CoinPostで今最も読まれています

「物理 x デジタル」G-SHOCKとDoodlesコラボ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

カシオとDoodlesがNFTをリリースへ

NFT(非代替性トークン)メーカーの「Doodles」は1日、カシオ計算機の耐衝撃ウオッチ「G-SHOCK」とコラボレーションを行うと発表した。

現時点で詳細は明らかになっていないが、DoodlesとG-SHOCKは来週、物理的グッズおよびデジタル形式のNFTコレクションを発売する予定だと伝えられている。

関連:Doodles×G-SHOCKコラボ 2月に渋谷パルコのポップアップストア等で発売

Doodlesは、元祖NFTコレクション「CryptoKitties」をリードしていたJordan Castro氏らが2021年に立ち上げたNFT関連スタートアップだ。10,000個の イーサリアム(ETH)ベースのコレクションを提供している。

NFTは猫、エイリアン、猿のキャラクターや、「レアな頭部、衣装、色彩パターン」などが含まれるものだ。また、これらオリジナルコレクションの他に、宇宙船を表現するコレクション「Space Doodles」もリリースしている。

大手NFTマーケットOpenSeaにおいて、現時点でDoodlesのオリジナルコレクションの最低価格は2.198 ETH(記事執筆時の時価で約76万円)、最高価格は888 ETH(約3億円)だ。

Doodlesは2022年、掲示板大手RedditのAlexis Ohanian共同創設者が運営するベンチャーキャピタル「776 Management」が主導するラウンドで78億円を調達している。

関連NFT企業「Doodles」、776やFTXから78億円調達

なお、カシオ計算機は昨年12月、“G-SHOCK”の未来の耐衝撃構造をバーチャル空間で表現したNFTをリリースしている。限定2,000個がイーサリアムでの価格0.1ETHで提供された。

関連カシオ、12月16日からNFT「VIRTUAL G-SHOCK」を限定2000個販売へ

NFTとは

「Non-Fungible Token」の略称で、代替不可能で固有の価値を持つデジタルトークンのこと。ブロックチェーンゲームの「デジタルアイテム」交換などに用いられるのみならず、高額アート作品の所有権証明や、中古販売では実現の難しかった「二次流通市場」における権利者(クリエイター)への画期的な還元手段としても注目を集める。

▶️仮想通貨用語集

参加型プラットフォーム「Inkubator」

Doodlesは2023年7月、Doodles NFTの所有者が様々な現実世界や仮想世界でのイベントに参加できるプラットフォーム「Inkubator」を立ち上げている。

GIFや限定アートなどを作成するアーティスト・イン・レジデンス・プログラムや、ビジネスアイデア、イベントなどへの助成金プログラムも提供しているところだ。

Doodlesの戦略・ビジネス開発を担当するAustin Hurwitz氏は1月、Inkubatorの意義を次のように説明した。

「Inkubator」は、DoodlesのNFT保有者が、独自のブランド、製品、サービス、イベントを立ち上げるためのプラットフォームであり、DoodlesのコミュニティとWeb3全体に大きく貢献している。

