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初心者でもわかる「Oasys(OAS)」とは|特徴や仕組みを解説

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Oasys(OAS)とは

ブロックチェーン技術は2021年、国内外でNFT(非代替性トークン)が広く普及したことによって、一段と知名度が高まっています。日本では昨年「ユーキャン新語・流行語大賞」に「NFT」がノミネートされました。

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また、21年にはもう1つ、ブロックチェーンと大きく関連する可能性のある動きがありました。それはメタバース(仮想空間)に対する注目度の急激な高まりです。メタバースは、米フェイスブックが「メタ」に社名を変えて事業の軸足をメタバースに移すことを表明してから、一気に関心を集めるようになりました。メタバースは必ずしもブロックチェーン技術を活用するとは限りませんが、両者の相性は非常に良いとされています。

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そして、ブロックチェーンやNFT、メタバースの普及に合わせて注目を集めているのがゲーム業界です。多くの資金を調達しているブロックチェーンゲーム企業も増えており、注目度の高さが窺えます。

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一方、企業やユーザーが持つ、ブロックチェーンやNFTに対するイメージは様々です。ゲームがNFTを導入すると発表した後にユーザーから反対の意見が出たり、ゲーム企業が「NFTを導入する予定はない」と発表したりした事例もあります。

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こういった状況の中、22年2月に、日本発のプロジェクト「Oasys(オアシス)」が始動しました。本記事では、ゲーム業界の内外から大きな注目を集めるOasysの概要や特徴をご紹介していきます。

概要

Oasysは「Blockchain for Games」をコンセプトに掲げる、ゲームに特化したブロックチェーンです。プロジェクトの始動が発表されたのは22年2月。プロジェクト始動のプレスリリースは、ブロックチェーンゲーム「My Crypto Heroes」を運営するMCH株式会社が公開しました。

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プロジェクトの中心企業はシンガポール拠点の「Oasys Pte. Ltd.」ですが、ブロックチェーン技術のエキスパートを中心に、業界大手のゲーム企業やブロックチェーンテクノロジー企業との協業のもと、企画・開発が進められています。Oasysは、メタバース上におけるゲームのハブ(中心)になれるように開発されています。

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プロジェクトの大きな特徴は、高速かつガス代(トランザクション手数料)無料のゲーム体験をプレイヤーに提供できるよう目指していること。また、ゲーム開発者が、ブロックチェーンを活用したゲーム内決済やNFTアイテムに関わるマルチチェーン対応、および他ゲームとの連携を容易に行えるようになることも目指しています。

次節では、なぜOasysはゲームに特化しているか、まずは開発の背景をご紹介していきます。

開発の背景

Oasysプロジェクトの中心メンバーは2018年から、ブロックチェーンゲームやNFTの領域に携わり、My Crypto Heroesなど多くのゲームを開発してきました。DeFi(分散型金融)やNFTの需要が急増し、ブロックチェーンゲームの開発も活発化してきましたが、Oasysのメンバーは、既存のブロックチェーンを広範なゲームに利用するには課題があると気づいたと、ホワイトペーパーで説明しています。

以下の表は、Oasysのホワイトペーパーに掲載されている、DeFiとゲームの比較。以下のグラフのように、DeFiとゲームではトランザクションの数に大きな差があると指摘されています。これは実例でみると明らかで、DeFiでは$10K預ける人でも月に数回しか取引しないことは珍しくない一方、ゲームでは沢山の東南アジアを中心としたユーザーが毎日何度も取引をしています。

出典:Oasys

そのためこの特性に則ると、ブロックチェーンに要求されるスペックはDeFiとゲームで違ってきます。例えば、DeFiにおけるブロックチェーンの処理速度は速い方が良いですが、ゲームではより高速で稼働することが求められると指摘しています。

出典:Oasys

また、ガス代はDeFiも安価な方が良いですが、トランザクションの数が多いゲームでは、ゼロ円にする必要があると説明。

このように、これまで多くのブロックチェーンが汎用的な利用を想定して開発されてきたため、ゲームで技術を活用するには現時点ではまだ課題があります。上述したような課題を解決し、ブロックチェーンのメリットを活かしながらゲーム開発を促進することが、Oasysプロジェクトの目的です。

