はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

Yuga Labs、メタバース「Otherside」を限定公開

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

NFTアバターなどを公開

BAYCなど人気のNFT(非代替性トークン)コレクションを手掛ける制作スタジオYuga Labsは27日、約40人のNFTオーナーとファンをメタバースプロジェクト「Otherside」の体験に招待した。

ロサンゼルスのスタジオで開催されたこのイベントで、参加者は初めて自分の所有するNFTを基にしたアバターを操作することができた。

Yuga Labsは、今後はBored Ape Yacht Clubコレクション全体にわたる1万点のキャラクターを、メタバース内でプレイ可能なアバターとして展開する計画だ。

Yuga Labsのクリエイティブ責任者Michael Figge氏は、「アバターのリリースがこのIP(知的財産)を後押しする要素の一つとなることを期待している」と話した。

その他、今回のイベントで、ゲストはメタバース内の島をガイド付きで見学し、バーチャルなプレイグラウンドを走ったり、踊ったり、飛んだりすることができた。公開された映像には、岩山や巨大スクリーン、林の中にあるカラフルな建築物などが確認できる。

Figge氏は、ゲストが散策した約2.4平方キロメートルのデジタル島は、Bored Apeコミュニティのバーチャル・クラブハウスとして機能するよう設計されており、Web3でのコミュニティ空間の一例ともなるものだと話した。

また、Yuga LabsがNFT保有者に提供するIPライセンス条件も、コミュニティとYuga Labsが協力してBAYCなどの世界を築いていくことができる理由になっているとも述べている

Yuga Labsは、それぞれのNFT保有者に、そのデジタルアート作品の所有権および、そのアート作品を商業目的で使用する権利を与えている。

このため、著名音楽プロデューサーのTimbalandが2021年、「Ape-In Productions」というBAYCのキャラクターをテーマとする、エンターテイメントプラットフォームを設立するなど、音楽業界やその他で、BAYCキャラクターの活用事例がある。

関連米ユニバーサルミュージック、購入したBAYCのNFTをバーチャルバンドのマネージャーに

今年3月にも、「Otherside」は7,000人以上のNFTホルダーをメタバース内世界の体験に招待していた。このオンライン・プレイテストの際には、プレイヤーは全員、一般的な、ほとんど同じアバターを使用していた。

今回の少人数型の体験では、さらに多くのディテールを公開し、それぞれが保有するNFTに対応するアバターを操作できた形だ。

Figge氏は、今回のような少人数型のテストを実施することで、チームが大規模なデモ体験で見落としていた細部を微調整することが可能になると述べた。また、優先順位の高いプロジェクトの進捗状況について、保有者により明確に知らせることができるとも続けた。

メタバースとは

インターネット上に構築された、多人数参加型の3次元仮想現実世界のこと。アバターを使い、様々な楽しみ方ができる。例えば、『The Sandbox』というゲーム内のメタバースでは、ボクセルアート制作ツールやゲーム制作ツールが提供されており、ユーザーはそのなかで自作のゲームや施設を作ることができる。

▶️仮想通貨用語集

Othersideの世界

Othersideの公式リリース日はまだ未定だ。

公式サイトによると、Othersideの世界では土地は「バイオジェニック・スワンプ」「ケミカル・グー」「レインボー・アトモス」「コズミック・ドリーム」「インフィニット・エクスパンス」という5つの地層の上に築かれている。

