はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

米共和党が正式に仮想通貨を支持、トランプ氏の発言を裏付け

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨の支持表明

米共和党は8日、党のプラットフォームで公開した文書で暗号資産(仮想通貨)を支持する姿勢を示した。

文書の中で共和党は、民主党が行なってきた違法で非アメリカ的な仮想通貨への取り締まりを終わらせると宣言。ドナルド・トランプ氏が今年の大統領選に向けてこれまで行なってきた発言と同様、仮想通貨を擁護していく方針を示している。

今回公開された文書は、仮想通貨に限定した内容ではなく、党の公約や方針などが16ページに渡って書かれている。インフレを終わらせることや米ドルの準備資産の地位を維持することなど20の公約も記載しており、共和党が政権を担い、議席を確保できるようになったら、これらの公約を即座に実現していくと宣言した。

こういった文書の中で仮想通貨に言及しているのは「史上最高の経済を作り上げる」というタイトルが付けられた3章。イノベーションに取り組むと宣言する項目の1つに、AI(人工知能)などとともに仮想通貨を挙げた。

上述した内容以外にも、共和党は仮想通貨について、以下のことに取り組むと説明している。

  • ビットコインをマイニングする権利を保護する
  • デジタル資産をセルフカストディで保有できるようにする
  • 政府の監視や管理なく、仮想通貨を自由に取引できるようする

セルフカストディとは

取引所などではなく、自分で秘密鍵を管理して資産を保有することを指す。

▶️仮想通貨用語集

関連ビットコイン(BTC)|投資情報・リアルタイム価格チャート

また、中央銀行デジタル通貨(CBDC)の発行には、共和党は反対すると述べた。

トランプ氏の動向

今年の大統領選を巡っては、共和党のトランプ氏がこれまで仮想通貨や関連企業を擁護する発言を行なってきた。発言通りに行動するかを疑問視する声も上がる中、共和党は今回、同様の内容を文書で宣言した。以前は仮想通貨に批判的だったトランプ氏は、現在は見方を変えている。

例えば、先月には、トランプ氏が米マイニング企業のCEOらと会談したことが明らかになった。

当時の報道によれば、CleanSpark、Riot Platforms、Marathon Digitalなどの大手ビットコインマイニング企業の代表者や、Fabiano Consultingを含むその他の著名な業界関係者と、マイニングやエネルギーについて意見を交換。そして、トランプ氏はマイニングの支持を表明していた。

関連トランプ氏、ビットコインマイニングの支持を表明 企業CEOらと面会

また、5月の演説でも仮想通貨を支持すると発言。ビットコインなど仮想通貨の将来(未来)は、海外ではなく米国で構築されることを確実にすると述べ、仮想通貨保有者がセルフカストディで資産を管理する権利を擁護するとも話した。

