はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

LINE NEXT、ドバイで「Mini Dapp Builder Meetup」開催へ TOKEN2049に合わせWeb3開発者コミュニティを拡大

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

「次の10億ユーザーへの拡大」をテーマに

LINE NEXTとKaia財団は4月30日(水)、アラブ首長国連邦・ドバイにて「Mini Dapp Builder Meetup: Building on LINE for the NEXT Billion」を開催することを発表した。

同イベントは大型暗号資産カンファレンス「TOKEN2049 Dubai」開催期間中に実施され、LINE上でのMini Dappの開発に関する最新情報や成功事例を共有する。わずか2ヶ月で6000万ユーザーを集めたというLINEのMini Dappプラットフォームの成長と可能性について、基調講演やQ&Aセッション、ネットワーキングの機会が提供される予定。

LINE NEXTは約2億人のユーザーベースを持つLINEメッセンジャーに、Kaiaブロックチェーンを組み合わせることで、アジア最大のWeb3エコシステムを構築中。

「Mini Dapp」がLINEメッセンジャー内で直接利用できる特徴を活かし、ユーザーがブロックチェーンの複雑さを意識せずWeb3を簡単に体験できる環境を提供している。

関連:LINEのDapp Portalとは?Web3アプリで遊んで稼げる新サービスを解説

イベント概要

LINE’s Mini Dappが世界的Web3カンファレンス「TOKEN2049 Dubai」のサイドイベントとして主催し、LINE NEXTとKaiaが共同でホストを務める。特に注目すべきは、LINEメッセンジャー上で動作するMini Dappの開発支援プログラム「Kaia Wave」の詳細が共有される点だ。

Mini Dapp開発者へのサポート強化

今回のミートアップでは、Mini Dappの開発者向けに技術サポートやマーケティング支援、資金調達の機会など、様々なリソースが提供される予定だ。特に、KaiaのブロックチェーンインフラストラクチャをLINEの巨大なユーザーベースと組み合わせることで、開発者は従来のWeb2アプリと同様の使いやすさを持ちながら、ブロックチェーンの利点を活かしたサービスを展開できる。

LINE NEXTの関係者は「このミートアップは、すでにMini Dappを開発中の方も、これから参入を検討している方も、LINE NEXTとKaiaのエコシステムを活用して次の10億ユーザーに到達する方法を探る絶好の機会になる」とコメントしている。

関連:LINE&カカオが支援する仮想通貨KAIAとは?特徴、買い方を徹底解説

国内カンファレンスへの参加

LINE NEXTは国内外の主要カンファレンスに積極的に参加し、Web3エコシステムの拡大を推進している。

昨年開催された「WebX 2024」では、LINE NEXTも展示ブースを出展。Kaiaブロックチェーンと共同でブースを運営し、Web3の普及を促進するための新しい戦略やdApp開発者を支援するプログラムを紹介した。

WebX2024の開催期間中には、スティーヴ・アオキが出演するオープニングパーティー「Fantasy Bullish Night with Steve Aoki」のNFTチケットを販売するなど、イベントを通じたWeb3体験の拡大にも力を入れた。さらに、ブース来場者向けにスティーヴ・アオキをテーマにした限定のコレクタブルNFTをエアドロップするイベントも実施し、多くの注目を集めた。

LINE NEXTは今年も引き続き、日本国内でのWeb3エコシステムの発展に貢献していく方針だ。

今年中に1,000プロジェクト展開を目標

LINE NEXTは2025年1月に「Mini Dapp」と「Dapp Portal」を正式にローンチし、『キャプテン翼』や『Cattea』など32本のDappを提供開始。2025年4月時点で64本のDappが提供されており、2025年末までに1000プロジェクトへ増加させるという目標を掲げている。今回のドバイでのミートアップでは開発者支援の取り組みが共有される見込み。

キム・ウソク氏は「独自トークンを作るWeb3開発会社」「ステーブルコインでリワードを提供する企業」「純粋なWeb2ゲーム開発会社」という3つのターゲット層に向け、KaiaチェーンとLINEメッセンジャーを組み合わせたエコシステム構築を支援。年内にはSDKで簡単に開発できる環境も整備予定だ。

収益モデルは「アイテム販売とNFT取引手数料」が中心で、「従来のトークン売上中心から、ユーザー課金型ビジネスモデルへ」の移行を促進している。

関連:LINE NEXT CSO「キム・ウソク」氏が語るWeb3大衆化戦略とは

イベントタイムライン

  • 14:00 – 14:30: 受付
  • 14:30 – 14:45: 「Kaia」基調講演
  • 14:45 – 15:00: 「LINE NEXT」基調講演
  • 15:00 – 15:15: 「GGI」基調講演
  • 15:15 – 15:30: Q&Aセッション
  • 15:30 – 18:00: ネットワーキングセッション

イベント参加ページ:https://lu.ma/xa2x7bbx

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/27 土曜日
14:00
ジーキャッシュのシールドプール供給シェアが23%で安定、プライバシー採用が定着
仮想通貨ジーキャッシュのシールドプール供給の市場シェアが2025年初頭の約8%から23%前後で安定している。プライバシー採用指標は依然として安定しておりプライバシー保護取引への持続的な関心を示している。
13:25
金融庁、仮想通貨ETFの導入に向けた税制改正──暗号資産取引の課税見直しと新たな可能性
金融庁が2026年度税制改正の資料を公開した。暗号資産取引を総合課税55%から申告分離課税20%へ変更することに加えて、ETF解禁や繰越控除などについても挙げられた。
11:10
KLab、ビットコインとゴールドを購入開始 「岐路に立つBTC」と分析
東証プライム上場のKLabが25日にビットコインとゴールドの購入を開始。AIを活用した市場分析レポートの不定期発刊も開始した。
10:05
ミームコイン市場は2025年に60%下落、「TRUMP」発行から始まった一年を振り返る
ミームコイン市場は2025年に60%下落した。トランプ氏による独自仮想通貨「TRUMP」発行や、ドージコインETF誕生など変化の激しかった一年を解説する。
09:10
イーサリアム、2026年の主要アップグレードで並列処理とプライバシー機能強化へ
仮想通貨イーサリアムが2026年に2つの大型アップグレードを計画している。Glamsterdamは並列処理とガスリミット拡大で性能向上を、Hegotaはプライバシー保護と検閲耐性の強化を目指す。
07:45
BNBチェーン、Fermiハードフォークを1月14日実施へ 
BNBチェーンが2026年1月14日にFermiハードフォークを実施する。ブロック間隔を750ミリ秒から450ミリ秒に短縮し、時間依存型アプリケーションへの対応を強化する予定だ。
07:00
プーチン大統領「米政府はザポリージャ原発でのマイニングに関心」
プーチン大統領は、ウクライナにあるザポリージャ原子力発電所で仮想通貨のマイニングを行うことに米政府が関心を持っていると述べたことがわかった。今後の和平交渉に注目が集まる。
06:35
米政府、1月末に再び閉鎖の可能性浮上 仮想通貨市場構造法案の審議に影響も
米政府が1月末に再び閉鎖される可能性が浮上した。再び発生すれば1月に審議入りが予定されている最重要な仮想通貨市場構造法案の議決がさらに延期されてしまう。
06:05
アーサー・ヘイズ氏がDeFiトークン買い増し、3億円以上のLDOとPENDLE
著名投資家アーサー・ヘイズ氏が185万ドルのLDOトークンと97.3万ドル相当PENDLEトークンを追加購入した。イーサリアムを売却して割安なDeFiトークンへの買い増しを加速。
05:50
バイナンス傘下トラストウォレットの10億円不正流出、CZ氏が全額補償を表明
バイナンス創設者のCZ氏が同社傘下のトラストウォレットのハッキング被害について10億円以上の全額補償を表明した。ブラウザ拡張機能の脆弱性が原因で、内部関係者の関与が疑われている。
12/26 金曜日
18:02
Aave、ブランド資産移管案を否決 DAOガバナンスの課題浮き彫りに
Aaveのブランド資産移管提案が26日のSnapshot投票で否決。反対55%、棄権41%、賛成わずか3.5%。CoW Swap手数料問題が発端となった所有権紛争は、DeFiガバナンスの構造的課題を浮き彫りに。
18:00
仮想通貨の税制改正大綱、押さえておくべき重要ポイントを専門家が徹底解説|Gtax寄稿
税制改正大綱で、暗号資産(仮想通貨)税制の大幅見直しが示されました。分離課税・3年間の繰越控除が導入される一方、対象となる「特定暗号資産」や取引形態には制限も。現物取引とデリバティブ取引の損益通算、ステーキング報酬の扱い、NFTの課税方式など、今後の制度設計を見据えて準備すべきことを公認会計士・税理士が詳しく解説します。
16:00
リトアニア、仮想通貨ライセンス義務化へ 申請低迷
リトアニア中央銀行が仮想通貨事業者にMiCAライセンス取得を義務化。2025年12月31日以降、無許可運営には罰金や最長4年の禁錮刑。370社以上が登録するも申請はわずか30社で全体の1割未満。同国はEU内でMiCAゲートウェイとしての地位確立を目指す。
15:05
仮想通貨投資への期待高まる、税制改正で約5割が投資拡大を検討=ビットバンク調査
ビットバンクが発表した2025年仮想通貨投資実態調査によると、2026年の市場期待として「税制改正」が34.3%で最多。税制が20%の申告分離課税に変更された場合、約5割が投資拡大意向を示した。知識不足が投資の障壁だが心理的ハードルは低下傾向。
14:01
ユニスワップ重大提案が圧倒的に可決 1億UNIバーンと手数料スイッチ起動へ
ユニスワップのUNIfication提案が賛成票1億2500万票超で可決。国庫から1億UNIをバーンし、プロトコル手数料を起動。取引量増加が供給減少に直結するデフレ型モデルへ転換。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