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オルカンベンチマーク指数提供のMSCI、ビットコイン投資のマイクロストラテジーなどを追加

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

マイクロストラテジーなど42銘柄を追加

米著名金融サービス企業MSCIは14日に、2024年5月のMSCI株式指数の定期見直し結果を発表した。今回は仮想通貨ビットコインへの巨額投資で知られるマイクロストラテジー社が、MSCIの大型指数に5月31日に組み込まれる予定が確認された。

今回構成銘柄の見直しが行われる指数の中で、仮想通貨関連企業として注目されるのは、MSCI ワールドインデックス(MSCI World Index)だ。時価総額で最大の3つの追加銘柄として、Microstrategy(米国)、Pure Storage(米国)、Emcor Group(米国)が新たに含まれる。MSCI ワールドインデックス(先進国のみ)は、23の先進国市場をカバーしているが、MSCI ACWIと違って新興国市場は含まれていない。

Microstrategy(マイクロストラテジー)は、ビジネスインテリジェンスソフトウェアおよびクラウドベースのサービスを提供する企業であり、特にビットコインへの大規模な投資で知られている。今回初めてワールドインデックスに組み入れられることになる。

関連米マイクロストラテジー、4月にもビットコイン買い増し

また、Pure Storageは、データストレージソリューションを提供する企業であり、企業のデータ管理とクラウドコンピューティングを支援している。Emcor Groupは、建設サービスと施設管理を行う企業であり、インフラストラクチャと建物のメンテナンスに特化している。

MSCIの定期見直しは、投資家にとって重要な指標であり、各企業の市場での位置づけや影響力を反映するものだ。今回の見直しニュースを受け、マイクロストラテジーの株価は前日比で4.15%上昇した。

一方、MSCIが提供する「MSCI ACWI指数」は、先進国および新興国を含む世界の株式市場をカバーする広範な指数(2,900超の柄)であり、世界全体の株式市場の動向を反映し様々な投資商品に利用されている。特に、MSCI ACWI指数をベンチマークとして運用される「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー=オルカン)」という投資信託などが新NISA制度より人気を集めた。ブラックロックのiShares MSCI ACWI ETFの運用額は2024年5月現在で約195億ドルに達している。

なお、他にも、新興市場の株式のみを対象とした「MSCIエマージングマーケット指数」などを提供している。

関連新NISA特集|つみたて投資のメリットや非課税投資枠拡大の魅力、初心者向けの銘柄選びを解説

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