はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

米大統領選予想、ポリマーケット予測市場ではトランプが優勢保つ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ハリス氏とトランプ氏の勝利予測

暗号資産(仮想通貨)ポリゴン(MATIC)基盤の分散型予測市場「ポリマーケット」では、依然として共和党候補のドナルド・トランプ氏が大統領選挙で勝利すると予測されている。一方、接戦を予想している他サイトも存在する。

現在、ポリマーケットの2024年公式選挙予測によると、トランプ氏は得票率60パーセント、カマラ・ハリス氏は38パーセントだ。

出典:ポリマーケット

なお、米政府が準備金としてビットコインを積み立てることを提唱しているロバート・F・ケネディ・ジュニア氏は1%以下である。

関連大統領候補ケネディJr氏、米政府のビットコイン積立を提唱

一方で、バイデン氏が撤退してから民主党候補が盛り返しているのも事実だ。2週間前のポリマーケットにおける投票ではジョー・バイデン大統領はわずか19%しか獲得しておらず、トランプ氏が大差をつけていた。

バイデン氏は21日、選挙戦からの撤退を表明し「カマラ氏が今年、民主党の候補者となることを全面的に支持したい。民主党員の皆さん、団結してトランプ氏を倒す時が来た」と話していたところだ。

関連イーロン・マスク、バイデン撤退後にXプロフィールを「レーザーアイ」へ変更

複数サイトが接戦を予測

「ポリマーケット」以外の得票予想では、接戦を演じるか、ハリス氏がトランプ氏を上回るという結果が出ているところもある。

非営利団体アンガス・リード研究所が年7月23日から25日まで、アンガス・リード・フォーラムUSAの会員である1,743人の米国人有権者を対象にしたオンライン調査では、44%がハリス氏を、42%がトランプ氏を支持していた。

特に、白人以外の有権者と35歳以下の有権者の間でハリス氏を支持する傾向が強い。

ハリス氏の支持者の半数は、彼女の主張に賛同して投票すると回答しており、残りの半数は単にトランプ氏を阻止したいだけだと答えている。一方で、トランプ氏支持者のうち、87%は彼の主張に賛同して投票すると回答。両氏の支持者の間で、投票する理由には違いがみられた形だ。

また、選挙予測サイトPolyVoteでも接戦であり、一般投票ではハリス氏が49.3%、トランプ氏が50.7%となっている。

ポリマーケットは、ポリゴンのブロックチェーン状で稼働している予測市場だ。Bernsteinのアナリストは「Polymarketは、ブロックチェーン技術が政治の賭け市場に透明性や効率性をもたらした代表例だ」と評価している。

ポリマーケットの利用はバイデン米大統領の撤退、トランプ氏の当選確率などの予測イベントで急増しているところだ。Dune Analyticsによると、7月のポリマーケットのベット額(出来高)は2億6,000万ドル(約400億円)を超え、6月の2倍以上となった。

