるならば、仮想通貨をより身近に感じられるのではないでしょうか。楽天ウォレットでは、楽天市場などで貯めた「楽天ポイント」を楽天ウォレットの現物取引で扱っている仮想通貨に交換できます。

    楽天ポイントとは、楽天グループの各サービスを利用することで獲得できるポイントです。獲得したポイントを「1ポイント=1円」で仮想通貨に交換することができ、最低100ポイントから交換できる便利なサービスです。

    楽天ポイントから交換した仮想通貨は通常の仮想通貨と同じように使用することができます。また、投資やインターネット上での送金や決済など用途は様々です。

    つまり、初めから楽天ポイントを持っている方であれば、自己資金を投資することなく仮想通貨取引を始めれます。特に、少額から始めたい初心者の方にとって、楽天ウォレットは参入ハードルが低く魅力的な取引所と言えるでしょう。

    2-2 楽天キャッシュにチャージ

    楽天キャッシュを利用することで、運用してきた仮想通貨を実生活で使用可能です。楽天ウォレットで保有している仮想通貨を楽天キャッシュにチャージすると、これまで運用してきた仮想通貨を楽天市場でのお買い物や楽天ペイでの決済に利用できます。

    楽天キャッシュは楽天経済圏で利用可能なオンライン電子マネーです。楽天Edy社が運営するサービスであり、楽天市場などの楽天サービスで利用可能なほか、家族や友人と相互に楽天キャッシュを送り合えます。

    楽天キャッシュへのチャージは、スマホ1つで素早く簡単にできるのが特徴です。そのため、運用していた仮想通貨を利益確定して銀行口座へ出金したのち、現金を引き出すといった手間のかかるプロセスを簡略化できます。

    さらに、楽天キャッシュへチャージした仮想通貨を楽天ペイでの決済に使用することで、楽天ポイントを貯められることもポイントです。貯めたポイントは再度仮想通貨に交換できるため、楽天サービスを最大限に活用することでお得に取引できるでしょう。

    3.最短即日で口座開設ができる

    口座開設と聞くと、少々手間のかかるイメージがあるかもしれません。しかし楽天ウォレットでは、スピーディに口座開設を完了し、仮想通貨取引を開始できます。

    楽天銀行の口座を持っている場合、本人確認の手続きが不要です。そのため、口座開設をスムーズに進められます。

    また、楽天銀行の口座を持っていない方向けに、らくらく本人確認というサービスがあります。このサービスを利用することで、本人確認をオンラインで完結できるため、複雑なプロセスを踏むことなく、口座開設可能です。

    関連:仮想通貨投資の始め方|初心者向けに口座開設方法や注意点を解説

    4.リアルタイムの入出金

    仮想通貨投資を行うにあたり、入出金に要する時間は重要なポイントです。入金に膨大な時間がかかってしまうと、取引チャンスを逃してしまう可能性があります。

    楽天ウォレットでは、入出金口座に楽天銀行口座を登録することで、銀行口座の残高確認とリアルタイム入出金をスマホアプリで行えます。そのため、出先や移動中でもスムーズに入出金を行うことが可能です。また、土日祝日でもリアルタイムで入手金ができるため、チャンスを逃さずに取引できるでしょう。

    楽天銀行口座を持っていない人でも、各金融機関から楽天ウォレットへの入金及び楽天ウォレットから各種金融機関への出金が可能。そのため、楽天ユーザー以外でも安心して楽天ウォレットを利用することができます。

    5.楽天ウォレットProと証拠金(レバレッジ)取引

    楽天ウォレットでは、証拠金(レバレッジ)取引専用サービス「楽天ウォレットPro」を実装しています。楽天ウォレットの口座をお持ちの方は、証拠金取引の専用口座を開設でき、24時間365日休みなく取引可能。

    下記では、楽天ウォレットProの細かい特徴について解説します。

    関連:仮想通貨の下落相場でも勝つ方法、空売り(ショート)の基礎知識

    5-1 業界屈指のスプレッド

    スプレッドとは、各サービスの提供・運営会社によって設定された、取引時の買値と売値の差額を指します。各種手数料とは別途支払う費用であり、スプレッドの大小は取引の損益に大きく関係するでしょう。

