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オアシス(OAS)の利回りキャンペーン等一覧、「VersePort」で稼ぐ方法 ステーキング方法も解説

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ポータルサイト「VersePort」オープン

ゲーム特化型ブロックチェーンOasysは24日、ポータルサイト「VersePort」をリリースしました。Oasysで現在展開されているキャンペーンを一覧でき、参加するメリットやその方法を簡単に把握することができます。ユーザーエクスペリエンスの向上により、Oasysコミュニティのさらなる活性化が期待されます。

この記事では、Oasysエコシステムへの参加方法と、主なリワード(報酬)について詳しくご紹介します。

💡この記事でわかること
  1. Oasysのキャンペーンポータル「VersePort」
  2. Oasysのステーキング方法
  3. Oasysの各種キャンペーンに参加するメリット・リスク
  4. Oasysとそのブロックチェーンゲームについて

Oasysのキャンペーンを一元化

Oasysは「Blockchain for Games」をコンセプトとするゲームに特化したブロックチェーンプロジェクトです。初期バリデータ(チェーン運用主体)として、バンダイナムコ研究所などの大手ゲーム会社やWeb3企業など、現時点で20社超が関与しています。

ユーザーにとってのメリットは、取引手数料の無料で、ブロックチェーンゲーム(BCG)のアイテムなどを活用できること。取引処理も高速化なので、快適なゲームプレイ環境を提供します。

出典:Versee Port

今回リリースされた「VersePort」の特徴は、Oasysエコシステム内で開催されるさまざまなキャンペーンが一覧できること。そして、キャンペーン参加のメリットが明確なことです。報酬の獲得条件(タスク)を把握して、すぐに行動に移せます。

ユーザーは、トークンやNFTなどの報酬から選ぶも良し、興味のあるBCGを選ぶもよし。全体として、Oasysエコシステムへのアクセスが簡単になり、活動に参加しやすくなっています。

現在、Oasysのエコシステムでは、複数のメジャータイトルのローンチが控え、コミュニティの期待が高まっている状況。今後以下のラインナップがスケジュールに出現することが期待されます。

  • セガ「三国志大戦」IPを活用したBCG「魁 三国志大戦 -Battle of Three Kingdoms-」からの新たな発表
  • Ubisoftの「Champions Tactics」のオープンベータ開催など。

さらに、今後、複数のDeFi(分散型金融)系プロダクトがOasysに登場すると、投資・運用機会が増加し、利便性や魅力がますます高まる見通しです。

  • リキッドステーキング:暗号資産(仮想通貨)OASをステーキングして、報酬を得ながら、代替トークンを運用に回し、追加の金利を稼ぐなどの技術要素。
  • ゲーム向けのDEX(分散型取引所):ゲームアイテムNFTなどの取引活発化を後押しする。
  • レンディングプラットフォーム「Palmy Finance」:既にリリース済み。レンディングは、トークンをデポジットして資金を借り入れるDeFiサービスのこと。

Oasysでは、これらのアップデートを祝して、総額1,000万OAS(約5700万円相当)の報酬を活用したキャンペーン、他のチェーンから資金を移動する際に使用する「ブリッジ」の手数料無料キャンペーンなどを開催中です。

さらに、エコシステム内での活動に応じてポイントを獲得できるポイントシステムの導入など、コミュニティ活性化に繋がる機能を今後も追加していく予定です。

Oasysのステーキング方法

VersePortを見ると、Oasysエコシステムへの参入を促すキャンペーンで開催中のものは10種類あります。個別のキャンペーンにエントリーするには、所定のタスクに応じたアクションを行うことになります。

Xでの投稿など比較的簡単なタスクもありますが。ウォレットを接続して仮想通貨(OASなど)を用いて、「所定のノードやプールにOASトークン(例、1000 OAS)を一定期間ロックアップする」というものもあります。

出典:Versee Port

こうしたタスクは、トークン報酬=将来的なエアドロップの機会など、ユーザーの投資収益に関係してくるので特に重要です。

ここからは、OASの基本的なステーキング方法をご案内します。OASのステーキングに必要な手順は主に以下3ステップです。

  1. 仮想通貨取引所でOASトークンの購入
  2. OAS対応の自己管理ウォレットの準備
  3. OASのステーキング

1. OASトークンの購入

OASは下記の国内取引所等で購入できます。

SBI VCトレード

大手上場企業SBIグループ傘下の安心・安全な取引所

bitbank

高い取引実績と迅速な出金で人気の取引所

特徴 SBI VCトレード bitbank
取扱い通貨数 23種類 38種類
セキュリティ 最高水準 国内No.1評価(2018年)
取引高 現物取引高シェア約20%※
取引方法 販売所・取引所・レバレッジ 販売所・取引所
公式

※ 現物取引高シェアは2022年平均(JVCEA公表データ調べ)

OAS情報 SBI VCトレード bitbank
ステーキング 可能
板取引 可能
最小取引単位 1 OAS(販売所) 0.00000001 OAS(販売所)
出庫手数料 無料
公式

2.ウォレット(メタマスク等)の準備

まず、仮想通貨OASを保管できるウォレットを用意します。代表的なウォレットとしては、メタマスク(MetaMask)があります。MetaMaskのインストールと設定を行い、新しいウォレットを作成し、シードフレーズを安全に保管します。メタマスクの作成方法は以下の記事で詳しく解説されています。

