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ブラックロックのイーサリアム現物ETF、史上3番目の速さでAUMが100億ドル到達

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨ETFの需要

ブルームバーグのETFシニアアナリストのエリック・バルチュナス氏は24日、ブラックロックが提供する暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)の現物ETF「ETHA」の運用資産残高(AUM)が、ETF史上3番目の速さで100億ドル(約1.5兆円)に到達したとXに投稿した。

バルチュナス氏が引用したグラフが以下の画像。2024年7月23日に上場したETHAのAUMが、ローンチから1年(251営業日)で100億ドルに到達したと指摘している。

出典:X

イーサリアムの価格は、2025年4月中旬ごろを境に上昇基調にある。背景には仮想通貨相場全体の勢い、企業購入の増加、米国のステーブルコイン規制「GENIUS法案」の法制化などに加え、ETFの資金フローの多さもあるとの見方は多い。

今回バルチュナス氏はETHAの驚異的な点として、AUMがわずか10営業日で50億ドルから100億ドルへと倍に増加したと指摘した。

「SoSoValue」のウェブサイトを見ると、23日時点のデータで、たしかにETHAのAUMは100億ドルを超えている。

なお、上記画像において最も速くAUMが100億ドルに到達している「IBIT」はブラックロックのビットコイン現物ETF。2番目の「FBTC」はフィデリティのビットコイン現物ETFである。

関連:史上最速で運用資産が700億ドル超え、ブラックロックのビットコイン現物ETF 前記録の5倍の速さ

ETFの市況

イーサリアム現物ETFの資金フローは純流入の日が継続している。以下の画像は「Coinglass」のグラフ。上場から24日までの日次の資金フローを表示しており、最近は過去と比較して最高水準の資金が流入していることが示されている。

出典:Coinglass

イーサリアム現物ETFで資金の純流入が過去最も多かったのは今月16日。この日の純流入額は約7.3億ドル(約1,070億円)だった。

仮想通貨市場ではよくあることだが、最近はビットコインからイーサリアムなどのアルトコインに投資マネーが循環しているとの指摘は多い。その証拠の1つとして、ビットコイン現物ETFの資金フローは21日から3日連続で純流出が続いた。

一方、現在はアルトコインの上昇も一服したとの見方が多く、市況によってはビットコインに再び投資マネーが循環する可能性があるとも指摘されている。

関連:活況を呈すアルトコイン市場が上昇一服、過熱感から一時調整局面に

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