関連米トランプ前大統領「米国は急成長する仮想通貨業界のリーダーでなければならない、2位はありえない」

なお、CBDCの「デジタルドル」を否定する共和党の姿勢もトランプ氏と同様。国民監視のリスクがあるとしてトランプ氏はCBDCに批判的な姿勢を示している。

関連ビットコインの買い方|初心者が知るべき投資メリット、リスク、最適な取引所選び

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/05 金曜日
19:26
テザー投資家が英政党に史上最高額寄付 改革党に18億円相当
ステーブルコイン発行会社テザーの投資家クリストファー・ハーボーン氏が英国改革党に900万ポンド(約18億円)を寄付し、存命個人からの政党寄付として史上最高額を記録。米国でもトランプ大統領が選挙期間中に仮想通貨業界から2600万ドル超を集めるなど、仮想通貨資金が英米両国の政治に影響力を持ち始めている。
18:40
Cloudflare障害でコインベースなど取引所が一時アクセス不能 11月に続き再発
12月5日夕方、Cloudflareの障害により、コインベースやクラーケンなど複数の仮想通貨取引所とDeFiプロトコルのユーザーインターフェースが一時的にアクセス不能に。11月18日に続く障害で、インフラ依存のリスクが再び浮き彫りとなった。
17:24
米上場AlphaTON Capital、約630億円調達へ TONトークン取得とAI投資
ナスダック上場のデジタル資産運用企業AlphaTON Capitalが、米SECに4億2069万ドル(約630億円)の資金調達枠を申請。TONトークンの追加取得とテレグラムのCocoon AIネットワークへの投資を計画。TONエコシステムへの機関投資加速が見込まれる。
14:30
チェーンリンク現物ETF、初日に64億円の流入で好調 ソラナETFからは最大流出
仮想通貨チェーンリンク現物ETFの取引初日に64億円が流入し好調な滑り出しとなった。一方ソラナ現物ETFからは過去最大の資金流出があった。
14:00
国際通貨基金(IMF)、ステーブルコインの規制断片化に警鐘 
国際通貨基金が今週、ステーブルコイン市場の評価報告書を公開し、各国の規制枠組みの断片化が金融安定性を脅かし監視を弱体化させ、国境を越えた決済の発展を遅らせていると警告した。
13:30
CZとピーター・シフが激論交わす、ビットコインvs金「どちらが真の価値保存手段か」
バイナンス創設者CZ氏と金支持派エコノミストのシフ氏が4日、ドバイでビットコイン対トークン化金の討論を実施。金塊の真贋確認場面が話題となり、検証可能性や価値保存機能をめぐり対照的な見解を示した。
12:00
アジア最大級のWeb3カンファレンス「WebX2026」、チケット販売開始
アジア最大級のWeb3カンファレンス「WebX2026」が2026年7月13日・14日にザ・プリンスパークタワー東京で開催。本日よりVIP Pass、Business Pass、Booth Passのチケット販売を開始。開幕セール価格は2月28日まで。
11:52
ビットコイン、政府系ファンドは8万ドル台で買い増し 日銀政策と円キャリートレードにも注目
ブラックロックのフィンクCEOは、複数の政府系ファンドがビットコインの大幅下落局面で買い増していたことを明らかにした。一方、CryptoQuant CEOは2022年のような大暴落は起きにくいと分析。市場は12月の日銀政策決定に注目、円キャリートレードの動向がビットコイン含むリスク資産に影響を与える可能性を考察する。
11:20
「ストラテジー社は株価指数から除外されてもBTCを売却しないだろう」Bitwise
Bitwiseのマット・ホーガン最高投資責任者は、ストラテジー社は株価指数から除外されてもビットコインは売却しないだろうとの見方を示した。その根拠を説明している。
10:15
XRPレジャーの流通速度が年間最高値を記録 オンチェーン活動が急増=CryptoQuant分析
XRPレジャーの流通速度流通速度が12月2日に年間最高値0.0324を記録。大口保有者による2100億円規模の買い増しや取引所準備金の減少など、オンチェーン活動の活発化が確認された。CryptoQuant分析。
10:05
年末にかけての下落リスクを軽減する価格帯は? ビットコイン最新市場分析=Glassnode
Glassnodeが仮想通貨ビットコイン市場の最新週間レポートを発表。需要低迷と含み損拡大の中、年末の下落リスクを抑える価格帯などを分析している。
08:55
JPモルガンがストラテジーのビットコイン売却回避能力を評価、「マイナーの動きより重要」
JPモルガンのアナリストが、ストラテジーのビットコイン売却回避能力がBTC価格の短期見通しにおいてマイナー活動より重要だと分析した。
08:20
21シェアーズ、米国初のスイ(SUI)連動2倍レバレッジETFを上場
21シェアーズが米国証券取引委員会の承認を得て、スイ(SUI)の価格に連動する初のレバレッジETFをナスダックに上場した。日次リターンの2倍を提供する商品で、スイエコシステムに関連する初のETFとなる。
08:10
「政府系ファンドは相場下落時にBTCを買い増し」ブラックロックのCEO
ブラックロックのラリー・フィンクCEOは、複数の政府系ファンドが仮想通貨ビットコインを購入していると明かした。相場下落時に買い増ししている様子も伝えている。
07:25
ソラナとベース間ブリッジが稼働開始、チェーンリンクとコインベースが安全性確保
レイヤー2ベースチェーンがソラナとのブリッジをメインネットで正式稼働。チェーンリンクCCIPを採用し、両チェーン間でのトークン移動と取引が可能になった。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