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初心者でもわかるNFTカードゲーム「Parallel(パラレル)」とは 特徴や将来性を解説

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

NFTゲーム「Parallel」とは

2021年よりNFT(非代替性トークン)やメタバース(仮想空間)が広く注目を集めるようになり、より多くの人々がブロックチェーンや暗号資産(仮想通貨)の技術に関心を持つようになりました。メタバースはNFTや仮想通貨といったブロックチェーン技術と直接関係があるわけではありませんが、親和性が高いとされています。

この親和性が最も発揮されると期待されている領域の1つがゲームです。メタバースがゲームの舞台になっていたり、ゲームのキャラクターやアイテムにNFTの技術が活用されたりしています。

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本記事では、まだ開発段階にも関わらず大きな注目を集めている「Parallel(パラレル)」というゲームをご紹介します。

Parallelは2021年、国際映像製作スタジオ「NOMA」を率いるEDLEAD社とCoinPostが共催したイベント「NFT WEEKS TOKYO」に出展しました。

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目次

概要

Parallelは、サイエンスフィクション(Sci-Fi)のトレーディングカードゲームです。イーサリアム(ETH)のブロックチェーンを基盤にしています。

トレーディングカードゲームとは一般的に、カードを収集・交換して遊ぶゲームのこと。「デッキ」と呼ばれるカードの束を用意し、ゲームのルールに応じて他のプレイヤーと戦う内容のものが多いです。勝者を決定する条件もゲームによって異なり、カードに設定されたポイントを争ったり、キャラクターや召喚獣を駆使して戦ったりします。

Parallelでは、デッキに40枚のカードが必要です。戦いはターン制で1対1で行われ、先に命を表すポイントがゼロになった方が負けるというルール。その他の細かいルールについては、現在も検討が重ねられています。

出典:Parallel

ゲームのカードは写実的な3Dアートになっていることが大きな特徴。Parallelはカードやゲーム内のアセットにNFTの技術を導入しており、主にプレイヤーの所有権を証明することに技術が活用されています。ゲームはまだ開発段階ですが、順次カードをリリースしています。

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本記事の執筆時点では、NFTは大手電子市場のOpenSeaで販売。個別のカードを選んで購入する人もいれば、「ParaSets」と呼ばれるセットを揃えようとしている人もいます。具体的なParaSetsは、公式ウェブサイトにまとめられています。

OpenSeaでは529アイテムが販売されており、オークションの最低落札価格は0.001ETH(340円相当)。OpenSeaのNFT取引高ランキングでParallelは1位です。

出典:OpenSea

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ゲームのストーリー

出典:Parallel

ゲームのストーリーは「何世代もの人類が生活をしたために、地球では資源が枯渇して文明を維持する能力を失ってしまう」という設定をもとにしています。遠い未来の話がゲームの舞台です。

未来の世界では、地球のエネルギーが不足して人類が生活できなくなってしまいます。世界中の科学者が急いで対策を考え、新たなエネルギー源を発見。しかし、新しいエネルギーを産み出そうとする試みは、世界規模の災害を引き起こします。エネルギー施設が放射能を地球全体へ撒き散らしたのです。この出来事は「The Event」と名付けられました。

この災害から逃れるため、人類は地球を離れようと大移動を始めます。残された時間と資源で巨大な宇宙船を作り、新しい土地を求めて出発したのです。しかし、安全が保証された目的地はありません。

人類は3つのグループに分かれます。1つのグループは火星へ、もう1つのグループは木星の月「Europa」へ、そしてもう1つのグループは太陽系の小惑星帯へ向かいました。地球に残された人々は放射能に汚染され、亡くなってしまいます。

それぞれの目的地に散った人々は、新しい土地で生活を開始。人口も増え、それぞれ同時に(=in parallel)生活し、繁栄していきました。地球がどうなったかは誰も気にしていません。

しかし、何千年も経過すると、当初は大災害をもたらした地球の環境は改善し、再び人類が生活するためのエネルギーが確保できるようになりました。人生を犠牲にした以前の科学者によって新しい技術が生まれ、知らないうちに地球は安全に生活できる場所へと生まれ変わったのです。地球は「The Event」を乗り越え、「The Priming(準備完了)」へと変わりました。

人類はこの事実を知り、それぞれ地球に帰ってきます。その時、お互いの種族が初めて出会いました。それぞれの種族は、「地球は自分たちのものだ」と主張して争いを始めます。この争いの結果がどうなったのかは、まだ誰も知りません。