プロジェクトチームや関連企業

創設チーム

Oasysプロジェクトの「Founding Team(創設チーム)」には、以下のメンバーが参画しています。

  • 中谷 始氏(バンダイナムコ研究所 代表取締役社長)
  • 上野 広伸氏(double jump.tokyo 代表取締役CEO)
  • 國光 宏尚氏(gumi創業者/Thirdverse 代表取締役CEO)
  • 内海 州史氏(セガ 取締役副社長)
  • Gabby Dizon氏(Yield Guild Games 共同創業者)
  • 初期バリデータ(承認者)としては、22年10月に予定されているメインネットのローンチ時までに合計21社がブロックチェーンの運営に参加します。

    また、9月12日には株式会社スクウェア・エニックスが参加を表明。スクウェア・エニックスは今後、「Oasys」と共同で同チェーン上での新しいゲーム開発も模索するとしています。これらのゲーム会社やWeb3関連企業、団体がブロックチェーンのネットワークに接続し、チェーン上の取引が正しいかを検証するノードバリデータとなります。

    出典:Oasys

    関連:スクウェア・エニックス、ゲーム特化ブロックチェーン「Oasys」の初期バリデータに

    DeFiとの比較画像にもある通り、Oasysプロジェクトは、ゲームの運営組織は必ずしも初期から分散化が進んでいなくて良いと考えています。その理由は、ゲームでは継続的にコンテンツやサービス運営などをアップデートする必要があるからです。DeFiとは違い、日常的にゲームを改良していくには、速い意思決定が必要です。

    まずは21社の運営企業でブロックチェーンのメインネットをローンチし、その後に数を増やしていくと説明しています。

    提携企業

    運営に参加する企業以外にも、Oasysは提携を進めています。22年6月23日には、イーサリアム(ETH)のソフトウェア企業「ConsenSys」との提携を発表。ConsenSysが開発した暗号資産(仮想通貨)ウォレット「メタマスク(MetaMask)」を活用し、ブロックチェーンゲームのインフラを構築すると発表しました。

    関連:「MetaMask(メタマスク)」とは|月間2000万人超が利用の仮想通貨ウォレット

    また、翌月の7月6日にはOasysの運営に参加する「double jump.tokyo」もConsenSysとの提携を発表。この時も「メタマスクを活用して、Oasysにおける最適なWeb3ゲーミングウォレットの開発に取り組むことが決定した」と説明しました。

    関連:double jump.tokyo、「MetaMask」開発元ConsenSysと提携

    資金調達

    Oasysの資金調達については、プライベートトークンセールを行ったことが7月6日に発表されています。このトークンセールで、約25億円(2,000万ドル)の資金を調達。投資企業「Republic Capital」が資金調達を主導し、GREEやCrypto.com、bitbankら多くの企業が出資しました。

    また、6日の発表時は非公開の情報でしたが、この出資には合同会社DMM.comも参加していたことが後日明らかになっています。

    DMM.comは同月12日、ブロックチェーンゲームリリースに向け、グループ子会社を通じてOasysに出資したことを発表。Oasysの以下のような知見や思想に共感し、出資を決定したと説明しています。

  • 取引速度、ユーザー負担の手数料、セキュリティなど、GameFiの開発・運営に係る課題の解消
  • Web3領域における日本のゲーム・IP(知的財産)特有の事情や課題に精通したプロジェクトチームの存在
  • 日本のIPやWeb3プロジェクトのグローバル展開に貢献する
  • 関連:DMM、ブロックチェーンゲームリリースに向けゲーム特化チェーン「Oasys」に出資

    Oasysの仕組み

    最初に運営に参加する21社は、「Initial Validator」と呼ばれています。ここからは「Validator」とは何かなど、Oasysの仕組みを紹介していきます。

    Oasysは、以下の2つのレイヤー(層)で構成されており、この独自構造は「Oasysアーキテクチャ」という名称です。

  • レイヤー1:Hub-Layer
  • レイヤー2:Verse-Layer
  • 出典:Oasys

    イーサリアムでは、トランザクションの処理をサポートするためにレイヤー2ソリューションの開発が活発に行われていますが、Oasysは、このイーサリアムの2層構造に似ています。

