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メタがメタバース予算を最大30%削減検討、VR・ホライゾン・ワールズが対象=報道

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

メタバース予算を大幅カット

ブルームバーグは12月4日、メタ・プラットフォームズがメタバース関連事業の予算を来年最大30%削減する検討を進めていると報じた。

削減対象には仮想世界プロダクトのメタ・ホライゾン・ワールズとクエストVRユニットが含まれる。削減規模が大きい場合、早ければ1月にも人員削減が実施される可能性があるという。

関係者によると、メタバース削減で節約された資金はリアリティ・ラボ部門内のAIグラスやウェアラブル機器など他の未来志向プロジェクトに振り向けられる予定だ。提案されたメタバース削減は、先月ハワイのマーク・ザッカーバーグCEOの邸宅で開催された一連の会議を含む2026年度の年次予算計画の一環となる。

ザッカーバーグCEOはメタ幹部に全社的に10%の削減を求めているが、メタバース部門にはより深い削減が要請された。これは、メタがかつて予想していたほどこの技術への需要が見られなかったためだという。提案された削減の大部分は、メタバース関連支出の大半を占めるVRグループに及ぶ見込みだ。

メタバース事業全体は同社の投資家から資源の浪費と見なされ、監視団体からは仮想世界で子供のプライバシーと安全が損なわれていると批判されてきた。この報道を受けてメタの株価はニューヨーク市場で最大5.7%上昇し、7月31日以来の日中最大の上昇幅を記録した。

メタバースの低迷

メタバース部門はリアリティ・ラボに属し、VRヘッドセットやARグラスなど長期的な投資に注力している。同部門は2021年初頭から700億ドル超の損失を計上してきた。ザッカーバーグCEOはホライゾン・ワールズへの期待を表明していたが、数年が経過しても普及は進まず、部門への財務的圧力が高まっている。

2021年、フェイスブックは利用者の安全とプライバシー問題で批判を浴びていた。ザッカーバーグCEOは人々がいつか仮想世界で働き遊ぶという確信のもと、会社全体をメタバースのアイデアを中心にリブランドし、社名をメタに変更した。当時は新型コロナウイルスによる世界的閉鎖を背景に、メタバースは次世代インターネットとして注目を集め、業界全体で投資ブームが起きていた。

しかし、ブームは一時的なものに留まり、メタバースへの期待は実現せず、ザッカーバーグCEOは公の場や決算説明会でメタバースについて言及することをほぼやめている。同氏は過去1年間、AIチャットボットなどの生成AI製品を支える大規模AIモデルと、それらを支援する消費者向けハードウェアの開発に注力を移してきた。

メタは依然として消費者向けハードウェアの開発に取り組んでおり、最近アップルのトップデザイン責任者を採用した。同社のAI搭載レイバン・スマートグラスは製造パートナーのエシロールルックスオティカの売上を押し上げており、投資家にとってメタバースプロジェクトよりも早く収益を生み出せる可能性のある明確な商業的製品となっている。

一方、仮想通貨市場でもメタバースセクターへの熱意は消失している。このカテゴリー最大のトークンであるレンダー(RNDR)の時価総額は10億ドルを下回り、時価総額上位100の仮想通貨にメタバース関連銘柄はランクインしていない。サンドボックスやディセントラランドなど、かつてメタバースのリーダーとされていたトークンも過去最安値付近で取引されている。

出典:CoinGecko

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