WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

米大手ビットコイン決済企業「BitPay」が米ドル連動のステーブルコインに対応

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

BitPayがステーブルコインでのクロスボーダー決済に対応
BitPayは、米ドル連動ステーブルコインUSDCとGUSDへの対応を発表した。ステーブルコインでの決済は、アジア太平洋や南米エリアなど、特にサポート銀行口座のない地域での需要が高いとされる。
ステーブルコインへの対応でBitPayは弱点克服か
仮想通貨を活用した支払いサービスは、決済完了するスピードの速さや手数料の低さが売りであるが、これまで仮想通貨の価格変動リスクを避けられなかった。 今回米ドルと連動するステーブルコインに対応したことで、ユーザーはそのリスクを回避できるようになった。

BitPayがステーブルコインでのクロスボーダー決済に対応

仮想通貨による支払サービスを提供するBitPayは、支払を受ける業者向けに、米ドル連動のステーブルコインであるCENTRE USD Coin(USDC)とGemini Dollar(GUSD)にサービス対応したことを発表した。

出典:公式medium

BitcoinとBitcoin Cashに加え、米ドル連動コインも商業利用での決済に対応したことで、業者は仮想通貨市場の不安定さから免れながらも、仮想通貨を利用した操業が可能となった。

ステーブル米ドルでの決済は、アジア太平洋地域、南米地域等で特に需要があるとされる。

特に発展途上国の業者には、BitPayサポート範囲の銀行口座がこれまで無く、BitcoinかBitcoin Cashでしか決済を受けられなかったためだ。

Bitpayは、全世界で20,000社が商業利用しているとされる。

ステーブルコインへの対応で弱点克服か

米国ジョージア州アトランタに本社を置くBitPayは、Bitcoinやブロックチェーンを活用する決済業者の中では最も古株で、商業用のクロスボーダー決済サービスを提供するほか、BitPayウォレットでの仮想通貨管理や仮想通貨からドルへの交換を行う『BitPayプリペイド Visaカード』などを提供する。

仮想通貨を用いた決済は、翌営業日には決済が完了するスピードの速さや手数料の低さが特徴である。

ただし、これまではBitcoinやBitcoin Cashの利用を免れることができないため、価格変動のリスクが付き纏っていた。

「ステーブルコインであるUSDCとGUSDへの対応は、BitPayを利用する顧客にBitcoinとBitcoin Cashを保有する以外の新たな選択肢を提供する。」

と 、BitPayの共同創業者でCEOのStephen Pair氏が述べた。

今回導入されたコインは、どちらもUSドルと1対1の価値を持つことを裏付けられたステーブルコインで、価格変動のリスクが抑えられている。

特にUSDCは、Circle社主導のコンソーシアムであるCENTREが発行するステーブルコインで、マイニング企業最大手のBitmainとゴールドマン・サックスの支援を受けている。

一方、GUSDは、仮想通貨取引所Geminiが発行するコインとなる。

GUSDは「Bit Lisence」の承認を受け、毎月の会計監査を行うコインだ。

「Bitライセンス」とは、ニューヨーク州金融サービス局が発行する、いわば仮想通貨事者の免許である。

USDCとGUSDのどちらもCircle とGeminiを通して、直接USドルに交換することが可能だ。

BitPayの動きから読む、同社の未来予測

今回の導入で気にかかるのは、主要なステーブルコインであるTether(USDT)が除外されている点だ。

Tetherは、仮想通貨市場全体でも上から8番目の時価総額を持つ人気コインであるが、本当にUSドルとの裏付けが取れているのか不安視されるなど、度々取り沙汰されている。

また、Paxos Standard(PAX)もGUSDと同様に「Bitライセンス」を受けた主要コインではあるが、取引数量の面からは大きく水を開けられている。

先月、BitPayのCCOであるSonny Singh氏は、ブルームバーグとのインタビューの中で、「仮想通貨市場は新たな段階への過渡期にある」と語っていた。

同氏によれば、ビットコインの価格は来年戻ってくると予測する一方で、アルトコインの価格は二度と戻ってこないと考えているとのことだ。

CoinPostの関連記事

米大手仮想通貨決済Bitpay:ビットコインキャッシュによるビジネス向け決済を開始
BitPay社が8月29日、公式ブログ上で、ビジネス顧客向けにBCH建の決済開始を発表し、BCH建の決済処理が可能になった。仮想通貨の価格変動のリスクを最小限に抑えるための法定通貨による受け取りに加え、受け取り通貨の割合を顧客が自由に設定し、法定通貨と仮想通貨の両方で受け取れるサービスも提供している
BitPay社VISAカード:BitcoinCash導入、手数料は無料
世界有数のビットコイン決済サービス、BitPay社はがビットコインキャッシュを対応通貨として追加。ビットコインには手数料が発生しますが、現状ではビットコインキャッシュには手数料が発生しません。