この争いをゲーム化したのがParallelです。ゲームの中で「Parallel」は種族を表しています。地球からの目的地は3つでしたが、ゲームに登場するParallelは以下の5種類。人類が進化する過程で5つに分かれるという設定です。

  • Augencore
  • Earthen
  • Kathari
  • Marcolian
  • The Shroud

出典:Parallel

ゲームの特徴

Parallelは、NFTを活用したPlay-to-Earn(P2E:遊んで稼ぐ)ゲーム。イーサリアムのスマートコントラクトを基盤にしてゲームが進められていきます。現在の計画書『Prime Proposal』には、拡張現実(AR)や複合現実(MR)、ジオロケーションの技術も活用すると記載しています。

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ARとは、現実世界の情報に重ね合わせてデジタル情報を表示する技術のこと。MRは、ARに似ていますが、現実世界をデバイスが把握して、そこにデジタル映像を重ね合わせることができる技術です。ジオロケーションとは、プレイヤーの位置情報を利用する技術を指します。

Parallelはこれらの技術を、デジタル上で匿名の相手と戦うことと、友達と直接会って戦うことの両方をできるようにするために活用します。

プレイヤーは5つの種族に特化したカードを集めてデッキを作成。このカードを使って、他のプレイヤーと戦って遊びます。

ゲームのテーマは「宇宙の旅」、「危機による世界の変化」、「異なる人々との価値観やアイデンティティの共有」の3つ。他のゲームとの差別化は、NFTを活用した機能と仕組みで実現します。

おおまかな仕組みは従来のトレーディングカードゲームと同じですが、Parallelはゲームの設計でイノベーションを起こそうとしています。NFTの技術を活用し、ゲーム内の資産の所有権を獲得できるようにして、プレイヤーの時間や技術、投資を実世界の価値に替えられるようにします。

P2Eの範囲を超え、DeFi(分散型金融)で人気の要素も活用して「PlayFi」という体験を提供。単純にカードを売買できることに加え、NFTやトークンをステーキング(=保有)したり、カードを共有したり、マーケット活動で報酬を得たりできるようにして、複数の収益源を提供することを計画しています。

物理的なカードを利用するゲームとデジタルカードを利用するゲームの良い部分を組み合わせて、まったく新しいゲーム体験を作り出そうとしているのです。

開発企業

ゲームを開発しているのは「Parallel Studios」という企業です。同社のNFTによってゲームの特徴や仕組みが形づくられていきます。

Parallel Studiosは、「Echelon Prime Foundation(以下、Echelon)」という組織が作る分散型のエコシステムの中でParallelを開発。Echelonはコミュニティが運営するエコシステムの中心的な役割を担っています。

少しややこしくなりましたが、開発しているのはParallel Studiosで、ゲームの運営はEchelonが行なうとイメージしていただくと分かりやすいかと思います。

Echelonは次世代のゲームやP2Eの経済圏を作ることに特化した非営利組織。Parallelの運営だけではなく、ゲームを開発するためのツールやインフラの提供なども行なっています。

Echelonのエコシステムでは「PRIME」というトークンを利用。ゲームの勝者に与えられる報酬やエコシステムの運営等にPRIMEトークンを活用しています。PRIMEトークンの詳細は後述するので、ここでは開発企業とエコシステムの関係だけ覚えておいてください。

ParallelはEchelonのエコシステムで開発される初めてのゲーム。EchelonはParallelから始めて、最終的に新しいゲームのモデルを作ろうとしています。エコシステムには、多くのプロジェクトが参加する予定です。

出典:Parallel

トークノミクス

上述したように、Echelonはゲームなどの開発をサポートするために多くのツールやインフラを提供しています。その中で最も重要なプロダクトの1つがPRIMEトークンです。

PRIMEトークンはイーサリアムの規格「ERC-20」で発行されますが、本記事執筆時点では、まだ発行はされておりません。ローンチはこれからです。ビットコイン(BTC)の「satoshi」にあたるPRIMEトークンの最小単位は「PIM」。最大供給量は1億1,111万1,111.111枚に固定されるように設計してあります。

EchelonはPRIMEトークンの一般販売は行わず、最初は以下のように配分します。30%と最も多く配分される「P2Eプール」とは、P2Eの仕組みで利用するために、Echelonのエコシステムのプロジェクトが使用するための資金です。なお、以下に示す2つの割合は、本記事執筆時点のものです。