    楽天ウォレットは、公式サイトにて「楽天ウォレットでは、お客様に満足いただけるよう、業界屈指のスプレッドの提供を目指しております。」と公表。期間限定でスプレッド縮小キャンペーンを行っている事からも、スプレッドを狭くし1人でも多くのユーザーを満足させたいという姿勢が伺えます。

    5-2 建玉管理料が無料

    実際に仮想通貨投資を始めると、取引が約定された日に決済を行うタイミングがない場合もあります。大きなトレンドに乗ったポジションを取っている時は、ポジションを翌日や翌週に落ち越すことで、大きな利益を得られる可能性があるからです。

    ポジションを持ち越す際には、建玉管理料という手数料が発生します。建玉とは、証拠金において、取引約定後にまだ決済されていないポジションのことです。つまり、レバレッジ取引で長期保有した場合、例え損益が0だったとしても、建玉管理料によりマイナスに終わってしまう可能性があります。

    楽天ウォレットでは、この建玉管理料が無料です。建玉管理料が低いほど、資金効率がよくなるため、レバレッジ取引をするトレーダーにとって、大きなメリットと言えるでしょう。

    関連:プロが解説:ビットコイン現物取引とFX(レバレッジ)の戦略について

    6.最新セキュリティで資産保護

    楽天ウォレットでは、利用者の資産を安全に管理するために、あらゆるセキュリティ対策を強化しています。主に資産の分割管理と二段階認証に力を入れているのが特徴です。

    資産の分割管理について、利用者が保有している仮想通貨をコールドウォレットで保管し、その秘密鍵を複数の署名が必要なマルチシグで管理しています。コールドウォレットや秘密鍵の管理は、電子鍵の運用に詳しいセコムのグループ会社と協同で、安全な取引環境を提供しているのが強みです。

    また、楽天ウォレットは資産の安全な管理のために二段階認証も採用。二段階認証はログイン時、出金時、出庫時に必要となり、本人以外の不正利用を防ぎます。

    上記に加え、証拠金取引では顧客の資産を信託財産として保管しているため、万が一楽天ウォレットが破綻した場合でも、預けている資金は守られます。

    7.NFTプラットフォームをローンチ予定

    楽天は2021年8月、スポーツやエンターテインメントなど様々な分野におけるNFTの売買が可能なNFT(非代替性トークン)マーケットプレイス「Rakuten NFT」を2022年春にリリース予定です。

    「Rakuten NFT」は、マーケットプレイスとして個人間でNFTの売買ができる他、IPホルダーがワンストップでNFTの発行や販売サイトの構築が可能な独自のプラットフォームとしても利用可能になるといいます。

    同プロダクトでは、決済で楽天IDが使用でき、楽天ポイントを貯めたり、使ったりすることも可能。さらに、楽天が提供する他のサービスで、ユーザーが特定の条件を満たすとNFTを景品として獲得できるなど、様々なサービスと連動したプラットフォームとして機能するようになるとのことです。

    プレスリリースでは、楽天ウォレットとの連動も示唆されています。

    関連:非代替性トークンNFTとは|主な特徴と将来性を解説

    関連:「Rakuten NFT」、楽天が2022年にローンチへ

    8.余ったポイントでビットコイン取引

    楽天ウォレットは、楽天のサービスと連携しているため仮想通貨投資を始めやすい取引所です。普段貯めている楽天ポイントがあれば、それらを仮想通貨へ換金し、仮想通貨取引を始めれます。

    また、運用した仮想通貨を実生活で利用できる点も強みです。楽天キャッシュを利用することで、取引した仮想通貨を楽天市場でのお買い物等に利用できます。

    さらに、楽天ユーザー以外にも無料の建玉管理料や充実した資産管理のサポートなどメリットがたくさん。ぜひ楽天ウォレットで口座を開設し、仮想通貨投資にチャレンジしてみてください。

