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イーロン・マスク氏、X(旧ツイッター)のブロック機能廃止の意向か

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

「ブロック機能は削除する予定」と発言

イーロン・マスク氏は19日、ソーシャルメディア「X(旧ツイッター)」の「ブロック」機能を廃止する計画を明らかにした。これに対して多くの反対意見が挙がっているところだ。

ユーザーが特定のアカウントを「ブロック」した場合、そのアカウントから投稿を見られることはなくなる。相手はダイレクトメッセージ(DM)を送ることもできない。

マスク氏はこの機能について「ブロックという「機能」は、DMを除いては削除されるだろう」と述べた格好だ。ブロックには「意味がない」とも続けている。ダイレクトメッセージをブロックする機能以外は無効にする意向を示した。

この発言は、テスラ車の保有者グループが運営する、Telsa Owners Silicon Valleyアカウントの投稿に対する反応として行われたものだ。

Telsa Owners Silicon Valleyは、誰かをミュートするかブロックするかの、どちらかを選ぶ理由について意見を募っていた。なお、「ミュート」とは、特定のアカウントの投稿を自分のタイムラインに表示させなくする機能であり、相手の方から自分の投稿を閲覧することはできる。

相次ぐ反対意見

ブロック機能を削除するというマスク氏の発言に対して、Telsa Owners Silicon Valleyはさらにリプライ(返信)して次のように意見している。

「ブロック」機能は保持しておく価値があると思う。残念ながら、荒らしやスパム行為は行われる。ヘイト行為を行う者は常に他のアカウントに絡み、わざと過激な発言を行って名声を得ようとする。少なくとも、多くの人に発言が届くユーザーにとっては必要な機能だ。

また、心理学者のジェフリー・ミラー氏も次のように主張した。

ブロックすることで、人々はストーカー、サイコパス、荒らし行為などをするアカウントから自分を守ることができる。

これは、このプラットフォームの安全性と品質を向上させるために重要な機能だ。削除を考え直してほしい。

また、「ブロック」機能の削除は、App StoreやGoogle Playの規約に反する可能性があり、そもそも不可能ではないかとの意見も挙がっているところだ

一方、Xをツイッターとして創設した起業家のジャック・ドーシー氏は「ミュート機能さえあればいい」とマスク氏に賛同している。

マスク氏はその後、ブロック機能をどうするかについて発言は行っていない。

マスク氏は、Xのプラットフォームを買収して以来、多くの重要な変更を加えてきている。7月には、ツイッターという名称とロゴを「X」に変更すると発表した。

また、X Premiumユーザーで過去3か月以内の投稿で500万回以上のオーガニックインプレッションを持っているなど一定条件をクリアしたユーザーに、広告収益の分配機能を開始している。

日本を訪問

なお、マスク氏は18日、来日中であることを明かす投稿を行って話題となった。東京の豊洲にあるアート空間「チームラボプラネッツ」を訪れたり、元パートナーのカナダ出身ミュージシャンGRIMES(グライムス)のコンサートのステージ上に登場し、ライブ配信を行っている。

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