WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

高級自動車ポルシェ、ブロックチェーン環境を利用し融資

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ポルシェ:ブロックチェーンを利用し融資を受ける
高級自動車メーカーのポルシェは、ヨーロッパとアジアへ販売店の分散型ネットワークを拡大するため、スペインの大手銀行BBVAのブロックチェーン技術を利用したプラットフォームを通して融資を受けたことが明らかとなった。

ポルシェ:ブロックチェーンを利用し融資

ドイツの高級自動車メーカーのポルシェは、スペインの大手銀行であるビルバオ・ビスカヤ・アルヘンタリア銀行「BBVA」の分散型台帳技術が用いられたプラットフォームを利用し、融資を受けたことが明らかとなった。

BBVAのプレスリリース によれば、これはヨーロッパとアジアへ販売店の分散型ネットワークを拡大するため、戦略的買収を支援する長期ローンで、融資額は1億5,000万ユーロ(約190億円)となっている。

BBVAの企業投資銀行取締役Frank Hoefnagels氏はこれについて、「世界で初めてブロックチェーン技術(パイロット版)を利用して行われた買収資金融資だ」と発言。

また同氏は将来的予想として、実証実験の段階を経た後に、次のステップとして、ブロックチェーンを用いたユースケースやアプリが多く現れる世の中を描いていると述べた。

ブロックチェーン技術でDIYモデルの構築へ

BBVAは「ブロックチェーン技術は、文書の処理をより安全性や透明性を向上させることを可能にし、トレーサビリティや改ざん困難性をもたらす」と評価し、ブロックチェーン技術を応用することにより、取引を自動化し、運用リスクを最小化させることを期待している。

現在同行は、以上のようなブロックチェーンの特徴を生かし、企業などの顧客を対象とした、DIY(Do it Yourself)金融理財モデルを推し進めている。

また、ポルシェの企業金融支店長のDominik Paschinger氏は、「’分散化‘が2025年へ向けたポルシェ社の戦略の鍵となる」と話した。

さらに同氏は、

目標は、現在取り組んでいる全ての領域のビジネスを前進させること。

ブロックチェーン技術は、かなりのポテンシャルを秘めている。

とも語った。

欧州で広がるブロックチェーン推進の動き

先月には、EUの政策執行機関である欧州委員会(EC)が、多くの主要銀行と提携して、来年度から新しくブロックチェーン発展のための協会「IATBAを発足することを発表した。

業界のエキスパートなどの協力を得ながら、今後EUがどのようにこの革新的なテクノロジーを駆使していくかを焦点として、今後の発展を促すのが目的である。

この発表はECが開催した「EU各業界をブロックチェーンで統合、リードしていく」と題された会議で行われた。

この協会に参画する金融機関の中には、BBVAも含まれている

さらに、本日コインポストで報道したように、欧州議会(EP)は「ブロックチェーン:先進的な貿易政策」という決議を採用し、この新技術による、自由貿易と相互承認協定を含むEU貿易の政策に関わる数多くのメリットを取り上げている。