  • 30%:P2Eのプール
  • 16.24%:PRIMEエコシステムの投資家
  • 15.4%:PRIMEエコシステムの創設チーム
  • 11%:Echelonが認可したPrimary NFTアセットのステーキングプール
  • 10%:Echelonのトークンリザーブ
  • 4.6%:Parallel Studiosのトークンリザーブ
  • 1.26%:PRIME/ETHのステーキングプール
  • 6%:Echelonが認可したデジタル資産の保有者
  • 3%:PRIMEset保有者
  • 2%:PRIMEsetのステーキングプール
  • 0.5%:Cornerstone NFT保有者

出典:Echelon

また、最大供給量が決められているので、ゲーム内の支払いなどに利用されたPRIMEトークンはバーン(焼却)されたりすることなく、以下の割合でEchelonのエコシステムに再分配される仕組みになっています。

  • 65%:P2Eのプール
  • 15%:ParaSetsをステークするユーザー
  • 10%:PRIMEトークンをステークするユーザー
  • 5%:Parallel Studios
  • 3%:Prime Drive NFTをステークするユーザー
  • 2%:Echelonの資金

なお、このようにEchelonのエコシステムでは、上述した「ParaSets」以外にも「Primary NFT」や「PRIMEset」、「Prime Drive NFT」、「Cornerstone NFT」のようにNFTを分類しています。

PRIMEトークンの用途

PRIMEトークンの主な用途は以下の5つです。

  • 各種支払い手段
  • ゲーム内の報酬
  • 製品や機能、体験へのアクセス手段
  • ステーキング
  • ガバナンス

支払い手段とゲーム内の報酬、アクセス手段は一般的な用途のため、本記事ではステーキングとガバナンスについてご紹介していきます。

ステーキング

上述した通り、Parallelではステーキングでも報酬を得ることができます。上記のトークンの配分割合から分かるようにPRIMEトークンだけでなく、ガバナンスによって認可されたNFTやデジタル資産、その他の価値を持つ資産もステーキングできるようになります。

NFTは種類が複数あり、デジタル資産等はまだ誕生していないものが多いため、ここではPRIMEトークンに特化して説明していきます。NFTやデジタル資産等については、認可されたものはステーキングすることで報酬が得られるということだけ覚えておいてください。

ステーキングするコミュニティメンバーの役割は、ネットワークの安定性を維持することとガバナンスです。ガバナンスについては後述します。

ユーザーはPRIMEトークンだけをステーキングするか、「PRIME/ETH」のペアで2銘柄をステーキングするか、二通りの方法から選択することが可能。どちらの場合も報酬はPRIMEトークンで支払われます。また、他にも限定NFTやゲーム内アイテムなどがもらえる場合もあるそうです。

出典:Echelon

さらに、ステーキングすると同量の「PRIMEd」を受け取ります。PRIMEdは取引できない資産で、ガバナンスに使用します。

なお、Echelonのエコシステムでは、NFTなど他の資産をステーキングした場合でも現在は、PRIMEdを受け取ることができます。どのような資産をステーキングの対象にするかは、ガバナンス投票によって決められています。

ガバナンス

Echelonはホワイトペーパー(事業計画書)の中で、「分散型のガバナンスは、我々のエコシステムが成功するために必要不可欠な要素である」と説明。ガバナンス(=Governance)とは「管理」や「運営」といった意味です。

分散型のガバナンスとは、中央集権的な組織ではなく、コミュニティが運営することを指します。Echelonのエコシステムでは、PRIMEトークンとEchelonに認可されたNFTをステーキングしているコミュニティメンバーに、ガバナンスに参加する権利が与えられます。

ブロックチェーン業界では、最初は中央集権的な組織が運営を担当してサービスを開始し、段階的に分散型の運営に移行していく場合が多いですが、Echelonも同様です。初期段階では、Echelon自身がより大きな影響力を持って運営を行っていくとしています。この点については、ゲームでPRIMEトークンが分配されていけば、より多くの人々がガバナンスに参加できるようになって、分散化が進むと説明しています。

初期の中心的なガバナンスは11名の個人からなる「Emissary Primes」というチームが担当。初期段階に権限を十分に行使でき、速く開発を進めるため、知識や能力を持つ人を選出しています。メンバーは1年に1回、ガバナンスによって定期的に選ばれます。

