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米ロビンフッド、公式SNSが乗っ取り被害 ハッカーが仮想通貨詐欺に悪用

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨詐欺に悪用

暗号資産(仮想通貨)や株などの投資アプリを提供する米大手ロビンフッド(Robinhood)は25日、ツイッターアカウントがハッキングされて乗っ取られた。

ハッカーは、「RBH」というトークンがローンチされるという偽のプロモーション内容を投稿。ツイート内のリンクをクリックさせ、分散型取引所(DEX)の「PancakeSwap」に誘導して1RBH=0.0005ドルで購入させるという手口だったが、現在はすでに対象のツイートは削除されている。

米コインベースのディレクターによると、最大で10名の人がリンクをクリックし、RBHを購入。このトークンは購入後、売却や送金ができない設計になっていたという。コインベースのディレクターは被害額は1,000ドル(約12万円)よりも少ないと報告しているが、ハッカーは26.95BNB(106万円相当)を不当に得たというデータもある。

今回のトークンが「バイナンス・スマート・チェーンでローンチされる」と書かれていたこともあり、バイナンスのチャンポン・ジャオ(CZ)CEOもコメント。CZ氏は、ツイッターアカウントが本物のように見えたとしても、常に批判的に確認するよう呼びかけた。

その後のツイートでCZ氏は、ハッカーがバイナンスを使用していることをセキュリティチームが発見したとコメント。対象のアカウントをロックし、調査を行っていると説明した。なお、詐欺のツイートに書かれていたバイナンス・スマート・チェーンは現在、「BNBスマートチェーン」という名称に変わっている。

BNBスマートチェーンとは

BNBビーコンチェーンとともに、BNBチェーンを構成するブロックチェーン。コンセンサスレイヤーとして機能し、イーサリアム(ETH)の仮想マシン(EVM)と互換性を持つ。

▶️仮想通貨用語集

関連:世界最大級の仮想通貨取引所バイナンスとは|企業としての取り組みを紹介

アカウントの乗っ取り事例

CZ氏が注意を呼びかけているように、ツイッターアカウントが乗っ取られる事例は長期に渡って続いている。2020年7月には、イーロン・マスク氏やビル・ゲイツ氏、バイナンスやコインベースらの著名なツイッターアカウントが次々と乗っ取られる事例が発生した。

関連:ツイッター公式アカ乗っ取り「ビットコイン詐欺」 ビルゲイツ、Apple社、仮想通貨取引所などで被害拡大

この時のハッカーは、「CryptoForHealthと提携した。5,000BTCをコミュニティに返還する」などと投稿。そして、CryptoForHealthのホームページに誘導するリンクを貼っていた。同年8月には、当時17歳の少年が首謀者として逮捕されたことが判明している。

関連:ツイッター乗っ取り事件、主犯として17歳の容疑者逮捕

ロビンフッドは仮想通貨メディア「Decrypt」に対し、インスタグラムやフェイスブックのアカウントからも偽の投稿が行われたと説明。そして、現時点では、問題の原因はサードパーティのベンダーにあるとみていると述べた。

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