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Oasys(オアシス)の特徴や将来性|仮想通貨OASの買い方・取引所比較


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Oasys(OAS)とは

Oasysは2022年2月に始動した日本発のゲーム特化型ブロックチェーンです。最大の特徴は「高速処理×ガス代ゼロ」という設計で、従来のブロックチェーンゲームが抱えていた取引手数料の負担や処理速度の遅さを解決しています。

2024年10月時点で、Ubisoft・SEGAといった世界的ゲームブランドが参画し、67以上のゲーム/サービスが稼働中。同年8月にはSBIホールディングスとの資本・業務提携を実現し、日本のWeb3ゲーム市場における中心的存在として地位を確立しました。

10月には公式ポータル「VersePort」が公開され、半年で登録ウォレット数が25万を突破。同月、UbisoftによるWeb3ゲーム第一弾『Champions Tactics: Grimoria Chronicles』が正式ローンチし、大手パブリッシャーの参入がエコシステムの実需拡大を加速させています。さらに10月29日には『甲虫王者ムシキング』のブロックチェーンゲーム化とイーサリアムブリッジ対応を発表し、実用化が着実に進んでいます。

目次

オアシス(OAS)取引所の比較表

おすすめ
取引所
おすすめポイント 取引所手数料 最低取引単位 入金手数料 出金手数料 出庫手数料
1
仮想通貨取引所 SBI VCトレード
SBI VCトレード
SBIグループの100%子会社
最高水準のセキュリティ
Maker:-0.01%
Taker:0.05%
販売所:1 OAS 無料 無料 無料
2
仮想通貨取引所 bitbank
bitbank
全暗号資産取引所中
取引量 国内No.1
Maker:-0.02%
Taker:0.12%
販売所:0.00000001 OAS
取引所:0.0001 OAS
無料 550円(3万円未満)/
770円(3万円以上)
30 OAS
3
仮想通貨取引所 OKCoinJapan
OKCoinJapan
OK Groupの日本法人 Maker ~0.07%、Taker ~0.14% 販売所:10 OAS
取引所:10 OAS
無料 550円 20 OAS

Oasysの概要

Oasysは「Blockchain for Games」を掲げる、ゲーム専用のブロックチェーンです。2022年2月に構想が発表され、運営の中心はシンガポール拠点のOasys Pte. Ltd.。ブロックチェーンゲーム「My Crypto Heroes」の開発陣をはじめ、国内外の大手ゲーム会社やWeb3企業が参加しています。

最大の特徴は、高速処理とガス代ゼロを実現していることです。プレイヤーはストレスなくゲームを楽しめ、開発者はゲーム内通貨やNFTアイテムを手数料なしで扱えます。イーサリアムと互換性があるため、既存のEVMアプリをスムーズに移植でき、開発者の参入障壁が低いことも強みです。

バンダイナムコ、SEGA、スクウェア・エニックス、Ubisoftなどの大手ゲーム会社が初期バリデータとして参加し、その後ソフトバンク、KDDI、MIXIなども加わりました。これらの企業がブロックチェーンのネットワーク維持に参画し、取引の正当性を検証しています。

仮想通貨OASの価格動向

指標
価格 約0.67円
過去最高値 約20.6円(2024年2月13日)
時価総額 約37億円(754位)
流通/総供給 100億/100億 OAS
X フォロワー数 4.7万
*2025年10月31日時点|データ出典:CoinMarketCap

OASはOasysエコシステムの基軸トークンです。ゲーム内決済・NFT取引に使われる支払通貨であると同時に、Verse開設デポジット(最低100万OAS)とValidatorステーキング(最低1,000万OAS)により大量のOASがネットワーク内でロックされる仕組みを持っています。タイトル追加やバリデーター増加がそのまま供給ロック強化につながるため、採用拡大が需給タイト化を生み、価格の下支え要因となります。

Verse Builderはデポジットを預けて新Verseを開設し、プレイヤーに”ガス代ゼロ”環境を提供します。Validatorとデリゲーターはネットワーク維持のためOASをステークし、報酬をOASで受け取ります。プレイヤーはガス代ゼロでゲームを楽しみ、アイテム売買にOASを使用します。開発者はゲーム内通貨・NFTを発行し、他チェーンとも接続可能です。

仮想通貨オアシス(OAS)への投資に

最新の動き(2024年10月)

ブロックチェーンゲーム開発のKyuzanは10月29日、『甲虫王者ムシキング』を題材としたブロックチェーンゲーム『MUSHInomics with MUSHIKING』を開発中であることを発表しました。セガからライセンス許諾を受け、2025年11月上旬にリリース予定です。『甲虫王者ムシキング』は2003年に稼働を開始したセガのキッズ向けカードバトルゲームで、カード累計出荷枚数は4億9,800万枚に達し、2008年には公式大会10万回突破がギネス世界記録に認定されています。

