
企業のイーサリアム活用を支援
暗号資産(仮想通貨)取引所BITPOINTを運営する株式会社ビットポイントジャパン(SBIグループ)は、2025年10月20日、株式会社Def consultingと提携し、イーサリアムトレジャリー事業の高度化を目指した支援を開始することを発表した。
ビットポイントジャパンは、以下の側面からDef consultingのイーサリアムトレジャリー事業を支援する:
- 専任トレーダーチームによる暗号資産の取得支援)
- 保有暗号資産の有効活用支援(ステーキングサービスや提携企業との連携を活用)
- 業界ネットワークを活用した事業領域の拡大支援(Def consultingの事業の高度化を後押し)
- 先進的な活用手法の共同開発(DeFiなど新たな活用手法の開発)
Def consultingは、東京証券取引所グロース市場に上場しているIT総合コンサルティングファーム。2025年よりデジタル資産を「次世代の重要な経営資源」と位置づけ、特にイーサリアムを中心としたデジタル資産のバランスシートへの組み込を開始した。
10月7日時点、Def consultingのイーサリアム保有量は、3,618.095514ETHであり、その取得総額は25億円。平均取得単価は69万971円だ。なお、10月17日には、SBI VCトレードと提携し、イーサリアムの取引・保管・運用に関する支援を開始していた。
ビットポイントは今回の提携を契機に、法人の財務領域における暗号資産活用支援を本格的に推進する。企業の財務(トレジャリー)領域におけるデジタル資産の重要性が増す中で、引き続き支援を強化し、法人顧客のニーズに応えていく方針だ。
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