メンバーの人数は必ず11名になるように義務付けており、それよりも少ない人数で運営されることは認めていません。なおかつ、以下の中から最低1人を選ぶようにして、メンバーを多様化できるようにしています。

  • ゲームのプレイヤー
  • 開発企業
  • 技術の専門家
  • セキュリティの専門家
  • 経済の専門家
  • 法律の専門家

これまでNFTをステーキングしている人もガバナンスに参加できると説明してきましたが、これはPRIMEトークンが発行されるまでの間だけです。現時点で、できるだけ多くの人にガバナンスに参加してもらうための対策として、このような仕組みにしています。NFTのステーキングは可能ですが、ガバナンスには利用できなくなる予定です。

提案の審議

ガバナンスでは、「どのNFTをステーキングの対象にするか」や「こんな新しい機能を追加してみてはどうか」などの内容を提案・決定します。提案から投票までのプロセスは以下の流れです。

  1. 提案を有効化するには、対象のガバナンストークンの供給量で20%相当の人から賛成を得る必要がある。しかし、Emissary Primesのメンバー全員が認めれば、この基準を満たす必要はない。
  2. 投票を実施。投票の61%が賛成すると提案が可決される。
  3. Emissary Primesが最終確認を行い、提案を実行するかを決定する。

Parallelのガバナンス

Parallelも独自の計画書でガバナンスについて述べ、ゲームの成功にはコミュニティの参加が不可欠であると説明。これまでもParallel Studiosだけでなく、コミュニティとともにゲームを作ってきたと述べています。

フィードバック用のプラットフォーム「Paradox」を開発し、Parallelでは、そこで提案や投票を行えるようにする計画です。現在はまだParadoxも開発中で、提供されているのはベータ版。今は「Prime Key」と呼ばれるNFTの認定所有者がParallelのガバナンスを行なってますが、いずれはPRIMEトークンの所有者が担当するようになるとしています。

出典:Parallel

Parallelは、PRIMEトークンをステーキングすることで得られる投票権の条件が、投票の回数を重ねるごとに厳しくなる仕組みを導入。前回の投票よりも、次の投票の方がより多くのPRIMEトークンをステーキングしないといけないようになっています。

この仕組みを導入した理由は、多くステーキングしている人により大きな影響力を与える一方で、初めて参加する人々らとの力関係を調整するためです。以下の画像にあるように、投票回数の2乗で、投票権を得るために必要なPRIMEトークンの数量が増加していきます。

出典:Parallel

出資企業

Parallelは2021年10月、ブロックチェーンプロジェクトに特化したVC(ベンチャーキャピタル)のParadigmをリード投資家として、570億円を資金調達したことを発表しました。

当時、Paradigmの共同創業者Matt Huang氏は、テクノロジーメディア『TechCrunch』に対し、以下のように述べています。

「最高の仮想通貨ゲームは、コンテンツの当事者を超えて、プレイヤーや開発者のコミュニティにゲームを育てるように駆り立てます。

我々はParallelのアプローチや熱心なコミュニティに感銘を受けました。今回の出資を通して、Parallelの成長をサポートできることを嬉しく思います。」

他にもYouTubeの共同創業者Chad Hurley氏、イーサリアムのスケーリングソリューションを提供する「ポリゴン(MATIC)」らもParallelに出資しています。

今後の計画

Parallelはまだ開発段階なので、今後もゲームを作り上げていくことが計画の柱です。一方でParallel Studiosは、「将来的にデジタルトレーディングカードゲームの枠を超えていきたい」と述べました。他のゲームとの連携も視野に入れています。

現在もカードに対応した3DのAR資産を開発。最終的な目的は、メタバースで利用できる3D対象物を作ることです。Parallelが特化するメタバースは、コンピューターの中の仮想空間というよりは、現実世界にParallelの世界を構築することだと説明しています。

「ポケモンGO」のようなゲームを超えたAR体験を作り出すために、将来的にはモバイル機器で可能な範囲を超えることが目標。現在は既存のハードウェアを利用していますが、新しいゴーグルが開発されると予測もしており、現実世界と仮想世界を融合した新たなXR体験を提供できるように今後も開発を継続していくそうです。XRとは、上述したARやMR、またVR(仮想現実)などの技術の総称です。

細かい説明はありませんが、3月17日には以下の動画の内容をテストしていることが明かされました。トレーディングカードゲームを超えたサービスの開発がすでに進められているのかもしれません。

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