各土地には、独自の環境や宝物などが用意されており、「Koda」という宇宙人のキャラクターが登場することもある。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11/26 水曜日
11:15
VanEck、BNB現物ETFのステーキング計画を撤回 方針転換に
VanEckが米SECに提出したBNB現物ETFの修正届出書で、当初予定していたステーキング機能を撤回。BNBの有価証券分類をめぐる規制リスクが背景にあるとみられる。
11:05
米上場のリライアンス社、デジタル資産トレジャリーをジーキャッシュ(ZEC)に一本化
ナスダック上場のリライアンス・グローバル・グループがデジタル資産トレジャリーを仮想通貨ジーキャッシュ(ZEC)に統合した。プライバシー機能を持つ仮想通貨への需要が高まる中、サイファーパンク・テクノロジーズも追加購入を発表している。
10:25
予測市場ポリマーケット、CFTC承認受け米国市場に正式復帰
予測市場大手ポリマーケットが米CFTCの承認を受け、3年ぶりに米国市場に正式復帰。2022年の罰金処分後、QCX買収とICEからの投資を経て、完全規制下での事業再開へ。
10:10
スタンダードチャータード銀行、21Sharesの仮想通貨カストディアンに選定
スタンダードチャータード銀行が21Sharesの仮想通貨カストディアンに選定された。機関投資家の需要に対応し安全な保管サービスを提供。様々な仮想通貨企業とも提携を進めている。
10:05
「仮想通貨交換業者の販売所誘導に懸念の声」金融庁の作業部会
金融庁は、仮想通貨制度に関する作業部会の報告書案を公開。報告書案には、仮想通貨交換業者の販売所誘導に対する懸念が指摘されているとも記載されている。
07:35
仮想通貨支持派のホワイトハウス経済顧問ハセット氏、次期FRB議長の最有力候補に浮上
ホワイトハウス国家経済会議のケビン・ハセット委員長が次期FRB議長の最有力候補として浮上。トランプ大統領の信頼が厚く金利引き下げ方針に賛同する人物で、デジタル資産市場作業部会で中心的役割を果たしコインベース株も保有。
06:58
米銀大手USバンコープ、ステラで独自ステーブルコインをテスト
米国第5位の銀行USバンコープがステラブロックチェーン上で独自のステーブルコインをテストしている。資産凍結機能などのセキュリティを評価し、バンク・オブ・アメリカやシティに続いてデジタル資産への取り組みを拡大。
06:40
メタプラネット、ビットコイン担保に約200億円を借入れ
メタプラネットは、約203億円の借入れを行ったことを発表。調達した資金は、ビットコインの追加取得やビットコインインカム事業、市場環境に応じては自己株式の取得に充当する予定だと説明した。
06:30
ビットワイズのドージコインETFも承認、水曜日にも取引開始見込み
ニューヨーク証券取引所がビットワイズのドージコインETFの上場を承認した。水曜日にも取引が開始される見込みで、グレースケールとREX-オスプレイに続く3番目のドージコインETFとなる。
06:15
JPモルガン、高リスクのビットコインETF連動仕組債を提案
JPモルガンがブラックロックのビットコインETFに連動する仕組債を提案した。1年後に16%の固定リターンを保証し、2028年には投資額の1.5倍を上限なく受け取れる設計だが、30%超の下落時は損失を全額負担する高リスク商品となる。
05:50
JPモルガンが仮想通貨業界関係者の口座を相次ぎ閉鎖、シェイプシフトも対象に=報道
JPモルガンがシェイプシフトとストライクの関係者の銀行口座を警告なしに閉鎖した。トランプ大統領の禁止令にもかかわらず、仮想通貨業界へのディバンキングが続いているとの懸念が高まる。
05:25
テキサス州、米国初のビットコイン購入州に 7.8億円相当分のブラックロックETFで
テキサス州が20日に500万ドル相当の仮想通貨ビットコインを購入し、米国で初めてビットコインを購入した州となった。1000万ドルが配分されたが残り500万ドル分は今後実施される見込みだ。
05:00
仮想通貨ステラルーメン(XLM)とは
ステラ(XLM)の基礎から最新動向まで完全解説。2024年注目のSorobanプラットフォーム、マネーグラムとの戦略的提携、DeFiエコシステムの発展など、投資・運用に必要な情報を詳しく紹介。国内取引所の比較や将来性まで徹底解説します。
11/25 火曜日
17:47
ギャラクシー・デジタル、ポリマーケットとカルシで流動性提供を検討=ブルームバーグ
仮想通貨投資大手ギャラクシー・デジタルが予測市場プラットフォームのポリマーケットとカルシでマーケットメイカーとして流動性提供を検討。既に小規模実験を開始しており、機関投資家の参入で市場の成熟が加速する可能性。
17:39
ビットコイン急落の背景は ETF・DAT・ステーブルコインの3大需要が逆転=NYDIGレポート
NYDIGは最新レポートでビットコイン急落の本質を明らかにした。ETF資金流出、DAT企業のプレミアム崩壊、ステーブルコイン供給減少という3大需要源の反転により、強気サイクルを支えた自己強化型ループが破綻したことが大きく影響している。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