CoinPostで今最も読まれています

多様な仮想通貨(ビットコイン)取引が持ち味のGMOコイン 初心者にもおすすめな理由と特徴を解説

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

テレビCMやインターネットなどで頻繁に取り上げられているGMOコイン。名前だけは聞いたことがある、という方は多いのではないでしょうか。幅広いサービスを提供しているGMOグループですが、暗号資産(仮想通貨)取引においても一目置かれる存在です。本記事では、仮想通貨取引所GMOコインの特徴を踏まえ、初心者におすすめできる魅力なども解説していきます。

目次
  1. GMOコインの運営会社の概要と取引所の特徴
  2. 他社と比べた3つのポイント・特徴
  3. 各種手数料がほとんど無料
  4. 十分に完備されたセキュリティ
  5. NFTマーケットプレイス
  6. 初心者でも仮想通貨取引しやすいGMOコイン

1.GMOコインの運営会社の概要と取引所の特徴

まずは、GMOコインを運営している会社の概要と取引所の全体的な特徴についてです。注目点として、金融ライセンスを所持している取引所か否か。また、通貨銘柄、取引単位、手数料など、基本的な特徴についても表を用いて説明します。

1-1 GMOコイン運営会社

GMOコインとは、東証1部上場企業である「GMOインターネット」グループの仮想通貨取引所であり、取扱銘柄数は14種類と国内でも豊富に取り揃えているほか、暗号資産FXや積み立てなどのサービスも提供しています。

グループでは豊富な金融ノウハウを活かして、オンライン証券、ネット銀行などもサービスを展開しており、ITや金融、セキュリティで培われた知見が仮想通貨取引所運営にも活かされているのです。

例えば、パソコンでの取引には専用仮想通貨取引ツールを提供、スマホアプリでは証券取引アプリのノウハウを活かし、直観的に使い方を理解できる使いやすいツールとなっています。

1-2 取引所の基本スペック

         
特徴 取引所 販売所
取扱通貨(2021年5月時点)
  • ビットコイン(BTC)
  • イーサリアム(ETH)
  • XRP(リップル)
  • ビットコインキャッシュ(BCH)
  • ライトコイン(LTC)
  • ステラルーメン(XLM)
  • ビットコイン(BTC)
  • イーサリアム(ETH)
  • XRP(リップル)
  • ビットコインキャッシュ(BCH)
  • ライトコイン(LTC)
  • オーエムジー(OMG)
  • ベーシックアテンショントークン(BAT)
  • ネム(XEM)
  • ステラルーメン(XLM)
  • クアンタム(QTUM)
  • テゾス(XTZ)
  • エンジンコイン(ENJ)
  • ポルカドット(DOT)
  • コスモス(ATOM)
  • 最小取引単位
  • BTC:0.001BTC
  • ETH:0.01ETH
  • XRP:1XRP
  • BCH:0.01ETH
  • LTC:0.1LTC
  • XLM:1XLM
  • BTC:0.00005BTC
  • ETH:0.001ETH
  • XRP:2XRP
  • BCH:0.002BCH
  • LTC:0.01LTC
  • XEM:1XEM
  • XLM:5XLM
  • BAT:2BAT
  • OMG:0.3OMG
  • XTZ:0.5XTZ
  • QTUM:0.1QTUM
  • ENJ:1ENJ
  • DOT:0.1DOT
  • ATOM:0.1ATOM
  • 最大取引単位
  • BTC:5BTC
  • ETH:200ETH
  • XRP:30,000XRP
  • BCH:200BCH
  • LTC:500LTC
  • XLM:50,000XLM
  • BTC:5BTC
  • ETH:200ETH
  • XRP:300,000XRP
  • BCH:200BCH
  • LTC:500LTC
  • XEM:10,000NEM
  • XLM:8,000XLM
  • BAT:4,000BAT
  • OMG:500OMG
  • XTZ:500XTZ
  • QTUM:500QTUM
  • ENJ:2,500ENJ
  • DOT:200DOT
  • ATOM:200ATOM
  • 1日あたりの最大取引量
  • BTC:100BTC
  • ETH:1,000ETH
  • XRP:1,000,000XRP
  • BCH:1,000BCH
  • LTC:4,000LTC
  • XLM:500,000XLM
  • BTC:100BTC
  • ETH:1,000ETH
  • XRP:1,000,000XRP
  • BCH:1,000BCH
  • LTC:4,000LTC
  • XEM:100,000NEM
  • XLM:80,000XLM
  • BAT:40,000BAT
  • OMG:8,000OMG
  • XTZ:5,000XTZ
  • QTUM:5,000QTUM
  • ENJ:25,000ENJ
  • DOT:2,000DOT
  • ATOM:2,000ATOM
  • 保有上限 上限なし
    取引手数料
  • Maker:-0.01%
  • Take:0.05%
  • 無料(※取引時スプレッドは発生する)
    入出金手数料 無料
    注文方法
  • 成行注文
  •          
  • 指値注文
  •          
  • 逆指値注文
  • 取引時間 365日24時間(※メンテナンス時間を除く)
    セキュリティ コールドウォレット/マルチシグ対応/二段階認証/資産の分離管理
    スマートフォン対応