    CoinPost App DL
    注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
    10/03 木曜日
    18:30
    AI銘柄として注目の仮想通貨ニアー(NEAR)の買い方 おすすめ取引所比較
    AIとブロックチェーンの融合を目指すニアー(NEAR)の特徴と投資方法を解説。注目のAI銘柄を取り扱う暗号資産(仮想通貨)国内取引所を比較し、おすすめサービスをご紹介します。
    14:45
    SBI VCトレード、ニアー(NEAR)取扱い開始 ステーキング手数料無料キャンペーンも実施
    SBI VCトレード株式会社は仮想通貨「ニアー(NEAR)ステーキング手数料無料キャンペーン」の実施を発表した。同社のステーキング対象銘柄数は13銘柄となる。
    14:00
    フランクリン・テンプルトン、米国債トークン化ファンドFOBXXを「アプトス」に拡大
    フランクリン・テンプルトンが、米国債MMFのトークン化ファンドFOBXXをアプトスに拡大。従来型金融とWeb3の融合を加速。
    13:10
    パレットチェーン、アプトスに完全移行へ HashPaletteが子会社化予定
    アプトスがHashPaletteを子会社化する計画。パレットトークン(PLT)、大阪万博ウォレット、ゲームなどもアプトスチェーンに移行予定。
    11:40
    ビットコインのマイニング収益、3ヶ月連続で低下=JPモルガン
    米金融大手JPモルガンは調査レポートで、仮想通貨ビットコインの1日あたりのマイニング収益と粗利益が、3ヶ月連続で低下したと発表した。一方、ハッシュレートは3ヶ月連続で上昇した。
    11:00
    BTCのターゲット価格、CryptoQuantが分析
    仮想通貨ビットコインの24年末までのターゲット価格は85,000ドルから最大10万ドルであるとCryptoQuantが分析。7月以降は需要が一定であることも指摘している。
    10:05
    イーサリアム現物ETFから70億円流出 中東情勢が背景か
    イーサリアム現物ETFから1日で約71億円が流出。中東情勢の緊迫化が背景か。フィデリティとグレースケールからの大規模流出が目立つ一方、一部のETFには資金流入も。
    07:40
    平デジタル相、就任会見でWeb3に言及
    ブロックチェーン普及のために最も緩和が必要な規制は仮想通貨関連の税制などと話し、平将明デジタル大臣が就任会見を実施。NFTやステーブルコイン、DAO、DIDにも言及している。
    06:45
    米SECが控訴へ、仮想通貨XRPをめぐるリップル裁判で
    米国証券取引委員会は米時間10月2日、リップル社、およびGarlinghouse CEOと共同創設者Christian Larsen氏に対する裁判に関して、「控訴通知」を裁判所へ提出した。
    06:20
    FTX管財人、55億円相当の仮想通貨ワールドコインを割引価格で売却へ
    破綻した仮想通貨取引所FTXの管財人が、OpenAIの創設者であるサム・アルトマン氏が立ち上げたワールドコイン(WLD)に関する大規模なオークションを実施する予定だ。
    10/02 水曜日
    17:03
    Web3リーダー20名以上、ハリス陣営に仮想通貨政策で対話要請
    米大統領選でWeb3・DeFi業界のマイノリティリーダーらがハリス氏に政策協議を求める。誰もが公平に経済的機会を持てるようにすることなどを唱えた。
    16:18
    米CME、新たなビットコイン先物商品をローンチ 初日から3.1万件の取引
    米デリバティブ大手CMEが新商品「ビットコイン・フライデー先物(BFF)」を発表。初日から3.1万件超の取引を記録。
    16:15
    米SEC、未登録証券訴訟で仮想通貨ウォレット会社Rivetzに勝訴
    米連邦地方裁判所は、仮想通貨ウォレット会社Rivetzに対して米証券取引委員会が提起した未登録証券販売に関する訴訟で、SEC側の主張を支持する判決を下した。
    12:29
    Binance Japan、トンコイン(TON)の新規取り扱いへ
    Binance Japan(バイナンス・ジャパン)が新たに暗号資産(仮想通貨)トンコイン(TON)の取り扱いを開始。現物取引、自動購入、Simple Earnに対応する。
    12:26
    中東情勢緊迫化でビットコイン下落、8月5日の暴落に次ぐ650億円相当がロスカット
    イランとイスラエルを巡る中東情勢の緊迫化で投資家がリスク回避姿勢となり、株やビットコインが下落。暗号資産(仮想通貨)相場では8月5日の暴落に次ぐ650億円相当がロスカットされた。

    通貨データ

    グローバル情報
    一覧
    プロジェクト
    アナウンス
    上場/ペア