はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

海外暗号資産取引所Deepcoin、チャート上でのトレード戦略を拡張する『インジケーターオーダー』を発表

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

チャート取引の幅を広げる機能

海外暗号資産(仮想通貨)デリバティブ取引所Deepcoinが新たな取引機能、「インジケーターオーダー」を導入した。独自開発されたこの機能は、チャートインターフェース上でダイレクトに注文を設定することが可能であり、ユーザーの取引体験を向上する。

この機能には、ポジションの調整を容易にする利点があり、成行注文(マーケットオーダー)、指値注文(リミットオーダー)、逆指値注文(ストップロスオーダー)、利確注文(テイクプロフィットオーダー)など、多様な取引注文に対応しているのが特長である。

トレーダーは、価格の動きやトレンドの変化、さらにはテクニカルインジケーターによるシグナルに基づいて、エントリー(取引開始)からエグジット(取引終了)までの戦略をより幅広く築きやすくなる。

インジケーターオーダーの利用例

例として、ビットコインの取引においてボリンジャーバンドを用いた逆張り戦略を想定した、インジケーターオーダーの利用例を見てみよう。

出典:Deepcoin

ボリンジャーバンドの下限を割れた際に、価格が中央線に戻る可能性が高いと予測し、その安値で購入する。その後、価格が中央線近辺に戻ったタイミングで売却し、利益を確保する。このようなケースでインジケーターオーダーは、自動で安値での購入を助ける便利なツールとなる。

チャート上でボリンジャーバンド下限線をドラッグし、200ドル下に位置する「補助的な下限ゾーン(オレンジ)」を生成できる(以下図)。

出典:Deepcoin

価格がこのラインを通過すると、買い注文が実行される。また、同様の方法で売り条件を設定したり、テイクプロフィットとストップロスのパーセンテージを設定して、取引の裁定取引を行うこともできる。

DeepcoinのCEO、Ego Huang氏は、「インジケーターオーダーはDeepcoinプラットフォームにおける革命的な進化であり、ユーザーの皆様に先進的な取引手段を提供することで、より精緻でデータに基づいた取引判断が可能となる。この機能は、暗号資産の取引体験を大幅に刷新し、高度な取引機会を効率的にキャッチし、より優れたリターンを実現する道具となる」とコメントしている。

2018年に設立されたDeepcoinはシンガポールを本拠とし、30カ国以上で300万人を超える登録ユーザーを有する。安全で効率的な取引体験を提供することを目標としている。

主要な法定通貨と暗号資産に対応しており、現物取引、無期限先物、インバース先物、さらにはDeFiセービングアカウントまで、個人投資家から機関投資家まで幅広いニーズに応える多様な取引オプションを用意している。