今回のブロックチェーン版は、原作のじゃんけんバトルシステムを踏襲したカードゲームとなります。プレイヤーはOasysチェーン上で発行されたミームコイン「MUSHI」を消費してガチャでカードを入手し、バトルを通じて再びMUSHIを獲得できる仕組みです。これがMUSHIトークンの初の実用例となり、Oasys上でのトークンエコノミーの拡大を示す重要な事例となります。

同じく10月29日、Oasysは分散型ブリッジサービス「Celer cBridge」を活用し、OASトークンとイーサリアムチェーン間のブリッジに対応したと発表しました。これによりイーサリアム上でOASを利用可能にするラップドトークン(WOAS)を作成できるようになり、同時に分散型取引所(DEX)のUniswapにWOAS/USDCペアの流動性プールも作成されました。イーサリアムエコシステムからのアクセスが大幅に向上し、IPのトークン化に伴う需要拡大に対応する体制が整いました。

Oasysの仕組み

Oasysは「Hub-Layer(Layer 1)」と「Verse-Layer(Layer 2)」の二層構造から成る独自アーキテクチャを採用しています。Hub-Layerはネットワークのセキュリティやトークン保管を担う基盤層で、Verse-Layerはゲームごとのトランザクションを高速・無料で処理する実行層です。開発者は既存のVerseにゲームを配置するだけでなく、新たなVerseを立ち上げて独自の設定を施すこともできます。ブロック生成は環境負荷の小さいPoS(プルーフ・オブ・ステーク)で行われます。

Oasysで発行できるトークン

Oasysでは、ゲーム設計に合わせて3種類のトークンを使い分けられます。vFT/vNFTはVerse-Layer専用で、ゲーム内通貨や限定アイテムの発行に最適ですが、Verseの外には持ち出せません。oFT/oNFTはHub-Layer起点でOasys全体で利用でき、ブリッジ機能でイーサリアムなど外部ネットワークへも移動可能です。ゲーム間コラボや二次流通を想定したトークンに向いています。exFT/exNFTは外部チェーン発行トークンをOasysへ取り込んだもので、既存資産をOasysゲームに持ち込む際に使用します。

この柔軟なトークン設計により、プレイヤーはゲーム内外で資産を自由に移動でき、開発者は経済圏を拡張しやすくなります。

仮想通貨オアシス(OAS)への投資に

将来性と今後の展開

Oasysは2023年から2028年を三段階で描いた「Vision Map」を公開しており、最終的には1,000以上のプロジェクトと1億人以上のユーザーを目指しています。2023年6月までにメインネット稼働と取引所上場を完了し、2024年6月までにZK-rollupsとETH2.0互換を追加してゲームタイトルを100本規模へ拡大する計画でした。現在は一般ユーザー1億人規模を視野に入れたマスアダプション段階に入っています。

現状の進捗

OASYS NAVI INO情報

出典:OASYS NAVI

公式ポータルによれば、現在までに67以上のゲーム/サービスが公開済みです。UbisoftやSEGAのAAA級IP参入で増加ペースが加速しています。2024年10月には、UbisoftタイトルとしてWeb3ゲーム第一弾『Champions Tactics: Grimoria Chronicles』がHOME Verseで正式ローンチされました。AAAパブリッシャー初のWeb3ゲーム実装により、OAS決済需要と新規ユーザー流入が直結しています。

同じく10月にリリースされた公式ポータルVersePortは、半年で登録ウォレット数が25万を突破しました。月間3,000万OAS相当の報酬が分配されており、タイトル横断キャンペーンが継続的な資金流入を生んでいます。2024年5月にはTOKIとのZK-IBCブリッジが稼働し、アバランチやBNBなど外部チェーンとのネイティブ接続が段階的に解放されています。オンチェーン流動性の拡大により、OASとゲーム内資産の可搬性が飛躍的に高まる見通しです。

外部L2連携を前提とする「Verse-as-a-Service」構想も浮上しており、Quantum ChainやLayerZeroといったプロジェクトをOasys側へ統合する形でタイトル数と質の同時拡大を狙っています。PJT 100+は2025年内に到達が見込まれます。