Grey82 / Shutterstock.com

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
10/15 木曜日
16:28
ドル建てステーブルコインUSDC払い可能な「Slash Card」一般公開へ
Slash Visionは15日、アプリ「Slash App」を正式リリースし、USDCで決済できるVisaカード「Slash Card」を一般公開した。事前登録制を終え、誰でもアプリから申し込める。運転免許証による本人確認にも対応した。
14:30
ビットコイン相場が膠着状態、8万ドルが重要な分岐点に=Glassnode分析
オンチェーン分析企業Glassnodeは、ビットコインが上値の売り圧力と下値の厚いサポートに挟まれた膠着状態にあると分析した。ETFの売り再開も影響し、8万ドルが重要な分岐点となるとみる。
14:00
ステーブルコインUSDC、EU初の「重要な電子マネートークン(EMT)」に指定
EU当局は14日、サークル社のステーブルコインUSDCをMiCAに基づく初の「重要な電子マネートークン」に分類した。準備資産や流動性などの直接監督権限がEUに移る。
13:59
楽天ウォレット、現物と証拠金のアプリを統合 パスキー必須に
楽天ウォレットは15日、暗号資産(仮想通貨)の現物取引と証拠金取引のアプリを統合した新アプリの提供開始を発表した。ログインはパスキー認証が必須となり、旧2アプリは2027年初頭をめどに終了する。AIコンシェルジュなど新機能の概要をまとめた。
13:40
メタプラネット傘下入り予定の米スーパーリーグ、ビットコイン初購入
スーパーリーグ・エンタープライズが10日、1ビットコインを初購入したことが判明。メタプラネットによる2,100BTCのビットコインの現物出資は、スーパーリーグの16日の株主総会で承認を問う。
13:10
ソラナが上海の高層ビルに広告表示、CZ氏「驚いた」
ソラナ財団が14日夜、上海・陸家嘴の銀行高層ビル外壁に映像広告を表示し、上海のオフィスの写真も公開した。仮想通貨の取引が禁じられる中国での動きに、バイナンス創設者のCZ氏も反応した。
12:14
元FTX欧州責任者率いる米上場企業、SEC特例でトークン化株式取引へ
ナスダック上場のパーペチュアルズが、米SECのイノベーション免除に基づくトークン化株式の取引施設運営を通知した。CEOはFTX欧州部門の元責任者グルーン氏。OKXICEに続く2例目で、最短11月中旬の取引開始を見込む。
11:20
ソラナ保有企業スカイAIの大株主、約70%SOL売却の開示を要求
ソラナを保有するスカイAI株の約9.99%を持つ大株主バスティオン・トレーディングが、約70%のソラナの売却を巡る全面開示と取締役会の刷新を要求し、自社株買いに保有株を売らない方針を示した。
10:46
ビットコイン、3つのオンチェーン指標が底入れ示唆 米中間選挙直前=アナリスト
クリプトクアントのアナリストが、米中間選挙を控えたビットコインに10月の底入れの兆候が出ていると分析した。取引所残高の低水準やクジラ保有の増加など3指標を挙げる一方、確認にはETF資金流入の継続が必要とした。
10:30
アナリスト相場観が強気に、2022年末の底打ち反転より急速=クリプトクアント
クリプトクアントはビットコイン、イーサリアム、XRPなど仮想通貨主要5銘柄のアナリスト・コンセンサスが7月以降強気に傾いたと報告した。
10:05
ビットコイン下落、米CPI上振れで利上げ警戒|仮想NISHI
*本レポートは、クリプトアナリストである仮想NISHI(@Nishi8maru)氏が、CoinPostに寄稿した記事です。 クリプト市場マーケットレポート(10/15 AM10…
10:00
ポリゴン、米48州で規制準拠した資金移動に対応 コインミー買収完了で
ポリゴン・ラボが米仮想通貨企業コインミーの買収を完了した。米48州で規制下の資金移動に対応する決済基盤に、タザペイ、メッシュ、トク、キラの4社が初期の導入企業として加わった。
09:37
ブラックロックQ3決算、仮想通貨ETF残高約12.6兆円 3か月で1.6倍
米ブラックロックは14日発表の2026年第3四半期決算で、仮想通貨ETFで構成するデジタル資産部門の残高が796億ドル(約12.6兆円)と3か月で約1.6倍に増えた。純流入は79億ドル。サークルとセキュリタイズへの出資でも評価益を計上した。
09:25
ビットワイズ、「AIや金利がどう動いてもビットコインは長期的に上昇」と予想
ビットワイズのマット・ホーガン氏は14日、AIや金利の行方にかかわらず長期的にはビットコインが上昇するとの見方を示した。9月の米CPIが予想を上回り8.2万ドルを割り込む中、アナリストの下値見通しは分かれた。
08:22
米ホワイトハウス仮想通貨評議会のウィット事務局長が退任、後任未発表
米ホワイトハウス仮想通貨評議会の事務局長を務めたパトリック・ウィット氏が、国防総省からの出向期間の満了で退任した。ホワイトハウスは後任に関する質問に答えておらず、クラリティー法案は上院で停滞中。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