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バイデン大統領顧問、仮想通貨業界リーダーらとの円卓会議に参加

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

バイデン政権とのオープンな議論

共和党が暗号資産(仮想通貨)支持の姿勢を強める中、バイデン米大統領のアニータ・ダン上級顧問は10日、仮想通貨業界のリーダーと民主党議員が意見を交わす場として開催された円卓会議に参加した。

ロー・カンナ下院議員と著名投資家のマーク・キューバン氏が主催した会議は、業界リーダーらとバイデン政権が率直な対話をすることを目的に開催され、ダン氏は、一個人として参加。民主党からは、カースティン・ギリブランド上院議員とジョー・ネグース下院議員が参加した。

仮想通貨業界からは、コインベースの最高法務責任者ポール・グレウォル氏、リップルのブラッド・ガーリングハウスCEO、ステラ開発財団のデネル・ディクソンCEO、ブロックチェーン協会のクリスティン・スミスCEO、仮想通貨イノベーション評議会(CCI)のシーラ・ウォーレンCEO、ギャラクシーデジタルのマイク・ノボグラッツCEO、スカイブリッジ・キャピタルのアンソニー・スカラムーチ氏など、錚々たる顔ぶれが勢揃いした。

フォックスニュースの報道によると、業界からは、仮想通貨の扱いに対するバイデン政権への批判が相次ぎ、証券取引委員会(SEC)の無数の執行措置がいかに企業に損害を与え、市場競争力を阻害しているかが議論された。

コインベースのグレウォル氏は、下院で超党派で可決された「21世紀のための金融イノベーション・テクノロジー法」(FIT21)に言及し、仮想通貨業界は、ホワイトハウスに訴訟ではなく立法を支持するように求めていると主張。規制の明確化に向けた取り組みに対し、政権が支援することの重要性を強調した。

会議の成果

CCIのウォーレン氏は、ダン氏のこの会議への出席は大きな意味があったと語る。ホワイトハウスの高官が1時間以上にわたり、非常に熱心に業界の声に耳を傾けたことは、「かなり異例で驚くべきことだ」と述べた。

コインベースのグレウォル氏も、ダン氏が1時間以上の時間を割いて、30人超の業界関係者の話を辛抱強く聞き、質問し、対話を継続する約束を表明したと述べている。

ウォーレン氏はこの円卓会議を、仮想通貨を超党派の問題として扱う「生産的な前進」と評価。会議で仮想通貨支持者の票の重さを強調したスミス氏も「ワシントンDCにおける仮想通貨の思慮深い前進」であったとコメントした。

一方、これまで仮想通貨と業界に対し、敵対的な態度をとってきたバイデン政権の姿勢が軟化している兆しとしては評価できるが、関係修復という目的達成には、まだ道は遠いと見る向きもある。

リップル社CEOの批判

会議に参加したリップル社のガーリングハウスCEOは、会議を主催したカンナ議員に謝意を表し、「言葉から実際の行動へ移す第一歩となることを願う」とコメントした。

しかし、共和党が仮想通貨支持を表明したのに対し、民主党の大多数は依然として、敵対的なSEC委員長の姿勢を正すことがないと批判した。

残念なことに、民主党の大多数は、仮想通貨に対するゲンスラーの非合法な戦争を容認し続けている。
共和党が仮想通貨を推進する姿勢を打ち出したのも当然だ。
ゲンスラーは現代のラッダイト(注:産業革命時に英国で起こった機械打ち壊し運動)として名を残すだろう。

同氏は、有権者が民主党の「言葉ではなく実際の行動」に注目していると締め括った。

トランプ陣営の選択

11月の大統領選を見据え、仮想通貨に対する攻撃的な姿勢を和らげてきた民主党だが、共和党は7月15日に始まる全国大会を前に、仮想通貨支持政党としての地位を確立している。

共和党全国委員会(RNC)は8日、仮想通貨の採用とビットコイン採掘を提唱する政策プラットフォームの草案を可決した。

草案の9ページには以下のような文言が明記されている。

我々は、ビットコインを採掘する権利を擁護し、すべてのアメリカ人がデジタル資産を自己管理し、政府の監視と管理から自由に取引する権利を有することを保証する。

関連:米共和党が正式に仮想通貨を支持、トランプ氏の発言を裏付け

また、トランプ元大統領がビットコインの年次カンファレンス「ビットコイン 2024」で講演することが正式に発表された。

現在、米国では人口の20%に相当する約7,000万人が仮想通貨を保有していると見られている。

「Wolf of All Streets」ポッドキャストのスコット・メルカー氏は、多くの仮想通貨業界関係者や支持者が、仮想通貨政策のみを重視する「単一争点有権者」となっていると指摘。トランプ陣営は、この有権者層の重要性をよく理解しているようだ。

関連:トランプ氏登壇確定、7月の米ビットコインカンファレンス

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