    GMOコインは仮想通貨交換業者として、関東財務局第00006号に登録されています。また、グループ展開している事業会社であるため、IT技術に関して幅広い知見を持っています。技術力や金融ライセンスの面から、安心度が高い仮想通貨取引所と言えるでしょう。

    関連:初調査の『暗号資産取引所』満足度ランキングで総合1位に

    2.他社と比べた3つのポイント・特徴

    GMOコインでは、現物取引、レバレッジ取引、積み立て購入サービスなど、顧客がそれぞれ異なる目的に合わせて投資手段を選べる環境を提供している点が特徴の1つです。

    2-1 現物、レバレッジ取引両方で豊富な通貨ペア

    GMOコインでは14種類の仮想通貨が取引でき、これは国内取引所の中でもトップクラスです。また、2021年8月時点で国内取引所では唯一コスモス(ATOM)を取り扱っていることも大きな特徴と言えます。

    販売所と取引所という2つの形式があり、板取引などの知識がない場合は販売所、知識があれば一般に手数料などを抑えられる取引所という使い分けが可能です。

    取引コスト(手数料やスプレッドを含めた実質的な手数料)が高い点で取引所形式に劣るものの、販売所形式では初心者でも簡単に仮想通貨を購入できるが特徴と言えます。

    関連:速報 GMOコイン、アルト3銘柄を仮想通貨FXに追加

    2-2 積み立て購入、貸し仮想通貨サービス

    GMOコインの提供する「つみたて暗号資産」は毎月決まった金額の仮想通貨を自動で購入するサービスで、価格の動きを常時負っている暇がない人などに向いています。また、GMOコインの場合、毎月最低1,000円から積み立てできるため、少額から始めたい人にもハードルの低いサービスです

    もう一方の「貸暗号資産」サービスは、保有している仮想通貨をGMOコインに貸し出すことで、それに応じた賃貸料を受取ることができます。最大年率は3%です。

    長期で仮想通貨を保有することを目的としている場合、ただ取引所などん預けておくよりは、仮想通貨を貸し出すことで賃貸料が得られ、売却は行わず収入が得られるという優れた点があります。

    関連:ビットコインなど仮想通貨9銘柄の積立サービス開始

    2-3 取引環境の自由度の高さ

    前述のように、GMOコインではPC、スマホそれぞれで専用の取引ソフト、アプリを提供しています。特にスマホアプリは、1つのアプリに機能が統合されたことで、現物取引、暗号資産FXをひとつのアプリから操作可能です。アプリには、証券取引アプリの提供などで培われてきた、取引に即したインターフェースが採用されています。

    また、GMOコインでは、認証不要のPublic APIと認証が必要なPrivate APIの両方が提供されているため、自動で取引を行いたいという需要にも対応しています。Public APIのみでも、取引所の状況やレート、板の情報などが取得できるため、自分に合った取引環境を構築したい経験者にも向いているでしょう。

    関連:【GMOコイン】仮想通貨取引のGMOコイン 取引所取引(現物・レバレッジ)APIリリースのお知らせ

    3.各種手数料がほとんど無料

    GMOコインは、仮想通貨取引において発生する手数料がほとんど無料である点も、魅力的な特徴の1つでしょう。取引において発生する手数料は、入出金手数料、取引手数料、振込手数料の3つです。

    他の大手取引所でも入金手数料が無料なことが多いですが、出金手数料は200~300円ほど発生します。また、各取引時に約0.1~0.3%の取引手数料が口座から引き落とされるのです。

    しかし、GMOコインはそのどちらも発生しないため、最小限の資金で取引したい方には非常にオススメな取引所と言えます。振込方法によっては振込手数料が発生しますが、インターネットバンク経由のクイック入金であれば無料で口座へ資金を送ることが可能です。

    ただし、取引時にスプレッド(買値と売値の価格差)を支払うため、完全無料ではありません。とは言え、GMOコインのスプレッドは、他社と比較しても低く設定してあるので、然程取引に影響が出ることはないでしょう。

