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米民主党議員ら、CFTCに予測市場での選挙賭博の禁止求める

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

「民主主義の神聖さを汚す」と主張

仮想通貨批判派のエリザベス・ウォーレン上院議員をはじめとするアメリカ議会の民主党議員らは、米商品先物取引委員会(CFTC)に、政治イベント(選挙賭博)に賭ける取引契約を「速やかに」禁止することを求めている。

選挙など政治イベントの賭博サイトは今年の米大統領選に近づくにつれ、多額の投機マネーを集めている。仮想通貨ステーブルコインUSDCを利用する分散型予測市場ポリーマーケットは先日、開始以来累計取引高が10億ドルを超えた。

また、CFTCのベーナム委員長によると、2021年以降、CFTCに登録された先物取引所に上場されたイベント契約は「大幅に増加している」という。

ウォーレン議員らはCFTC委員長宛ての共同署名のレターで、「選挙賭博は、政治的な信念を金銭的な計算に置き換え、各投票の動機を変えてしまう。民主主義のプロセスの神聖さを安っぽくするものだ」「億万長者が特定の候補者や政党に献金しながら、同時に並外れた賭けをすることや、政治関係者が非公開の情報を使って選挙に賭けることを認めることは、選挙プロセスに対する国民の信頼をさらに低下させることになる」と指摘している。

その上で、CFTCに、米国の選挙が金融商品化されるのを防ぐため、禁止する規則を速やかに確定し実施するよう強く求めた。

ポリーマーケットは2022年のCFTC規制を受け、米国市場から撤退している。また、CFTCは5月、政治的なコンテストや、賭博、戦争、テロ、暗殺などの分野に賭けるイベント契約を禁止する規則を提案した。一方、CFTCは、選挙やキャンペーンなどの活動を規制する権限を持っていない。

なお、別の予測市場である「Kalshi」はCFTCの指定取引市場(DCM)として登録されているが、昨年9月に、「公共の利益に反する」として、ユーザーがどの政党がアメリカ議会を支配するかを賭けるマーケットの提供をCFTCに却下された事例がある。

関連:分散型予測市場ポリマーケット、取引高が1500億円超に 米大統領選受け

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