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イーサリアム財団、企業・機関投資家向けサイト開設 プライバシー強化とDeFi優位性を強調

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

イーサリアムの企業採用促進へ

暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)の組織であるイーサリアム財団は29日、機関投資家や開発者、リーダー向けに新たなウェブサイトを立ち上げたことを発表した。

ウェブサイトを作成した目的は、イーサリアムを採用する企業向けに解説を行うことと新しい金融システムを構築するエコシステムを紹介すること。イーサリアムを活用しようとする企業向けに明確な情報を提供しようとしている。

このウェブサイトでは主に、イーサリアムブロックチェーンの強みやデータ、取り組みを紹介している。内容は、RWA(現実資産)・ステーブルコイン、DeFi(分散型金融)、プライバシーなどの項目に分類した。

RWAとは

「Real World Asset」の略。ブロックチェーン上でトークン化されるRWAには不動産、アート作品、トレーディングカード等の実物資産、株や債券等の有価証券などが含まれる。

例えば、最近のトレンドであるRWAとステーブルコインについては、発行・利用においてイーサリアムの市場シェアが高いことを記載している。RWAのトークン化については75%超、ステーブルコインの供給については60%超の市場シェアを持つことなどを説明した。

今回の発表を行ったXの投稿では、RWAについてはブラックロックやフランクリン・テンプルトン、セキュリタイズらがブロックチェーンのメリットを活用するためにイーサリアムを採用していることを紹介している。

また、ステーブルコインについてはテザー社、サークル社、ペイパルらがグローバル決済やオンチェーンの商取引で新たな時代を切り開いていると説明した。

関連:イーサリアム「フサカ」、テストネット最終段階に 12月実装に向けて

プライバシー強化について

他にも、L2ネットワークを活用して拡張性向上に取り組んでいること、DeFiに強みがあること、ステーキングやリステーキング(再ステーキング)が行えることなどを紹介し、企業や機関が重視するプライバシー強化に取り組んでいることも説明した。

イーサリアムブロックチェーン上では、オンチェーンの流動性にアクセスできるようにする一方で、カウンターパーティー(取引の相手)やデータなどを非公開にすることができると述べている。

具体的な取り組みとして紹介しているのは、プライバシー特化のL2の開発。他にも、ゼロ知識証明や完全準同型暗号(FHE)、高信頼実行環境(TEE)を活用しているとした。

なお、今回のウェブサイトを開発したのは財団の企業採用チーム。発表の最後では、企業採用チームとコミュニケーションがとれることも紹介した。

関連:SBI系ビットポイント、法人のイーサリアム活用支援を強化

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