    関連:ビットコインのレバ取引で「マイナス手数料」導入=GMOコイン

    4.十分に完備されたセキュリティ

    ハッキング被害やIPアドレス流出によりセキュリティ面に懸念の声が挙がりやすい仮想通貨ですが、GMOコインはユーザーに不安感を与えないように十分な対策を実装しています。大きく分けて3つに分かれるセキュリティ対策について、詳細を解説していきます。

    4-1 資産の分別管理

    以前は、顧客資産の管理を徹底しておらず多くのトラブルが発生していました。しかし、新しく法令が整理され、顧客資産とGMOコインの資産を別々に管理する方針に切り替え、顧客資産の保護に注力し始めたのです。

    上記のように、同社保有分と顧客保有分の仮想通貨を別口座で管理し、物理的に離した状態で保有しています。これにより、サイバーアタックなどでGMOコインの資産が流出してしまった場合においても、顧客資産は安全に守られるようになりました。

    4-2 コールドウォレット管理

    物理的に距離を置くという点で、GMOコインがコールドウォレット管理も実践しています。オンライン上で資産管理するホットウォレット管理に対し、コールドウォレット管理はオフライン上で資産管理を行います。

    つまり、インターネットを通じて犯行が行われるハッキング行為に強く、その被害を最小限に抑えるのです。また、GMOコインでは資金移動時に複数部署の承認を徹底しており、内部犯により流出リスクも徹底しています。

    4-3 マルチシグ対応

    仮想通貨は、公開鍵と秘密鍵の2つを軸に管理されています。公開鍵でIPアドレスを生成し、秘密鍵を用いてそのアドレスを送付できる仕組みです。

    GMOコインは、複数の秘密鍵を生成するマルチシグ対応を導入し、それらの秘密鍵を異なる場所で管理しています。例え、1つの秘密鍵が流出してしまったとしても、2つ目、3つ目の秘密鍵がないと送付できないように対策しているのです。

    5.NFTマーケットプレイス

    GMOインターネットグループのGMOアダム株式会社は2021年8月、NFT(非代替性トークン)マーケットプレイス「Adam byGMO」β版の提供を開始しました。

    関連:非代替性トークンNFTとは|主な特徴と将来性を解説

    β版サービス開始時点で、立ち格闘技のK-1やYouTuberのヒカル氏のコンテンツ、総勢36名の漫画家・イラストレーターの作品のデジタルコンテンツなど1,000を超えるコンテンツが出品・販売されています。

    近日中に正式版を提供予定であるとしており、正式版では一般のアーティストなどより幅広い層による出品が可能になるといいます。

    Adam byGMOでは、NFTの取引で多く利用されるイーサリアムのほか、クレジットカード・銀行振込による決済が可能で、日本円での決済にも対応しているため、「暗号資産の取り扱いに慣れていない方でも簡単にNFTコンテンツを購入」できると説明されています。

    GMOコインとの直接的な関連はありませんが、今後連携してサービスが展開される可能性もあるかもしれません。

    関連:GMOグループ、NFTマーケットプレイス「Adam byGMO」β版提供開始

    関連:GMO提供のNFTマーケットプレイス|特徴や使い方を解説

    6.初心者でも仮想通貨取引しやすいGMOコイン

    本記事では、初心者向けにGMOグループが提供する仮想通貨取引所、GMOコインの特徴とおすすめポイントについて解説しました。GMOコインでは14種類の豊富な通貨ペアに加え、積み立て、貸付サービスやAPI自動取引など、忙しい方向けの取引環境も提供しています。

    また、スプレッドを除く各種手数料もほとんど無料であり、十分なセキュリティも完備されているのが特徴です。GMOグループは金融関連に深い知見があり、多様な取引ができる環境や豊富なサービスを提供しているため、初心者でも気軽に取引を開始できるでしょう。

