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ブラックロックとInvesco、ビットコインETFの上場申請でSECと再び面談

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

SECとの追加会議で説明

米SECは、現物型ビットコインETFの上場申請について、今週28日に申請側のブラックロック(2度目)・Invescoと会議を行ったことが判明した。ブラックロックとの会議は今月20日にも行った経緯がある。

ブラックロックは今回の会議で前回提示した発行・償還手段である「in-kind(現物の受け渡し)」と「in-cash(現金の受け渡し)」に関するプレゼンテーション資料の修正版を提出したことが判明した。

同社は、「11月20日のSECのトレーディング・マーケットスタッフとの会議中で、SECが現物の受け渡しモデルに関連するバランスシートへの影響や、償還手続きにおけるマーケットメイカーへのリスクについて、疑問が解決されていないと理解している」として今回の会議で、現物の受け渡しに関する修正資料をSECに共有した格好だ。

修正資料では、米国のブローカー・ディーラーがビットコインを取り扱わないことでそのオフショアのマーケットメイカーの償還関連リスクを取り除くという。

出典:ブラックロック

関連ブラックロックもビットコインETFの上場申請でSECと面談

一方、Invescoの会議に関しては特に詳細やプレゼン資料は掲載されていない。

関連:初歩から学ぶビットコインETF特集:投資のメリット・デメリット、米国株の買い方まで解説

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SEC委員長のリアクション

SECのゲンスラー委員長は水曜日のイベントで、記者からのビットコインETFの可否判断の質問に対して、再び「事前に判断しない」と返答したことが報じられた。

先月にも同じようなコメントを米メディアで示し、「事前に判断するつもりはない。SECスタッフは複数のETF提出書類について作業をしている」、「資産運用会社が何かを公開しようとしている場合、これらの上場投資商品はSECに登録する必要があり、IPO(株式の新規上場)のように公開することに似た手続きを経て提出される」と話していた。

関連ビットコインETF申請の審査進捗について米SEC委員長がコメント

ビットコインETF審査リスト 出典:Bloomberg Intelligence

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