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ビットコイン相場の注目材料 米財務省のBTC準備金評価と機関投資家の動き──K33分析

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

直近の注目材料とは

時価総額一位の仮想通貨ビットコイン(BTC)は先週約10%上昇し、5月5日に迫る米国財務省の戦略的ビットコイン準備金(SBR)評価の期限を前に、市場は重要な局面を迎えている。K33レポートによると、SBRに関する公式発表は少ないものの、公的議論と新展開が間もなく加速するとの見方が強まっているという。

関連:42000BTCのビットコイン保有予定、ソフトバンクら出資の「21キャピタル」が世界3位の保有規模で設立へ

また、上場企業の動きに関しては、ストラテジー(旧マイクロストラテジー)は210億ドル規模のATMプログラムをほぼ使い果たしており、木曜日の決算発表で新たなプログラムが明らかになる可能性が高い。これにより企業・機関投資家によるビットコイン購入の新たな波が再び注目を集める見込みだと予測。

さらに、テザーやソフトバンクが支援する新投資ビークル「21キャピタル」の立ち上げにより、大規模なビットコイン資金流入の基盤が整いつつあることも指摘した。

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一方、こうした強気の背景にもかかわらず、デリバティブ市場は依然として防衛的な姿勢を示している。活発なトレーダー間のCMEエクスポージャーは2024年8月以来の低水準に落ち込み、オフショアの永久先物トレーダーはマイナスの資金調達率を記録している。これは過去に大規模な相場上昇の前兆となった『躊躇のシグナル』だとK33は分析した。

ビットコインETF資金流入の急増とマイクロストラテジーの継続的なBTC蓄積と相まって、これらのテクニカル・構造的シグナルは説得力のある上昇の可能性を示唆している。K33レポートはこのコントラリアン(逆張り)的な市場状況に注目し、強気のシグナルとして捉えられている。

出典:Glassnode(100万ドル以上相当のビットコインを保有するウォレット数が4月7日から急激に増加)

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