このように欧州(特にEU地域)では、ブロックチェーンを推し進める動きが加速しており、ブロックチェーン技術を応用したユースケースも見られるようになってきている。

この新興技術に対する期待値は、大変に高いと言えるだろう。

▶️本日の速報をチェック
CoinPostのLINE@

スマートフォンへの「プッシュ通知」で、相場に影響を及ぼす重要ニュースをいち早く知らせてくれる「LINE@」の登録はこちら。大好評につき、登録者7,000名突破。

CoinPostの関連記事

欧州議会、「ブロックチェーン:先進的な貿易政策」決議を採択
欧州議会は、ブロックチェーンが貿易過程をよりスムーズかつ透明性を高める技術であり、EUとそのパートナー諸国間の貿易活性化を促すとし、貿易とビジネスにおけるブロックチェーンの採用の促進に動き出した。
欧州委員会が2019年に「ブロックチェーン協会:IATBA」設立、主要銀行が名を連ねる
EUの政策執行機関「欧州委員会」は、複数の主要銀行と提携し、ブロックチェーン協会の発足を発表した。EUブロックチェーン基準を国際的に推進することを目的としており、スペイン大手銀行のBBVAやサンタンデールも参加する。
Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
08/11 火曜日
12:45
ビットマイン、イーサリアム保有量580万ETH突破 87%ステーキングで年利回り2.57億ドル
トム・リー氏率いるビットマインのイーサリアム保有量が580万枚を突破し、イーサリアム総供給量の4.8%に達した。同社は87%をステーキングし年間2.57億ドルの収益を見込んでいる。
12:20
イーサリアムのロードマップ大幅刷新、ヴィタリック氏「量子耐性を最優先に」
仮想通貨イーサリアム共同創設者ヴィタリック・ブテリン氏が、2023年ロードマップと最新のものを比較し、量子耐性署名など新たに加わった6要素を解説した。
11:04
ヘイズ氏、日米ドル円操作でビットコインに追い風と予測
ヘイズ氏、ベッセント財務長官が求めるFIMA拡充で円高誘導・ドル流動性拡大、ビットコインに追い風と予測。日本政府とGPIFの米国債保有1兆3,730億ドルを試算し、ETHとENAへの強気シナリオも解説する。
09:45
トム・リー氏、ロビンフッドチェーンを絶賛 イーサリアム普及を後押しか
ビットマイン会長のトム・リー氏は、ロビンフッドの顧客基盤2740万人を挙げ、ロビンフッドチェーンを2026年最大の成功事例と評価。稼働3週間で累計90億ドルのDEX取引高を記録した一方、8割超をミームコインが占める。
09:28
ストラテジー、ビットコイン170億円相当売却 優先株の買い戻しに充当
ストラテジーが仮想通貨ビットコインを約170億円分売却し、優先株STRC買い戻しに充てた。また普通株MSTR株売却により、米ドル準備金の積み増しも行っている。
08:38
トランプ・メディア、ビットコイン保有量65BTC減少
トランプ・メディアが第2四半期決算を発表。ビットコイン保有量は65BTC減の9,477.16BTCとなり、含み損が響いて純損失2.38億ドルに拡大。仮想通貨・賭博事業から撤退する方針も示した。
08:07
ビットコインが株式と相関低下、センチメントも転換=ブラックロック幹部
ブラックロックのミッチニック氏は8月10日、ビットコインの投資家センチメントが転換し株式相場との相関も弱まっているとの見方を示した。7月のAI株との比較で相対的に健闘を、分散投資先としての説得力を強める根拠に挙げている。
08/10 月曜日
15:50
英当局、金トークン化で大手銀行と協議=FT報道
英FCAとイングランド銀行が5月公表の文書で、トークン化した金を担保に使う検討に言及していた。FT報道によると、FCAは大手銀行と個別協議を進め、数カ月以内に金に特化した規制方針を示す見通しだという。
15:17
CMEヘッジファンド、ビットコイン先物で稀な買い越しに=アナリスト
CryptoQuant CEOのKi Young Ju氏が10日、CME上のヘッジファンドがビットコイン先物でネットロングに転換したと指摘。ベーシス取引による構造的ショートが崩れた稀な動きで、強気転換のシグナルとして注目される。
13:51
米上場Empery Digital、1635BTCのビットコイン売却
米ナスダック上場のエンペリーデジタル(Empery Digital)が7月1日から8月6日にBTCを1,635BTC売却したと10-Qで開示。担保954BTCを除く非拘束BTCは325BTCまで減少し、6月末比76%減となった。AI事業への追加出資リスクも残る。
13:27
「クラリティー法不成立でも仮想通貨業界は前進可能」グレースケール分析
グレースケールは、クラリティー法が不成立でも仮想通貨市場の発展は続くと分析している。一方で法制度が整わなければ投資や起業が海外に流出するリスクを指摘した。9月の上院採決が最初の関門となる。
12:59
ビットコインの新規ウォレット数が過去一年で最高水準
ビットコイン自己管理型ウォレット「コールドカード」からの資金盗難を受けて、ビットコインの新規ウォレット作成数やアクティブウォレット数が急増している。
11:24
米納税者の仮想通貨申告、32%から56%にとどまる=研究
仮想通貨を保有する米国内納税者の申告率は32%から56%にとどまるとの推定も。米IRSは仲介業者による申告様式「1099-DA」提出を2025年分から義務化し、業者報告との不整合が税務調査の焦点になるとみられる。米CNBCが報じた。
10:31
サムスン電子、今年中にウォレットへステーブルコイン導入=報道
サムスン電子は今年中、一部国でウォレットへステーブルコインの口座開設・海外送金・決済機能を導入すると表明。米サンドマークの取材に書面で回答し、7月のGalaxy Unpacked構想に初めて導入時期を示した。既存機能との違いも解説する。
09:37
ビットコインBIP-110分岐、セイラー氏「フォークに意味なし」
仮想通貨ビットコインは8日、「BIP-110」を支持するチェーンが少数派で分岐した。「BIP-110」への賛成はわずか2.5%にとどまり、大半の採掘者は既存ルールを支持している。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