    Oasysの2つのレイヤーは、それぞれ担当する役割が違います。まず、ゲームにおける個々のトランザクションを処理するのはVerse-Layerと呼ばれるLayer 2です。Verse-Layer上の各々をVerseと定義しており、ゲーム開発者は各々が選んだVerse上にゲームをデプロイします。また、Verse自体を自ら建てることもでき、このVerseを建てる者をVerse-Builderと呼んでいます。

    出典:Oasys

    Hub-Layerと呼ばれるLayer 1は、ネットワークの安定やデータの保管、トークンやNFTの管理など限定した作業しか行いません。Hub-Layerのブロック生成時間は15秒で、これは現在のイーサリアムと同等ですが、それで充分かつ安定的に運用できると説明しています。このHub-LayerとVerse-Layerの2レイヤー構造により、ゲームから生まれる大量のトランザクションをLayer-2に逃すことができ、高速かつスケーラビリティの高い環境を実現しています。

    Oasysはブロック生成のためのコンセンサスアルゴリズムに、プルーフ・オブ・ステーク(PoS)を採用。ホワイトペーパーなどでは、地球環境への影響が少ないブロックチェーンであることを強調しています。PoSに基づいた仕組みにおいて、ブロック生成を担当するのがValidatorです。

    関連:仮想通貨のPoS(プルーフ・オブ・ステーク)とは|PoWとの違いとメリットを解説

    なお、Oasysはイーサリアムと互換性があります。互換性があると、イーサリアム上のアプリを容易にOasys上にポート(移植)したりすることが可能です。

    Oasysで発行できるトークン

    Oasysでは、開発者は以下の3種類のトークンを設計・発行することができます。FT(=Fungible Token)とは、ビットコイン(BTC)等のような、代替可能なトークンを表しています。

  • vFT/vNFT
  • oFT/oNFT
  • exFT/exNFT
  • 出典:Oasys

    まず、「vFT/vNFT」と表されているのは、Verse-Layerで発行されるトークンで、特定のVerse-Layerのみで使用するトークンです。発行されたVerse外へのブリッジ制限がかかっているため、例えばゲーム内通貨のようなFTや、IP保護のため利用範囲を制限したをNFTのような使い方が可能になります。

    次の「oFT/oNFT」は、Hub-Layerで発行することができるトークンを指します。相互運用性が高いため、全てのVerse-Layerで利用することもでき、ブリッジという仕組みを利用して、イーサリアムなど他のネットワークに送信することも可能です。

    3つ目の「exFT/exNFT」は、外部のネットワークで発行されたトークンを表しています。ブリッジで外部からOasysのネットワークに送信し、exFTとexNFTはHub-LayerとVerse-Layerで利用することができます。

    このようにトークンを柔軟に設計できることも、Oasysの大きな特徴です。

    ネイティブトークン「OAS」

    前節でご紹介した通り、Oasysのエコシステムは複数のトークンで構成されます。一方、そのOasysのエコシステムで中心的な役割を果たすネイティブトークンは「OAS」です。本節では、OASトークンについて説明していきます。

    Oasysのローンチ時点で発行されるOASトークンの数量は100億OAS。メインネットのローンチから6年後に、追加の発行数量を決定する計画です。

    最初に発行される100億OASは、以下のように配分されます。

    出典:Oasys

  • 38%:エコシステムとコミュニティ(エコシステムのパートナーやマーケティング活動などに配分)
  • 21%:ステーキング報酬(後述します)
  • 15%:開発(助成金や報酬として開発者に配分)
  • 14%:初期支援者(プライベートセールなどを通して機関投資家や個人投資家に配分)
  • 12%:基金(プロダクト管理やリサーチなど開発以外の活動に配分)
  • OASトークンには、以下の5種類の用途があります。

    支払い手段

    ゲームでは「少額決済(マイクロペイメント)」が日常的に多く発生しますが、その支払いにOASトークンを利用することができます。OASトークンはOasysエコシステムの主要通貨であり、イーサリアムにおける「ETH」に相当するとホワイトペーパーで説明しています。

    ガス代の支払い

    ガス代とは、イーサリアムなどのブロックチェーンと同様に、トランザクション手数料のことを指します。一方でOasysでは、ゲームのプレイヤーがガス代を支払わないことが、他の多くのブロックチェーンとの大きな違いです。