これは、コンテンツ作成とブランド構築を民主化することが期待できるモデルだ。

「私たちの成功は、ブランドの伝道者を育成し、後押しし、報酬を与える能力にかかっている」とも述べている。

関連NFT電子市場大手OpenSea、買収される可能性も

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
04/29 月曜日
12:54
ブロックチェーンゲーム「Heroes of Mavia」、MAVIAトークンのインフレ抑制へ
Web3ゲーム「Heroes of Mavia」は、イーサリアムベースの独自トークン「MAVIA」のインフレ抑制のため、ロック解除スケジュールを変更した。
12:27
ワールドコイン開発元、OpenAIらとの提携を検討か=報道
仮想通貨ワールドコイン開発企業は、決済大手ペイパルや、アルトマン氏の別事業OpenAIと提携を模索していると伝えられる。
10:00
仮想通貨の「ポイ活」潮流、将来のトークン配布を見越した投資戦略
ポイ活やエアドロップといった、2024年の暗号資産(仮想通貨)市場におけるトレンドを掘り下げる。将来のトークン発行に向けて最大限の報酬を得るため、ソラナやBASEでユーザーの活動量が増加。資本競争が激化している。
04/28 日曜日
11:30
ビットコイン相場は中期的には下降チャネル内での揉み合い続くか|bitbankアナリスト寄稿
ビットコイン半減期を終え1000万円周辺で推移する相場をbitbankのアナリスト長谷川氏が分析。ビットコインチャートを図解し、今後の展望を読み解く。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|BTCの半減期完了に高い関心
今週は仮想通貨ビットコインが半減期を迎えたこと、QCP Capitalによる半減期後の相場分析、イーサリアムの証券性などを巡りConsensysが米SECを提訴したことに関する記事が最も関心を集めた。
04/27 土曜日
21:00
OKCoinJapan 5月にオプティミズム(OP)取扱い開始へ
OKCoinJapanが暗号資産(仮想通貨)オプティミズム(OP)の取扱いを開始へ。イーサリアムのレイヤー2ソリューションとして、その技術はCoinbaseが支援するBaseやバイナンスのopBNBの基盤に使用されている。OPのユースケースや今後の展望も言及。
17:20
機関投資家のDeFiリスク管理を強化、Fireblocksの新セキュリティ機能
FireblocksがDeFi製品にdApp ProtectionとTransaction Simulationを追加。リアルタイム脅威検知と安全なトランザクション実現で、機関投資家のオンチェーン活動をサポート。
13:00
BAYCで知られるYuga Labs、事業再編でチームメンバー削減 
Yuga Labsは、事業再編の一環としてチームメンバーの一部を削減した。「より小規模で機敏でクリプト・ネイティブなチーム」にする意向だ。
10:30
米国で仮想通貨発行の推奨事項5ヶ条、a16z明かす
大手ベンチャーキャピタルa16zは、米国で仮想通貨トークンを発行する際の推奨事項を挙げた。特に証券性など米SECをめぐる対処を中心としている。
09:30
ビットコインRunesデビュー1週間、200億円以上の手数料生み出す
手数料については、ミーム仮想通貨取引への高い需要が原因で、4月初めの5ドルから平均40ドルまで高騰している。ビットコインのマイニング報酬が半減し、収益が大幅に減少する見通しとなっていた採掘業者にとっては朗報だ。
08:00
半減期後のBTCのリターン、Nansen主席アナリストが分析
半減期後の仮想通貨ビットコインのリターンを、ブロックチェーン分析企業Nansenの主席リサーチアナリストが分析。半減期後250日までが最もリターンが高いという。
07:30
円安で1ドル158円台に、米ハイテク株高 来週FOMC金利発表|金融短観
本日の米国株指数は反発。エヌビディアやアルファベットなど大手IT株がけん引役となった。前日発表の米1-3月期GDPは予想を下回って悪材料となっていたが、昨夜発表の米3月PCEデフレーターはほぼ予想通りだった。
05:55
パンテラ、FTXの仮想通貨ソラナを追加取得
FTX破産財団はこれまですでにロックアップされた仮想通貨SOLの約3分の2を手放した。その多くは4年後に完全にアンロックされる見込みだ。
04/26 金曜日
14:22
「ミームコインは危険なカジノのよう」米アンドリーセン・ホロウィッツCTOが警鐘鳴らす
米大手VCアンドリーセン・ホロウィッツの エディ・ラザリン最高技術責任者は、ミームコインを「危険なカジノ」に例え、仮想通貨エコシステムから「本物の起業家」を遠ざける可能性があると主張した。
14:00
米FBI、マネロン防止ルール非遵守の仮想通貨サービスに注意喚起
米連邦捜査局は、マネーロンダリング防止基準を遵守していない仮想通貨送金サービスを利用しないよう、アメリカ国民に対して呼びかけた。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア