はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

迫るトランプ大統領の4月2日関税発表、ビットコインやインフレ影響についてアナリストが分析

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

関税発表の4月2日に注目

トランプ大統領の4月2日の関税発表を前に、金融市場と仮想通貨市場が緊張状態にある。K33のアナリストは25日、現在の比較的落ち着いた市場が、大きな変動を予感させる状況にあると分析している。

トランプ氏の関税発表は、世界の貿易相手国との争いをさらに激化させる可能性があり、警戒感を高めている。ブルームバーグは、4月2日に予定されている「相互関税」が市場に大きな影響を与える可能性を指摘している。

27日のブルームバーグ報道によると、トランプ大統領は、すべての非アメリカ製自動車に対して25%の関税を課すことを発表した。この関税は4月2日に発効し、4月3日から課税が開始される予定。既存の2.5%の自動車関税に加算されて適用される。また、部品がアメリカで製造されている場合でも、車両自体がアメリカ製でない場合、その部品は関税の対象外となるという。

関連:ビットコインの展望「2Qは過去最高のリスク資産パフォーマンス期間」 QCPが分析

アナリストによると、トランプ氏の発表次第で市場のボラティリティ(変動性)は大きく変動する可能性がある。穏健な姿勢を示せば市場は上昇し、曖昧な態度を取れば変動性が高まり、強硬な姿勢を取れば急激な下落につながる可能性がある。

現在の市場状況として、デリバティブ取引所CMEのトレーダーは比較的受動的かつ防衛的な姿勢を取っている。一方、オフショアのトレーダーはやや楽観的だが、完全な強気相場とは言えない状況という。

注目すべき背景として、米国のビットコイン現物ETFは8日連続で純流入を記録し、総額9億ドルに達している。また、マイクロストラテジー社が新たに6,911 BTCを追加購入し、ビットコイン保有量が50万枚を超えたと発表したことも投資家のセンチメント改善につながった。

大手投資銀行ゴールドマンサックスは26日、高インフレ期待が利下げの障壁となる可能性を指摘。経済指標の悪化が利下げを後押しする可能性も残されているが、4月2日までの不確実性は依然として高い状況だ。市場参加者は、トランプ大統領の発表に注目し、その影響を注意深く見守っている。

関連:トランプが米政府決済システム近代化の大統領令に署名、税金浪費など削減へ

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11/19 水曜日
13:55
ブラジル、仮想通貨のクロスボーダー決済に課税検討 規制強化で抜け穴封じ=報道
ブラジル政府が仮想通貨を利用したクロスボーダー決済への課税を検討している。中央銀行は2026年2月から新規制を施行し、ステーブルコインを含む国際送金を外為取引として扱う方針だが、税収漏れ対策として金融取引税(IOF)の対象とする案が浮上している。
13:35
サークルが「xリザーブ」発表、USDC担保型ステーブルコインを展開可能に
サークルがブロックチェーン間でUSDC担保型ステーブルコインを展開可能にする相互運用インフラ「xリザーブ」を発表した。
13:15
米SEC、2026年度検査で仮想通貨監視を重点項目から削除 規制緩和加速
米SECが2026年度の検査優先事項から仮想通貨監視を除外。トランプ政権下で規制姿勢が執行重視から対話重視に転換。コインベースやリップルとの訴訟解決など、業界への軟化姿勢が鮮明に。
11:35
イーサリアム財団、レイヤー2を単一チェーンのように操作できる「相互運用レイヤー」構想
仮想通貨イーサリアムの財団が複数のL2を単一チェーンのように操作できる相互運用レイヤー(EIL)の構想を解説。現在開発中のEILへの参加を呼びかけている。
10:50
コインベース上のモナドICO、開始23分で65億円弱調達も販売ペース鈍化
コインベースで開始されたモナド(Monad)のトークンセールは、開始23分で64.5億円を調達したが、その後失速。高いFDV評価額やVC比率の高さが投資家の慎重姿勢を招いたとみられる。
10:33
全米初のビットコイン担保地方債、米ニューハンプシャー州が承認
ニューハンプシャー州が全米初のビットコイン担保地方債を承認した。1億ドル規模の債券でデジタル資産が140兆ドル規模の世界債券市場に参入する道を開く可能性が出た。
10:00
ハイパーリキッド・ストラテジーズ、ナスダック上場に向けた合併が延期に
ソネット・バイオセラピューティクスらの合併によるハイパーリキッド財務企業の上場が延期された。株主投票の賛成票が必要数に達していない形だ。
09:45
ビットコインとイーサリアムの現物ETF、資金流出が継続
仮想通貨ビットコインとイーサリアムの現物ETFは、資金が純流出する日が継続している。この点について、ソラナやXRPなどのETFに資金が循環している可能性が指摘された。
08:50
テザー、ビットコイン担保融資企業レドンに戦略投資
テザーがビットコイン担保融資のリード企業Lednに戦略的投資を実施した。Lednは設立以来28億ドル超の融資を実行し、2025年だけで10億ドル超と見込まれている。
08:00
GMOトラスト、Japan Smart Chainと提携し日本法準拠ステーブルコイン発行を検討
GMOトラストがJapan Smart Chainと提携 AltXリサーチは18日、日本向けレイヤー1ブロックチェーン「Japan Smart Chain(JSC)」において、…
07:15
資産運用大手6社、日本での仮想通貨投資信託の提供を検討
資産運用大手6社が、日本での仮想通貨投資信託の開発を検討していることがわかった。米国でビットコインの現物ETFが認可されたこともあり、日本でも仮想通貨投資信託の誕生に期待する声は多い。
07:05
クラーケンがシタデルから2億ドル調達し企業価値200億ドルに、IPO前に資金基盤強化か=報道
クラーケンがシタデル・セキュリティーズから2億ドルの戦略的投資を確保し企業価値200億ドルと評価された。9月の6億ドル調達に続きIPO前に資金基盤を強化している。
06:35
米通貨監督庁、銀行に「ガス代支払い用」の暗号資産保有を承認
米財務省通貨監督庁が国法銀行によるブロックチェーンネットワーク手数料支払いのための仮想通貨保有を正式承認した。トランプ政権下で仮想通貨に対する規制姿勢が転換している。
06:20
サイファーパンクが28億円相当のジーキャッシュを追加購入、保有量は総供給量の約1.43%に
ウィンクルボス兄弟率いるサイファーパンクが2万9869ZECを追加購入。保有総額は23万3644ZECとなり、総供給量の1.43%を保有している。
06:05
ビットコインの調整終了を予測、年末に向けた上昇がベースシナリオ=スタンダードチャータード銀
スタンダードチャータード銀行のアナリストが仮想通貨ビットコインの調整終了を予測した。複数の市場指標が極端な水準にリセットされ、年末に向けた上昇がベースシナリオだと話した。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