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バイナンスのVC部門バイナンスラボ、グループから独立

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

バイナンスラボが独立

大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンスのVC部門バイナンスラボは、今年初めにバイナンスグループから独立していた。ブルームバーグが15日に報じた。

バイナンスラボの広報担当者は、現在そのスタッフは、バイナンス取引所事業の従業員とは別の契約を結んでいるとも話した。なお、運営が変化することはほとんどないとしている。

バイナンスラボの公式サイトには、現在次のように書かれている。

バイナンスラボは独立したベンチャーであり、バイナンスグループの一部ではなく、バイナンスグループが運営する事業(仮想通貨取引所以外も含め)に関与していない。

バイナンスラボはバイナンスから商標使用のライセンスを取得しているが、それ以外の点ではバイナンスグループと関わりを持たないとも続ける形だ。

広報担当者は、バイナンスラボの独立は、バイナンスが支援するBNBチェーンの状況と類似していると述べた。

バイナンスは2022年に、独自ブロックチェーン「バイナンススマートチェーン(BSC)」の名前をBNBチェーンに改称。背景としては、BNBチェーンやBNBトークンのエコシステムがバイナンスという取引所の枠を超えていることを挙げていた。

関連:バイナンススマートチェーン、「BNB Chain」に改名

今回のバイナンスラボの独立も、同組織が今後、バイナンスだけではなく広くWeb3エコシステムを支援していく姿勢を示している可能性もある。しかし、現時点で独立の理由は特に明かされていない。

資産は100億ドル以上

バイナンスラボは、バイナンスのYi He共同創設者が率いており、2018年以来、Aptos Labs、LayerZero、Polygon、The Sandboxなど200以上の仮想通貨プロジェクトに投資してきた。

その資金は、主に仮想通貨取引所バイナンスの利益から供給されてきた。総資産は100億ドル以上(約1.5兆円)に達しており、Richard Teng氏がCEOに就任してからでは、最大のスピンオフとなった。

前バイナンスCEOのChangpeng Zhao(CZ)氏は昨年11月、米司法省とバイナンスが和解した際に退任している。CZ氏は米国の銀行秘密法に違反したとして有罪を認め、現在は判決を待っているところだ。

関連: バイナンスのCZ氏、CEO退任を正式発表 後任や今後の計画も説明

バイナンスラボはこれまで、25を超える国で200以上のプロジェクトに出資してきた。

最近ではインキュベーションプログラムのシーズン6で、分散型取引所やWeb3知識共有プラットフォーム、DePIN(分散型物理インフラネットワーク)、リステーキング・プロトコルなど様々なWeb3プロジェクトへの投資を行っている。

Web3とは

現状の中央集権体制のウェブをWeb2と定義し、ブロックチェーン等を用いて非中央集権型のネットワークを実現する試みを指す。代表的な特徴は、仮想通貨ウォレットを利用したdAppsへのアクセスなど、ブロックチェーンをはじめとする分散型ネットワークのユースケースがある。

▶️仮想通貨用語集

関連: バイナンスラボ、分散型取引所UXUYやDePINのQnA3などに出資

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