関連:仮想通貨ウォレット「メタマスク」の使い方、送金、セキュリティ対策を徹底解説

①ウォレットにOasysネットワークを追加する

メタマスクウォレットでは多数のネットワークがサポートされていますが、右上のネットワーク名をクリックするとネットワークを追加できます。

出典:Metamask

Oasysのネットワークが表示されていない場合は、「ネットワークを追加」(スマホの場合は「カスタムネットワーク」)より手動で追加可能です。

出典:Metamask

②ネットワーク情報を入力する

以下の情報を入力します。

Oasys Network Information
Oasysネットワーク情報
ネットワーク名 Oasys Mainnet
RPC URL https://rpc.mainnet.oasys.games/
チェーンID 248
通貨記号 OAS
ブロックエクスプローラーのURL https://explorer.oasys.games/

出典:Metamask

③OASを取引所からウォレットへ送金する。

ここでは国内取引所bitbankからの送金方法を紹介します。

1.メニュー→出金→OASを選択

出典:Bitbank

2.アドレス一覧→新規追加→送金先のウォレット(ここではメタマスク)のアドレスを入力(ペースト)し、アドレスを選択

出典:Bitbank

3.引き出し数量を入力(ステーキングの際にかかる少額のガス代を含める)

4.出金内容を確認し、メールに届く出金申請を承認する

※メタマスクウォレットのアドレスは以下よりコピーします。

出典:Metamask

3.OASのステーキング

① Oasys Stakingにアクセス

②ウォレットを接続してOasysネットワークを選択

出典:Oasys

③Validatorを選択(キャンペーンによって指定されるケースが多い)

出典:Oasys

④ステーキング金額を入力し、「stake」をクリック

出典:Oasys

⑤ガス代を確認してステーキング開始

出典:Oasys

Oasysの各種キャンペーンに参加するメリット

Oasysで開催中のキャンペーンは多岐にわたり。一般的に、以下のようなメリットが想定できます。具体的な条件や報酬は個別に確認してください。

OASリワード

ユーザーはステーキングすることでOASや、将来的にプロジェクトが発行する独自トークンを獲得できるか、それを期待させる事例が多い。

「Into The Oasys Verse Staking Drops」では、APYが10%の場合、ユーザーはステーキング額の9%(年利)を獲得できました。10%の定額手数料がすべてのバリデーターに適用される条件です。

Into The Oasys Verse Staking Dropsとは

各バリデーターが、OASをステーキングしているユーザー向けに独自のキャンペーンを開催、ユーザーはOASの報酬に加えてバリデーターから「Saking Drops」と呼ばれる特別な報酬を得る。

早期アクセスと限定アイテム

提携ゲームの限定アイテムや早期アクセス権を得られる場合があります。事例:Ubisoftの「Champions Tactics」など。

コミュニティとの連携

Web3のコミュニティは、ユーザー同士の連携と情報共有が盛んです。キャンペーンに参加することで、他のユーザーとつながり、最新の情報や戦略を共有できるかもしれません。

参加前に知っておくべき注意点

キャンペーンに参加する前に、以下の注意点を確認しておきましょう。

OASなどの価格変動リスク

仮想通貨市場は変動しやすく、投資額が短期間で大きく変動する可能性があります。OASトークンの価格が急激に変動することを念頭に置き、失ってもよい金額から投資を始めてみましょう。

セキュリティリスク

ステーキングやNFTの取引を行う際には、ウォレットのセキュリティを確保することが重要です。不正アクセスやハッキングのリスクを最小限に抑えるために、信頼できるウォレットと取引所を利用し、二段階認証を設定するなどの対策を講じましょう。

OasysおよびBCG(ブロックチェーンゲーム)について

Oasysは「Blockchain for Games」をコンセプトに掲げる、ゲームに特化したブロックチェーンです。プロジェクトの始動が発表されたのは22年2月です。プロジェクト始動のプレスリリースは、ブロックチェーンゲーム「My Crypto Heroes」を運営するMCH株式会社が公開しました。

Oasysは、レイヤー1である「Hubレイヤー」とレイヤー2の「Verseレイヤー」の二層になっています。ゲーム開発者は、Verseレイヤーによって独自のレイヤー2を構築でき、この層でユーザーのすべてのガス料金がカバーされています。

これまでのブロックチェーンで課題であったトランザクションの処理能力や手数料の高騰といった課題に取り組み、ゲームユーザーに対しては手数料がかからない仕組みを構築しています。

また、ブロックチェーンを活用したゲーム内決済やNFTアイテムに関わるマルチチェーン対応、および他ゲームとの連携を容易に行えるようになることも目指しています。

現在では40以上の発表されたゲーム、ヒットタイトル、そして10のVerse(Layer 2)によって支援されるリーディングブロックチェーンゲームエコシステムとして成長しています。

出典:Oasys

関連:初心者でもわかる「Oasys(OAS)」とは|特徴や仕組みを解説

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仮想通貨オアシス(OAS)への投資に

記事の監修

各務 貴仁各務 貴仁
株式会社CoinPost 代表取締役CEO、株式会社SUDACHI Tech 代表取締役、一般社団法人WebX実行委員会 理事。
2017年に日本最大(2024年現在)の暗号資産・Web3メディアCoinPost、2023年よりグローバルカンファレンスWebXを立ち上げる。また、次世代テックを活用した福祉事業Wave3やWeb3に特化した開発支援事業SUDACHI Techも展開する。
2024年には、経済産業省「Web3.0・ブロックチェーンを活用したデジタル公共財等構築実証事業」にて有識者委員として選任される。
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