ジーキャッシュ創設者も参加
米証券取引委員会(SEC)は12月5日、金融監視とプライバシーに関する円卓会議の議題とパネリストを発表した。同会議は米時間12月15日にワシントンのSEC本部で開催される。
SECの仮想通貨タスクフォース責任者であるヘスター・M・パース委員は声明で、新技術が金融監視措置を再調整する機会を提供すると述べた。会議では規制当局と一般市民がこれらの新ツールについて学ぶ場となる。
パネリストには、プライバシー重視の仮想通貨銘柄ジーキャッシュの創設者ゾーコ・ウィルコックス氏が含まれる。他にもアレオ・ネットワーク財団やデジタル・アセット、米国自由人権協会の専門家らが参加する予定だ。
会議は一般公開され、SEC公式サイトでライブ配信される。対面参加には事前登録が必要だが、オンライン視聴は登録不要で当日リンクが公開される。
SECは、円卓会議への招待が特定プロジェクトや関連組織への推薦を意味するものではないと明記し、特定の証券や発行体、サービスを推奨する立場にないと強調している。
ジーキャッシュに関しては、グレースケール・インベストメンツが11月末に、ZECを対象とした上場投資信託(ETF)の登録申請をSECに提出している。同社によると、プライバシー機能を持つ仮想通貨への需要が高まっており、ジーキャッシュはバランスの取れたポートフォリオへの重要な選択肢になるとしている。
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