*この記事は参考情報であり、商品取引の募集や推奨、投資助言とは一切関係ありません。暗号資産取引には高いリスクが伴い、投資元本を失う可能性があります。投資家は、商品のメカニズムをしっかりと理解し、独立した判断で慎重に行動することが求められます。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
08:30
テザー、自社株のトークン化や買い戻しを検討か
仮想通貨ステーブルコインUSDTなどを発行するテザー社は、自社の株式の流動性を確保するためにトークン化や自社株買いなどの手段を検討していることが報じられた。検討の背景が明らかになっている。
07:40
ソラナDEX大手ジュピター、7つの大型アップグレード発表 オンチェーン金融強化へ
ソラナ上のDEXアグリゲーター「ジュピター」がレンディングのオープンソース化、ステーブルコインジュプUSDローンチ、トークン検証システムVRFD拡張など7つの包括的アップグレードを発表した。
07:05
バンガード幹部がビットコインを投機的収集品と指摘、仮想通貨ETF取引解禁も慎重な姿勢
バンガードの責任者ジョン・アメリクス氏がビットコインを人気玩具ラブブに例え投機的資産と指摘。同社は仮想通貨ETF取引を解禁したが、独自商品提供や投資助言は行わない方針を維持。
06:35
ソラナ「ファイアダンサー」がメインネット稼働開始、100万TPS目指す
ソラナの新しいバリデータ・クライアント「ファイアダンサー」が3年間の開発を経てついにメインネット稼働を実現。1秒あたり100万トランザクションの処理を目指している
06:10
米ムーディーズがステーブルコイン格付けフレームワークを提案、準備資産評価へ
米大手格付け会社ムーディーズがステーブルコインを評価するための新たなフレームワークを提案した。ステーブルコインを裏付ける準備資産プールの各適格資産タイプを評価し、信用力に基づいて格付けを付与。
05:45
リップルやサークルなど5社、米連邦信託銀行免許の条件付き承認を取得
米通貨監督庁がリップル、サークル、ビットゴー、フィデリティ・デジタル・アセッツ、パクソスの5社に連邦認可信託銀行免許の条件付き承認を付与した。ステーブルコイン発行企業を連邦規制監督下に置く重要な一歩となる。
12/12 金曜日
16:19
ソラナ公式が「XRP登場」を発表 wXRPが同日ローンチ
ソラナ公式が12日、XRP統合を発表。ヘックス・トラストもwXRPのソラナローンチを同日発表し、1億ドル超のTVLを確保。レイヤーゼロ技術を活用したクロスチェーン機能で、ソラナDeFiでのXRP利用が実現へ。
15:10
Animoca Brands Japan、ビットコイン分散型金融「Solv Protocol」とMOU締結
アニモカジャパンはSolv ProtocolとMOUを締結し、企業のビットコイン保有・運用を支援するDAT領域で協力を拡大。BTCFi活用による財務戦略の高度化を目指す。
14:57
米CFTC、ポリマーケットなど4社にデータ規制で柔軟対応
米CFTCが予測市場運営4社にノーアクションレターを発行し、特定の記録保管要件を免除。業界全体の取引高は2025年1-10月で279億ドル(約4兆2000億円)に達し、急成長が続いている。
13:55
コインベース、予測市場とトークン化株式ローンチ予定=ブルームバーグ
米最大手仮想通貨取引所コインベースが12月17日に予測市場とトークン化株式を発表予定。ジェミニのCFTCライセンス取得やDTCCのトークン化承認など、業界の競争激化と規制進展が加速している。
13:20
テラフォームラボのド・クォン創業者に懲役15年の判決 ステーブルコインUST崩壊背景に
テラフォームラボのド・クォン創業者に米国地裁で懲役15年の判決。2022年のアルゴリズム型ステーブルコインUST崩壊により数兆円の被害をもたらしていた。
13:10
YouTube、クリエイター報酬でペイパルのステーブルコイン支払いに対応
フォーチューン誌によると、ユーチューブが動画プラットフォームのクリエイターに対し、ペイパルのステーブルコインPYUSDでの報酬受け取りを選択できるようにした。現在は米国ユーザーのみに適用される。
11:53
ビットコイン9万ドル割れから反発、売り圧力後退も流入資金は半減
12日の暗号資産市場でビットコイン(BTC)はFOMC後に一時9万ドルを割り込んだが米国時間にかけて反発した。ただアナリストは売り圧力減少による反発と指摘し、ステーブルコイン流入が8月比50%減の760億ドルまで縮小した。新たな流動性回復まで上昇は限定的で、週足9万3000ドル確保が強気継続の条件に。
11:35
コインベース、ソラナ系トークンの直接取引を開始 上場審査不要で即時売買
米仮想通貨取引所大手コインベースが、アプリ内でソラナ系トークンをDEX経由で直接取引できる新機能を発表。従来の上場審査なしで数百万種類のトークンに即座にアクセス可能。1.2億ユーザーに順次展開予定。
11:04
国税庁が調査結果を発表、暗号資産取引の追徴税額46億円に
国税庁が令和6事務年度の調査結果を公表。暗号資産取引に対する追徴税額は46億円で前年比31%増、1件当たり745万円と全体平均の2.5倍に。政府は分離課税導入に向け調整を進めている。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