    Oasysでガス代を支払うのは、スマートコントラクト(自動契約機能)の実行者ですが、用途はRollupとブリッジの際にのみ利用されます。Rollupにかかるガス代はVerse Builderだけが負担するため、プレイヤーが事前に仮想通貨を入手したり、ガス代の支払いを気にしてゲームをプレイしたりする必要がなく、ゲームプレイにおいてガス代を無料を実現できてます。

    Verse構築のための入金

    ゲームサービスの提供者は、100万OAS以上を入金することで、誰でもOasysにVerseを構築できます。最初に入金をしてもらう仕組みの導入は、詐欺など不正目的のVerseが作られることを防いだり、長期のVerse運営を促進したりする目的があるとホワイトペーパーで説明しています。

    ステーキング

    「Oasysの仕組み」の節で紹介した通り、Oasysはメインネットローンチ後に、Validatorの数を増やしていきます。その際、1,000万OAS以上をステーキングすることで、誰でもValidatorになることができます。

    コンセンサスアルゴリズムにはPoSを採用しているので、ステーキングしたOASトークンの数量に基づいて、ブロック生成者が決定します。ステーキングしてネットワークの運営に貢献すれば、OASトークンで報酬を得ることができます。

    ステーキングとは

    ステーキングとは、一定量の暗号資産(仮想通貨)を所定の期間、預け入れることで報酬が得られる仕組みである。

    仮想通貨用語集

    分散型のガバナンス

    OASトークンの保有者は、Oasysの運営に参加することが可能。例えば、OASトークンの発行数量の変更や、資金の使い方など、提案や投票を行なって意思決定に参加できます。

    今後の計画

    Oasysのプロジェクトは、今後の計画を以下のように策定しています。

    出典:Oasys

    Step1:〜2023年6月

    この期間にOasysのメインネットをローンチして、OASトークンを配布します。また、中央集権型の仮想通貨取引所(CEX)へのOASトークンの上場も予定。Oasys上におけるプロジェクトの数は20超、分散型ID(DID)の数は100万超になると試算しています。

    DIDとは、中央集権的な身分証明証発行機関や組織などに依存することなく、自分に関する情報や保有する資格などを自身で証明・管理することのできる、新たなタイプのIDを指します。つまり、上述した数字は「ユーザー数」に近い意味です。

    関連:分散型アイデンティティ(DID)と自己主権型アイデンティティ(SSI)の進歩|新たなユースケースとは=XSL Labs寄稿

    Step2:〜2024年6月

    この期間はエコシステムの成長期。プロジェクトの数は100超、DIDも1,000万超まで増加すると見積もっています。次期アップグレード「The Merge」を完了したイーサリアムのサポートも、この期間に行う計画です。

    関連:待望のPoSへ、イーサリアム大型アップグレード第一弾「The Merge」を詳細に解説

    なお、OasysはVerse-Layerに、イーサリアムのレイヤー2ソリューションの技術を導入しています。現時点では「Optimistic Rollup」と呼ばれる技術に対応。そして、Step2の期間に「ZK-rollup」という技術にも対応し、イーサリアムのスケーリングソリューションの開発が進んでいけば、他の新しい技術も導入していくと説明しています。つまり、Optimistic RollupやZK-rollup等の技術をVerse Builder自らが選択し、Verseを構築できるようになるということです。

    ロールアップに関する詳しい説明は、以下の記事をご参照ください。なお、以下の記事にもある通り、Optimistic Rollupは一般的に、不正な取引がないかを検証するため、レイヤー2からレイヤー1に送金する際に7日間かかります。しかしOasysでは、Verse Builder側が自社のデメリットになる不正を行うとは考えづらく、またAppointed-Verifierという検証者を指名できるため、この期間を最小限、またはゼロにすることが可能です。

    関連:スケーリング問題の打開策「ロールアップ」とは|仕組みや注目点を詳しく解説

    Step3:2024年6月〜

    24年6月以降は、普及の拡大期。プロジェクトの数を1,000超まで増やし、DIDの数は1億を超えるように開発を進めていきます。

    そして2028年12月には、自律分散型組織(DAO)がOasysを運営する形態に移行する予定。OASトークン保有者が運営する体制に移行すると見られます。

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