関連米大統領選で人気高まる予測市場「ポリマーケット」、アップルペイやクレジットカード利用可能に

総計で、ポリマーケットのユーザーは大統領選挙の結果に4億2,300万ドル(約650億円)を賭けているところだ。

ポリマーケットは、まもなくユーザーがレバレッジをかけてベットできるようにするため、今後より大きなポジションを取るトレーダーが増える可能性もある。

関連トランプ前米大統領、ビットコインを「国家戦略準備金」に充てる方針示す ゲンスラーSEC委員長の解任にも言及

関連米民主党議員ら、仮想通貨業界への締め付け転換とSEC委員長の交代求める

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/28 日曜日
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、MTGOXハッキング容疑者関連のBTC送金やearnXRPローンチなど
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナといった主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
11:30
ビットコイン年末相場、値頃感から買い戻し期待も|bitbankアナリスト寄稿
今週のビットコインは方向感に欠け1400万円周辺で推移。26日のオプションカット通過後の動向が注目される。底入れには12月高値9.4万ドルの回復が条件だが、割安感から買い戻されやすいとbitbankアナリストが分析。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|Bybitの日本居住者向けサービス終了発表に高い関心
今週は、大手仮想通貨取引所Bybitの日本居住者向けサービス終了の発表、仮想通貨市場の調整局面、日銀の植田和男総裁の講演に関する記事が関心を集めた。
12/27 土曜日
14:00
ジーキャッシュのシールドプール供給シェアが23%で安定、プライバシー採用が定着
仮想通貨ジーキャッシュのシールドプール供給の市場シェアが2025年初頭の約8%から23%前後で安定している。プライバシー採用指標は依然として安定しておりプライバシー保護取引への持続的な関心を示している。
13:25
金融庁、仮想通貨ETFの導入に向けた税制改正──暗号資産取引の課税見直しと新たな可能性
金融庁が2026年度税制改正の資料を公開した。暗号資産取引を総合課税55%から申告分離課税20%へ変更することに加えて、ETF解禁や繰越控除などについても挙げられた。
11:10
KLab、ビットコインとゴールドを購入開始 「岐路に立つBTC」と分析
東証プライム上場のKLabが25日にビットコインとゴールドの購入を開始。AIを活用した市場分析レポートの不定期発刊も開始した。
10:05
ミームコイン市場は2025年に60%下落、「TRUMP」発行から始まった一年を振り返る
ミームコイン市場は2025年に60%下落した。トランプ氏による独自仮想通貨「TRUMP」発行や、ドージコインETF誕生など変化の激しかった一年を解説する。
09:10
イーサリアム、2026年の主要アップグレードで並列処理とプライバシー機能強化へ
仮想通貨イーサリアムが2026年に2つの大型アップグレードを計画している。Glamsterdamは並列処理とガスリミット拡大で性能向上を、Hegotaはプライバシー保護と検閲耐性の強化を目指す。
07:45
BNBチェーン、Fermiハードフォークを1月14日実施へ 
BNBチェーンが2026年1月14日にFermiハードフォークを実施する。ブロック間隔を750ミリ秒から450ミリ秒に短縮し、時間依存型アプリケーションへの対応を強化する予定だ。
07:00
プーチン大統領「米政府はザポリージャ原発でのマイニングに関心」
プーチン大統領は、ウクライナにあるザポリージャ原子力発電所で仮想通貨のマイニングを行うことに米政府が関心を持っていると述べたことがわかった。今後の和平交渉に注目が集まる。
06:35
米政府、1月末に再び閉鎖の可能性浮上 仮想通貨市場構造法案の審議に影響も
米政府が1月末に再び閉鎖される可能性が浮上した。再び発生すれば1月に審議入りが予定されている最重要な仮想通貨市場構造法案の議決がさらに延期されてしまう。
06:05
アーサー・ヘイズ氏がDeFiトークン買い増し、3億円以上のLDOとPENDLE
著名投資家アーサー・ヘイズ氏が185万ドルのLDOトークンと97.3万ドル相当PENDLEトークンを追加購入した。イーサリアムを売却して割安なDeFiトークンへの買い増しを加速。
05:50
バイナンス傘下トラストウォレットの10億円不正流出、CZ氏が全額補償を表明
バイナンス創設者のCZ氏が同社傘下のトラストウォレットのハッキング被害について10億円以上の全額補償を表明した。ブラウザ拡張機能の脆弱性が原因で、内部関係者の関与が疑われている。
12/26 金曜日
18:02
Aave、ブランド資産移管案を否決 DAOガバナンスの課題浮き彫りに
Aaveのブランド資産移管提案が26日のSnapshot投票で否決。反対55%、棄権41%、賛成わずか3.5%。CoW Swap手数料問題が発端となった所有権紛争は、DeFiガバナンスの構造的課題を浮き彫りに。
18:00
仮想通貨の税制改正大綱、押さえておくべき重要ポイントを専門家が徹底解説|Gtax寄稿
税制改正大綱で、暗号資産(仮想通貨)税制の大幅見直しが示されました。分離課税・3年間の繰越控除が導入される一方、対象となる「特定暗号資産」や取引形態には制限も。現物取引とデリバティブ取引の損益通算、ステーキング報酬の扱い、NFTの課税方式など、今後の制度設計を見据えて準備すべきことを公認会計士・税理士が詳しく解説します。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