    コメントしてBTCを貰おう
    注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
    03/25 土曜日
    17:00
    金融庁、NFTの暗号資産該当性など訊ねるパブリックコメントに回答
    金融庁は、各種トークンの暗号資産該当性を巡る見解や、買収された暗号資産交換業者への監督対応等に関するパブリックコメントに対して、回答を公開した。NFTをはじめ、トークンが多様化する中で、資金決済法上の暗号資産の解釈の明確化に取り組んでいる。
    13:00
    仮想通貨ウォレットMetaMask、EIP-4361を実装
    仮想通貨の自己管理型ウォレット「MetaMask」は、EIP-4361を実装したことを発表した。Gmailなどの中央集権的なIDに代わり、自己管理型のIDとしてウォレットアドレスを使用可能になった。
    12:00
    米ナスダック、仮想通貨カストディサービスを間もなく開始へ
    米証券取引所大手ナスダックは、2023年の第2四半期(4~6月)に、機関投資家向け仮想通貨カストディサービスの開始を目指している。ビットコインとイーサリアムの保管から始める予定だ。
    11:00
    米OpenAI、ChatGPTプラグイン対応開始へ
    米OpenAIは、AI言語モデル「ChatGPT」にプラグイン機能の実装に向けた試験プロセスを開始したことを発表した。プラグインを使用可能になることで、最新の情報を使用するためにインターネットにアクセスできるようになる。
    10:10
    エルサルバドル大統領、イノベーションに免税する法案提出へ
    仮想通貨ビットコインの政策を進めるエルサルバドルのブケレ大統領は、「ソフトウェアとハードウェアの技術革新」に対する税金を免除する法案を提出予定だと述べた。
    09:00
    ドイツ銀行株急落 米国株式市場は上昇、バイナンスのシステム障害を受けビットコイン下落
    本日のNYダウは小幅に続伸し+132ドルで取引を終えた。ドイツの金融最大手ドイツ銀行の株価は一時14%急落し、金融機関への信用不安を高めた。
    07:30
    zkSync、zkEVMのアルファ版を全ユーザーに提供開始
    仮想通貨イーサリアムのL2「zkSync」は、zkSync Eraのアルファ版が全てのユーザーに公開されたことを発表。開発企業CEOが独自トークンについても言及している。
    03/24 金曜日
    16:29
    SBI VCトレードがOasysと提携、国内普及に向けて支援
    SBI VCトレードは、Oasysプロジェクトを主導するシンガポールの開発企業Oasys Pte. Ltdとの業務提携を発表した。Oasysが発行するトークン「オアシス(OAS)」や「Oasys ネットワーク」の日本国内の普及に向けて、取り組みを行っていく方針を示している。
    16:27
    米大統領経済諮問委員会の報告書、暗号資産に否定的な見方
    米国の大統領経済諮問委員会が発行した『2023年版年次経済報告』で、仮想通貨やWeb3技術について否定的な見解が示された。一方、「米国は自国のデジタル金融インフラに注力すべき」と提言している。
    14:00
    米ブロック社、空売りレポートで株価急落 「杜撰な顧客確認が詐欺を助長」
    米ニューヨークの投資会社Hindenburg Researchは2、ジャック・ドーシー氏率いる米ブロック社に関する報告書を発表。同社がユーザー数を水増しして投資家を欺き、不正アカウントや詐欺行為への対処を怠ったと主張した。
    13:00
    オントロジー、EVM対応のL2ソリューション発表
    分散型アイデンティティ(DID)とデータソリューション開発を目指すオントロジーは、EVM互換のレイヤー2ソリューション「Goshen Network」を発表した。
    12:07
    ビットコイン買い意欲は旺盛か、L2最大勢力のアービトラム(ARB)エアドロップへ
    暗号資産(仮想通貨)市場ではFOMCやイエレン発言、SECの規制動向を受け下落していたビットコインが28000ドル台まで反発。イーサリアムレイヤー2最大勢力のアービトラム(ARB)のエアドロップも盛況だった。
    11:55
    メイカーダオ、DAIの準備金としてUSDCを最優先か
    DeFi大手Makerプロトコルを管理する「MakerDAO」は、ステーブルコインDAIの準備金として今後もUSDCを優先する方針を固めつつある。提案書は「USDCのリスクは大幅に低下しており、さらなる支払能力の懸念やディペグは予想されない」と主張している。
    11:25
    イーサリアムアプリ用の分散型RPCネットワーク「DRPC」がローンチ
    仮想通貨イーサリアムのインフラ・プロバイダーDRPCは、イーサリアムベースのアプリケーションのための分散型RPCネットワークを立ち上げた。信頼性や費用対効果を高めるとしている。
    10:30
    BlockFi、マイニングマシン資産を6億円で売却へ
    米破産裁判所は、BlockFiが保有するマイニングマシンなど物理的資産を約6.1億円で売却することを承認した。仮想通貨マイニング業界は現在ビットコイン価格上昇などの恩恵を受けているところだ。

    通貨データ

    グローバル情報
    一覧
    プロジェクト
    アナウンス
    上場/ペア
    イベント情報
    一覧
    2023/04/13 00:00 ~ 23:59
    東京 神田明神ホール
    重要指標
    一覧
    新着指標
    一覧