オアシス(OAS)取引所の詳細

大手上場企業SBIグループ傘下の「SBI VCトレード」
東証プライム市場に上場しているSBIホールディングス傘下のSBI証券は、国内最大手のネット証券として知られる。SBIVCトレードは金融ノウハウを生かし、安心して取引できる取引所として評価されており、手数料の低さなどで個人投資家から支持を受ける。
最高水準のセキュリティによる取引環境を提供
OASの販売所を提供・出庫手数料無料
貸暗号資産、ステーキングなど投資サービスが充実
SBI VCトレードの主なスペック
取扱い通貨 36種類
取引方法 販売所・取引所・レバレッジ
最低取引単位 販売所:1 OAS
投資サービス 貸暗号資産/積立/ステーキング
各種手数料 出庫手数料無料。取引所にて、市場形成に寄与する注文方法(メイカー取引)に対して、手数料分を収益として得られる「マイナス手数料」を採用
アプリの使い勝手 現物/レバレッジ取引がスムーズにできる
現物取引量で高い実績のある「bitbank」
bitbank(ビットバンク)は、2014年から暗号資産事業を運営している実績ある取引所。関東財務局長(暗号資産交換業者)登録番号 第00004号ミクシィ社とセレス社の持ち分法適用関連会社、ビットバンク株式会社が運営。
2022年は平均で国内現物取引高シェア約20% *JVCEA公表データ調べ
第三者機関による高い評価セキュリティ 国内No.1 *18年10月 ICORating調べ
OASの板取引が可能、出庫対応のスピードに定評
bitbankの主なスペック
取扱い通貨 36種類
取引方法 販売所・取引所
最低取引単位 販売所:0.00000001 OAS
取引所:0.0001 OAS
投資サービス 貸仮想通貨
各種手数料 取引所にて、メイカー取引に「マイナス手数料」を採用。L2での出庫手数料が0.00042 ETHと安価
アプリの使い勝手 PCなしでも、スマホ一つですべて完結させることができます。
OASの板取引を提供「OKJ」
OKJは、国際的な規模で暗号資産交換所およびブロックチェーンビジネスを展開する OK Groupの日本法人です。ユーザーの資産は100%コールドウォレットで管理されるなど、高いセキュリティを維持。板取引において取り扱い銘柄の豊富さが特徴で、出庫対応のスピードも早いと評判です。
万全なセキュリティとサポート体制
狭いスプレッドと高い流動性
スピーディーな入出金・入出庫
OKJの主なスペック
取扱い通貨 50種類
取引方法 販売所・取引所
最小注文数量 販売所:10 OAS
取引所:10 OAS
投資サービス Flash Deal/積立/ステーキング
各種手数料 入出庫手数料:0.5~3 SUI
取引所全銘柄手数料: Maker ~0.07%、Taker ~0.14%
30日間の取引量100 万円未満※Lv1の場合
アプリの使い勝手 値動きと板の注文状況を確認しながら取引可能

SBI VCトレードの口座開設方法

本人確認書類の提出方法は3種類あるため自身に合った方法を選択しましょう 出典:SBI VC トレード

SBI VCトレードでオアシス(OAS)を購入するには、まず口座開設を行う必要があります。 口座開設には下記のものが必要になるため、あらかじめ準備しておきましょう。

  • メールアドレス
  • 電話番号
  • 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカード、在留カード、特別永住者証明書から1点)

口座開設にあたり、まずはメールアドレスを登録します。「個人のお客様」を選択し、メールアドレスを登録、確認メールを送信しましょう。確認メールが届いたら、メール内に記載されている認証用のURLを開き、パスワードを設定します。

パスワード設定後にSMS認証か電話認証を行い、認証コードを入力したあとに、氏名や住所などの基本情報入力を行います。

基本情報入力後に、情報と合致する本人確認書類を提出します。運転免許証、マイナンバーカード、在留カード、特別永住者証明書などの本人確認書類を撮影しアップロードしたあと、本人確認書類と一緒に自撮り・セルフィーを行い、本人確認手続きを行います。

本人確認手続きが終了したら、取引所による口座開設審査が行われ、審査が完了すれば口座が開設されます。

オアシス(OAS)を購入するための入金方法

オアシス(OAS)を購入するには、SBI VCトレードの取引口座に日本円を入金する必要があります。「入出金」と記載がある部分をクリック・タップし、「日本円を入金」を選択しましょう。

入金したい金額と銀行を選択し、「金融機関サイトへ」を選択し、自分の選んだ金融機関のサイトからSBI VCトレードへ入金の操作を行い、既定の振込タイミングまで待てば入金が完了します。

オアシス(OAS)の買い方・購入方法

SBI VCトレードでは、「販売所」でXRPを購入することができます。

販売所の利用画面 出典:SBI VCトレード

「販売所」は、SBI VCトレードが決めた価格で売買が行えます。「販売所」はシンプルで簡単な操作が可能で、初心者でも安心して取引することができるでしょう。「販売所」では、OASを選択し、購入する数量を入力した後、購入をクリック・タップすれば、OASが購入できます。

〈仮想通貨オアシス(OAS)を購入、投資するなら、操作が簡単・ステーキングも便利なSBI VCトレードがおすすめ。〉

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記事の監修

各務 貴仁各務 貴仁
株式会社CoinPost 代表取締役CEO、株式会社SUDACHI Tech 代表取締役、一般社団法人WebX実行委員会 理事。
2017年に日本最大(2024年現在)の暗号資産・Web3メディアCoinPost、2023年よりグローバルカンファレンスWebXを立ち上げる。また、次世代テックを活用した福祉事業Wave3やWeb3に特化した開発支援事業SUDACHI Techも展開する。
2024年には、経済産業省「Web3.0・ブロックチェーンを活用したデジタル公共財等構築実証事業」にて有識者委員として選任される。

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